小児歯科の専門家が行う
成長を見据えた口腔機能の育成と歯列矯正
ファミーユこども歯科
(横浜市都筑区/センター南駅)
最終更新日:2026/09/29
- 自由診療
歯並びは見た目だけの問題ではない。噛み合わせや顎の発育、口腔の機能にも関わり、将来の口腔環境に大きな影響を与えるため、子どものうちから適切に管理することが重要とされている。「ファミーユこども歯科」の浅川麻美院長は、日本小児歯科学会認定の小児歯科専門医として、多くの子どもの成長を長年にわたり見守ってきた。歯並びだけでなく、口腔や舌、顎顔面の機能にも着目し、口腔筋機能トレーニングやマウスピース型装置、床装置を用いた矯正を取り入れていることが特徴である。一方で、「矯正はいつ始めれば良いのか」「乳歯のうちから相談したほうが良いのか」と悩む保護者は少なくない。そこで今回は、小児専門歯科医院で行う小児矯正について、その考え方や治療の進め方、保護者が知っておきたいポイントを詳しく聞いた。
(取材日2026年6月18日)
目次
歯並びと口腔機能を総合的に診る。小児専門歯科クリニックが考える小児矯正
- Q子どもの歯並びは、いつ頃から相談すればよいでしょうか?
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A
▲小児歯科専門医による矯正が受けられる
小児矯正は、成長に合わせて早い段階から取り組むことで、大人になってからの矯正が不要になることや、矯正を行う場合も大がかりな処置を回避することが期待できます。小児矯正には、乳歯が抜けるまでに歯が並ぶための土台づくりとして行う「1期矯正」と、永久歯が生えそろった後に歯列にアプローチする「2期矯正」があり、お子さまによっては1期矯正だけで完了する場合もあります。また最近では歯並びだけでなく、口腔機能にも注目が集まっています。しっかり噛めるか、舌の位置は適切か、お口が開いたままになっていないかなども歯列に影響するため、乳歯の時から定期検診を受け、お口の状態や機能を確認していただきたいと思います。
- Q口腔筋機能療法は歯並びにどのような影響がありますか?
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A
▲診察室は明るくかわいらしいデザイン
矯正で歯並びを整えても、お口の機能が十分に発達していなければ、その状態を維持することは難しく、後戻りの原因になることがあります。そのため当院では、歯並びだけでなく、舌や唇、頬の筋肉の使い方を改善するための口腔筋機能療法にも力を入れています。お口の機能と歯並びは互いに影響し合うため、どちらか一方ではなく、両方を整えていくことが理想的だと考えています。トレーニング内容はお子さま一人ひとりのお口の状態や癖に合わせてご提案し、ご家庭でも継続して取り組んでいただきます。変化は緩やかですが、毎日の積み重ねが大切ですので、ご家族にもご協力いただきながら、無理なく習慣化できるようサポートしています。
- Q小児矯正には、どのような選択肢がありますか?
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A
▲一人ひとりに適した矯正法を提案する
矯正法にはさまざまな種類があり、歯の表面にブラケットを装着するワイヤー矯正のほか、マウスピース型装置を用いた矯正や、取り外しできる床装置を使用する方法などがあります。また、必要に応じてお口の機能を整えるトレーニングを併用することもあります。当院では、マウスピース型装置を用いた矯正や床矯正、ワイヤー矯正などの選択肢をご用意し、お子さまの年齢や歯並びの状態、顎の成長段階、生活スタイルに適した矯正法をご提案しています。それぞれの方法には特徴や適応があり、向いている時期や症例も異なりますので、一人ひとりのお口の状態をしっかり確認した上で、無理なく継続できる方法を選択しながら矯正を進めています。
- Q小児矯正はどのような流れで進められるのでしょうか?
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A
▲患者の希望を取り入れながら矯正計画を立てていく
まずはご相談いただき、気になっていることやご希望をお伺いした上で、矯正についてご説明します。矯正をご希望される場合は、エックス線写真や口腔内写真の撮影、歯型の採取を行い、お口の状態や顎の成長の様子、歯が並ぶスペースなどを詳しく分析した上で矯正計画を立てます。マウスピース型装置を用いた矯正は、進め方自体は大人の場合も子どもの場合も大きく変わりませんが、矯正の目的に違いがあります。大人の矯正が歯並び全体をきれいに整えることをめざすのに対し、小児の矯正は成長を見据えながら、その時期に改善すべき点を明確にし、成長段階に応じた目標を設定して段階的に調整を図ることが大きな特徴だと考えています。
- Q小児歯科専門医ならではの強みについて教えてください。
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A
▲大学病院で長年小児歯科で研鑽を積んできた浅川院長
小児歯科では、治療技術だけでなく、お子さまに恐怖心を与えないための対応も大切です。私たちは、診療室の雰囲気づくりや声のかけ方、年齢や性格に応じた接し方などについても専門的なトレーニングを受けています。また、定期検診を通じて継続的にお口の状態を見ていると、歯並びやお口の機能の変化、生活習慣による癖にも気づきやすくなります。成長の過程で現れる変化を早い段階で発見し、対応できることは、小児矯正においても大きなメリットです。歯並びやお口の機能で気になることがあれば、ご相談ください。強い恐怖心があるお子さまや早急な治療が必要な場合には、全身麻酔下での治療が可能な医療機関をご紹介することもできます。
自由診療費用の目安
自由診療とは【小児矯正】ワイヤー矯正/(混合歯列期)44万円、(永久歯列期)77万円、マウスピース型装置を用いた矯正/44万円、床矯正/38万5000円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

