全国のドクター8,977人の想いを取材
クリニック・病院 160,767件の情報を掲載(2021年9月25日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市都筑区
  4. センター南駅
  5. ファミーユこども歯科
  6. 浅川 麻美 院長

浅川 麻美 院長の独自取材記事

ファミーユこども歯科

(横浜市都筑区/センター南駅)

最終更新日:2020/08/27

193845 %e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%9f%e3%83%bc%e3%83%a6%e3%81%93%e3%81%a9%e3%82%82%e6%ad%af%e7%a7%91

センター南駅から徒歩2分の場所に、2019年11月に開院した「ファミーユこども歯科」は、子どもの虫歯の予防や治療にとどまらず、口腔機能の適切な発達への支援も重視。これは大学病院や小児歯科専門の歯科医院などで経験を積んだ浅川麻美院長の考えによるもの。「成長に伴う口腔機能の獲得には個人差があります。インターネットなどから得られる情報よりも、お子さんの成長ペースに合った離乳食で口腔機能の発達をサポートしていきましょう」と浅川院長はアドバイスする。歯が生える前から相談してほしいと語る浅川院長に、同院の小児歯科に対する考え、診療の特色などを聞いた。
(取材日2019年12月27日)

子どもの未来のために口腔機能の適切な発達を支援

こちらを開院されるまでの経緯をお聞かせください。

1

私は大学卒業後に大学病院で15年ほど小児歯科の診療に従事し、日本小児歯科学会小児歯科専門医として大学病院に入院中のお子さんのほか、障害があるお子さんや口腔内の状況が悪化した症例などを診てきました。その後は小児歯科専門の歯科医院などで診療し、約20年の臨床経験を通じて「こんな小児歯科があれば……」という自分なりの理想が明確になり、その実現をめざして開院したんです。院名の「ファミーユ」はフランス語で「家族」の意味。ご家族と一緒にお子さんのお口の健康を守りたいとの思いと、ご希望があればお子さんだけでなく親御さんの定期検診や虫歯治療も行って、ご家族に頼られる「かかりつけ」になりたいとの考えから名づけました。当院の最寄りとなるセンター南駅の周辺をはじめ、港北ニュータウンはファミリー層も多く住まわれているので、そうしたご家族のお口の健康をお手伝いできればと思います。

どのような小児歯科を目標とされていますか?

小児歯科は虫歯の治療など悪くなってから受診する、あるいは虫歯予防のために受診するといったイメージだと思いますが、当院ではお子さんに合った離乳食の進め方、正しい食べ方の習得などを通じて、お口のさまざまな機能の発育支援も小児歯科の役割と考えています。子どもの頃に培った口腔機能、例えば噛む、飲み込む、話すなどは、全身の健康や健康的な社会生活の基本となるもので、お子さんは毎日の食事や生活の中で順次獲得していきます。しかし歯が生えたり食事ができたりする時期はお子さんごとに異なり、口腔機能を獲得するタイミングにも個人差があります。それなのに、ネット情報などに書かれた一般的な発達の情報に合わせて離乳食を進めていくと、口腔機能が十分に獲得されないままで成長する可能性もあるので、注意が必要です。お子さんに合った成長と口腔機能の獲得について、小児歯科で十分に相談いただくようお勧めします。

小児歯科は何歳くらいから受診すればよいでしょうか?

2

理想的には歯が生える前や生え始めた頃から、かかりつけの小児歯科を見つけて定期的に受診していただくことでしょう。本来の小児歯科は、そうした時期から離乳食や食べ方などの相談もしていただけるところなんです。特にお子さんは食事内容や生活習慣によるお口の健康への影響が大きく、虫歯ができる原因が食習慣というケースも珍しくありません。虫歯菌が増えやすい時期を知り、食事内容やおやつを食べるタイミングを工夫すれば、虫歯になるリスクが低い口腔環境を保った状態のまま大人へと成長していくことも可能になりますので、早いうちから小児歯科を受診していただくことは重要です。

検査データをもとに効果的な虫歯対策をアドバイス

初診時の流れなどを教えてください。

3

親御さんにご記入いただいた問診票をもとに、お子さんや親御さんに「今回の受診目的」「現在困っていること」などを中心に話を伺い、お子さんの口腔内の状況を診て、指しゃぶりなど癖の痕跡がないかも確認します。また虫歯から噛み合わせのずれまで、お口のトラブルは食事内容や生活習慣が影響しているケースも多いため、お子さんを含めご家族全体の生活についても伺っていきます。それから必要に応じてエックス線検査を行い、ご希望があれば唾液検査によって歯や歯ぐきの健康状態、お口の中の清潔さなどを調べていきます。その上で問題点が明らかになり、治療が必要ならカウンセリングルームも活用して説明し、納得していただいた後に治療に入ります。ただ、できれば何か症状が出てからの受診ではなく、定期的に検診を受けていただくのが理想的ですが。

唾液検査ではどのようなことがわかりますか?

保険診療ではなく自由診療になりますが、唾液から歯の健康、歯ぐきの健康、お口の中の清潔さに関わる6項目を評価し、虫歯菌が多いか少ないか、口腔内の環境が乱れやすいかどうか、虫歯になりやすいかなりにくいかなど、細かくチェックします。これらにより、歯磨きなど一般的な口腔ケアを行った上で、特に重視するポイント、例えば食生活に気をつける、フッ素塗布を行うなどがわかるため、効果的にケアを行うのに役立てています。お子さんの成長によって生活が変化すれば口腔内の環境も変わってくるため、定期的に検査を行って状況を把握されるといいでしょう。またこれとは別に、当院では歯科医師や歯科衛生士が診た口腔内の状況、それに応じたケアのやり方などをプリントにまとめて、診療後に親御さんにお渡ししています。ご自宅での口腔ケアの参考にしていただければと思います。

子どもの定期検診はなぜ重要なのですか?

4

お子さんは、成長の途中で目には見えないトラブルが起きていることがあります。例えば奥歯のわずかな噛み合わせのずれなどはご家庭で気づくのは難しく、成長するにつれてそれが大きなずれになり、気づいたときには時間と費用をかけた治療が必要な状態ということも。原因は歯の生え替わりがうまくいかなかった、日常の姿勢や寝る向きなどが影響していたなどさまざまですが、こうした気づきにくいトラブルも定期検診を受けていれば早期発見が期待でき、あまり手がかからないうちに対処することも可能になります。お子さんの成長変化は早いので、できれば3ヵ月に1回くらいは定期検診に来ていただくのがお勧めです。

些細なことと思わず、子育ての悩みは気軽に相談を

先生が歯科医師をめざされたきっかけは何でしたか?

5

子どもの頃によく医療機関に通っていたせいか自然と医療の仕事に興味を持ち、また人と接することが好きだったので、多くの患者さんを診られる歯科医師をめざしました。大学卒業後は母校の大学病院で診療を続けていたところ、岩手医科大学の小児歯科学講座の先生から声をかけていただき、同大学で10年近く小児歯科の臨床・教育・研究に携わりました。その後、東京に戻って小児歯科専門の歯科医院、一般歯科医院の小児担当などを経て当院を開院しました。小児歯科は、虫歯など悪くなった歯を治療するだけでなく、お子さんのお口の発達を親御さんと一緒に見守っていける点に惹かれたんです。例えば噛み合わせのずれなども早いうちに見つけて対処し、歯の生え替わりや顎の発達を上手に利用すれば、大がかりな治療なしでもきれいな歯並びをめざすことも可能です。そうやって健康な口腔環境の基礎をつくるお手伝いができることが、小児歯科の大きな魅力ですね。

そのほかクリニックの強みや特色を教えてください。

当院では小児矯正も行っており、治療が必要な不正咬合の症例から、審美面で気になる点を矯正したいといったご希望まで幅広く対応し、お子さんの症状やご希望をもとに治療法をご提案しています。成長期にはマウスピース型装置によって、抜歯せずに歯並びを整える矯正が利用できるケースもありますが、これは症状や年齢によって向き不向きも考えられるため、早めにご相談ください。また大学病院での経験を生かして、今後は障害のあるお子さんも診ていけたらと考えています。

最後に地域の方にメッセージをお願いします。

6

お子さんの歯の悩みといっても、ご本人は歯が痛いなどの具体的な症状が出るまで、あまり困ったとは思わないでしょう。一方、親御さんはお子さんの歯の成長や離乳食の進み具合が遅いのではないかなど、さまざまなご不安やお悩みを抱えておられます。歯科医師として、また子育て中の先輩ママとして、近隣にお住まいの親御さんのご不安やお悩みを解消するお手伝いをして、歯科の面から地域の子育てを支援したいと考えています。お子さんが成長するにつれ、歯並びや食べ方の問題など常に新たな心配事が出てきます。「些細な悩みだから」と我慢したり軽視したりせず、当院にお気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/35万円~、唾液検査/1回3000円~

Access