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西城 由之 院長の独自取材記事

こまごめ内科・循環器内科クリニック

(北区/駒込駅)

最終更新日:2021/06/23

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駒込駅から徒歩5分の場所にある「こまごめ内科・循環器内科クリニック」。院内は奥行きのある構造で、待合スペースは受付前のほか診察室前にも設けられ、全体的にゆったりとした空間となっている。院長の西城由之(さいき・よしゆき)先生は、母校である日本医科大学付属病院の循環器科の外来診察を続けながら、この地で生活習慣病や風邪、腹痛など身近な病気や症状全般に対応。日本循環器学会循環器専門医の西城先生のもとには、インターネットで検索して訪れる患者も増えているようだ。昨年からは糖尿病・内分泌専門の外来も新設し、さらに診療の幅を広げている。「循環器や呼吸器など検査に必要な機器はほぼそろえているため、気になる症状があれば気軽にかかってほしい」という西城先生に同院の診療について聞いた。
(取材日2021年5月27日)

地元以外から診察・検査に訪れる患者も増加

まずはクリニックの特徴から伺います。

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開院から今年3年目を迎えたクリニックです。この地に開院した理由は、医療連携を図る目的から、以前勤めていた日本医科大学付属病院から比較的近い場所であることでした。同病院には今も週1回通って循環器科の外来診察を担当しています。現在の患者層では胸痛や動悸、息切れを気にして検査を受けられる方が増えてきています。年齢では20~40代と若い方が多く、インターネットで調べて当院のことを知る方が約8割。所在地の北区以外にも、足立区や墨田区などからも来院されているのは、わざわざ病院まで行かなくても精度の高さにこだわった検査・診断がここで受けられることが知られてきたからなのかなと思っていますね。

主訴で多いのも循環器系の病気ですか?

循環器に専門性を持っていることが特徴の一つですから、実際、循環器系の疾患も多いです。その一方で、私は日本内科学会の総合内科専門医でもありますから、地域のかかりつけ医として風邪やインフルエンザ、喘息などの呼吸器疾患、腹痛、嘔吐、吐き気などの消化器疾患、そして力を入れている高血圧や高脂質症、糖尿病などの生活習慣病まで幅広く診察しています。それらの改善をめざすことが当院のミッションですね。循環器系疾患で検索される方の多くは、高血圧や不整脈、狭心症などの方です。会社の健診で心音に雑音があると言われ、心配になったという方や、高脂血症や高血圧など血管の異常を伝えられた方も、一度循環器の専門性を持つ医師の検査を受けたいと来院されています。

検査による精密な診断に力を入れているということですね。

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ええ、会社の健診で生活習慣病を指摘されても、「たいしたことないだろう」と放置したままの方もいますからね。しかし一定の年齢となったら、ある日突然、それが原因で大動脈瘤乖離など重大な病気を引き起こすこともありますので、異常が見つかったらちゃんと精密な検査を行って、生活習慣も改めるようにしてほしいですね。20、30代の若い方でも特殊な原因があって二次性高血圧となることがあります。例えば原発性アルドステロン症などが疑われる場合には負荷試験を行い、機能に問題がないかを当院で確認できますので、わざわざ大きな病院に行かなくても済みます。その上で治療が必要となれば日本医科大学付属病院など高次医療機関を紹介します。しかし、それ以前の話としては、そんな状況にならないよう早めに検査して治療を開始することが大切です。

院内で精度を重視した検査ができる体制に

医療連携先で先生が治療を担当することもあると聞きました。

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循環器系の治療で日本医科大学付属病院を紹介した場合には、前の職場ですし、今も毎週外来診察のため通っているので、スタッフとのコミュニケーションは十分に取れています。また血管内カテーテル治療は前職で数多く臨床経験を持っていますので、紹介した患者さんの治療を私が担当することもあります。少なくとも治療には立ち会いますので、その点、患者さんも安心されるのではと思いますね。

検査機器も充実されていると感じます。

小型のホルター型心電図測定器や血管の硬さや詰まりを検査する血圧脈波検査装置、ヘモグロビンA1cも約5分で測定可能な血液検査装置なども備えています。さらに、開院後に喘息の患者さんが多かったことから、スパイロメーター(肺機能検査装置)も導入しました。病院に行って検査を受けなくても、当院内で精度を伴った多様な検査ができるということです。ただCTやMRIはないため、それらは提携先の検査施設で撮影してもらい、後日、当院でその画像をモニターに映しながら私が状態を説明しています。もう一つ、オンライン診療システムも導入していますが、原則としては、一度当院で検査を受けられて、状態が安定している方を優先して診療したいと考えています。

昨年4月から糖尿病・内分泌専門の外来診療も始められましたが、その理由は?

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地域のかかりつけ医として幅広く診ていく中で、ある程度専門性も持たせることで検査と治療がここでできることは患者さんのメリットになるとの考えからです。例えば糖尿病もホルモンが関係する病気ですし、特殊な脂質異常やインスリン導入が必要な方、内服薬だけではコントロールが難しい方なら、やはり内分泌科に専門性を持つ医師が診たほうがいいだろうということです。糖尿病・内分泌専門の外来を担当する長尾元嗣先生は私の大学時代の同級生でして、日本医科大学病院の医長も務めていますので、原発性脂質異常症、バセドウ病、橋本病などの治療も当院でできることは患者さんの利益にもつながると思って始めました。なお、糖尿病・内分泌科の外来は毎月第4金曜日の午前中です。

スタッフについても伺います。

受付は常時2、3人がいるよう運営していまして、看護師と臨床検査技師は常勤が1人ずつ働いてくれています。処置室では看護師が採血などを行い、検査機器は臨床検査技師が扱う体制です。当院は検査に力を入れているので、常勤の臨床検査技師がいてくれることで大いに助かっていますよ。

患者とのコミュニケーションを大切にしたい

新型コロナウイルス感染症への対応を機に院内動線も変えられたそうですね。

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発熱の症状がある方にはカーテンで仕切った隔離スペースに入ってもらい、私がそこまで行って診察しています。また、診察時間帯も分けています。新型コロナウイルスが落ち着いた後に、インフルエンザが流行する冬季も同じような体制を取る予定です。また昨年は、働く方からPCR検査をしてほしいというリクエストも結構多かったですね。PCR検査は自由診療にはなりますが、陰性とわかれば安心して出張などにも行けるでしょうし、積極的に対応しています。

先生が日々の診療で大切にされていることは何でしょう?

患者さん一人ひとりに向き合って、しっかりとお悩みを聞き取ることです。モニターばかり見て患者さんとあまり話をしないでいては、診断や治療に必要となる大切な情報は聞き出せないと思うからです。不安を抱えて来院される方に、頼れる存在、信頼できると思ってもらえることは治療する上でも重要なポイントですから、意識して患者さんとコミュニケーションを取るようにしていますよ。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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地元の医師会にも加入しているので北区区民の健康診断も行っています。たとえ健診で異常を指摘されなくても、胸痛や動悸が気になるという方には、一度当院で精密な検査を受けてみられてはと思います。実際、心電図などは循環器に専門性を持っている医師が診ることで、特殊な病気が見つかるケースも結構あるのです。そこで改めて問診してみると、「実は歩いていると息苦しい」ということがわかることも。地域のかかりつけ医は、見逃しのない診察が最も大切ですから、その点にはいつも神経を張り詰めて診ています。不安なことがあれば何でも相談していただければと思いますね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

※新型コロナウイルスのPCR検査料/3万円(陰性証明書発行料を含む)

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