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病気の子どもを預かる病児保育室は
働く子育て世代の強い味方

スマイルこどもクリニック

(門真市/大和田駅)

最終更新日:2021/10/12

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「昨日あんなに元気だったのに、朝起きるとつらそう。仕事が休めない、どうしよう」。子どもの体調不良は働くママにとって、頭の痛い問題だ。そんな時に力になってくれるのが、子どもが病気の時に一時預かりができる病児保育室である。門真市「スマイルこどもクリニック」に併設された、病児保育室「すまいるーむ」は、「子どもが病気になった時も困らない、育児と仕事が両立できる環境をつくっていきたい」という想いをこめて、2020年10月にオープン。共働き家庭が増える中で利用ニーズは高まっており、子育て世代の大きな安心につながっている。子どもの健康を守るとともに、親の気持ちに寄り添って子育てを応援する副島和彦院長に、病児保育室の内容や利用条件について詳しく聞いた。

(取材日2020年2月16日)

小児科と連携し急な容体の変化にも医師・看護師が対応。保育士が見守ることでママの安心につなげる

Q病児保育室とはどのような施設ですか?
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▲2020年10月オープンの「すまいるーむ」

病児保育室とは、子どもが病気で保育園や幼稚園、小学校に通えず、また保護者が仕事を休めない、祖父母などサポートしてくれる人が近くにいないといった理由で家庭での保育ができない場合に、子どもをお預かりする施設です。風邪や発熱などの症状だけでなく、骨折をして集団保育をさせるのが難しいような場合も、保護者に代わって保育士・看護師が、子どもの体調や様子を見守りながらお世話をします。利用時間は9時から17時までが一般的ですが、「もう少し早い時間から預けられて、お迎え時間も遅くしてほしい」といったお母さんの声に応え、病児保育室「すまいるーむ」では、朝8時半から夕方18時まで預けられるよう時間を延長しました。

Q病児保育室の開設に至った経緯について教えてください。
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▲大和田駅からすぐの立地で利用しやすい

子どもが病気になったときは、家庭で療養してもらうのが望ましいのですが、どうしてもお仕事を休めない職種の方、家庭でお世話ができない事情がある方もいらっしゃいます。この近くには他の場所に病児保育室があったのですが、そこが閉設してしまって困っている方がいると知り、2020年10月末に病児保育をスタートさせることにしました。育児と仕事を両立しやすい社会環境をつくっていくためにも、子どもとお母さんに身近な存在である小児科が手を挙げるべきだと思ったんです。利用者の多くは門真市、守口市にお住まいの近隣の方ですが、京阪電鉄大和田駅からすぐの場所なので、少し遠方から電車通勤されている方にも利用いただいています。

Q病児保育室の予約や利用条件について教えてください。
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▲共働き家庭でも、楽しく・負担少なく育児ができるよう応援

対象年齢は生後6ヵ月から小学校6年生までです。風邪やインフルエンザ、水ぼうそう、おたふく風邪などの感染症、喘息などの慢性疾患のほか、骨折などの外傷性疾患もお預かりできます。病児保育を利用するには、事前登録が必要です。登録は当日でも行えますが、受付時に時間がかかるため事前に行っておくのがスムーズです。予約は電話であれば前日13時半から17時、インターネットであれば前日13時半から当日8時まで、当日予約は電話のみとなります。お子さんの状態を確認するため、入室前に医師による診察を行います。症状が重度ですぐに入院が必要だと判断した場合や、病態の悪化が見られるような場合はお預かりできないこともあります。

Q利用に必要なもの、病児保育室での過ごし方をお聞かせください。
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▲施設内は感染症対策なども徹底されている

病状連絡票のほか、保険証、母子健康手帳、お薬手帳、常備薬、着替え、ビニール袋など。哺乳瓶やタオルはレンタルすることもできます。食事とおやつは、こちらで簡単なものを用意することもできますが、なるべく持ってきてもらうようにしています。病児保育室はゆったり過ごせるスペースを確保してあり、2部屋に区分けして1つを隔離部屋として使用することもできます。子どもが安全に過ごせるよう床にはやわらかいマットを敷いてあり、寝転ぶと空模様の天井が広がっています。お子さんが退屈しないように、様子を見ながら無理のない範囲で保育士と遊んだり、宿題や工作を楽しんだりして過ごし、保護者のお迎えを待ちます。

Q保育のスタッフさんや独自の取り組みについて教えてください。
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▲スタッフ全員が同じ目線で温かく見守る

定員は1日6人で、保育士2人、看護師1人がお世話します。当室の保育士は病児保育の経験が豊富なベテランで、いつもと違う環境でもお子さんが安心して過ごせるよう温かく見守ってくれます。クリニックに飾ってある工作も保育士が手作りしたもので、子どもとお母さんに人気です。保育中は看護師がついているので体調の変化に気づきやすく、またお昼に一度、医師が診察を行って病状を確認します。小児科が併設しているという点で、お子さんの病態が急変した際はすぐに駆けつけ、迅速な対応ができることが大きなメリットといえます。これまで休診日の木曜はお休みでしたが、2021年中には平日は毎日利用できるように考えています。

ドクターからのメッセージ

副島 和彦院長

診療の際に、「あまり食べてくれない」「寝てくれない」など、育児の困り事を相談されることは少なくありません。子どもを病気から守るだけでなく、ご両親が安心して育児ができるようにアドバイスしていくことも、地域に根づいて診療する小児科医師の役目だと感じています。病児保育室の開設では、お母さんたちから「ここができたおかげで助かっています」といった声をたくさんいただいています。今後は、子どもが保育園で熱を出したら早退して迎えに行かないといけないという悩みを、解消できる方法がないか考えていきたいと思っています。心置きなく仕事が頑張れて、楽しく育児ができる環境づくりのため、いろいろ知恵を絞っていきたいですね。

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