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西城 由之 院長の独自取材記事

こまごめ内科・循環器内科クリニック

(北区/駒込駅)

最終更新日:2020/04/01

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駒込駅東口より徒歩5分、谷田川通り沿いのビルにある「こまごめ内科・循環器内科クリニック」。院内はシンプルな落ち着いた雰囲気で、ゆったりとした空間となっている。院長の西城由之(さいき・よしゆき)先生は日本医科大学を卒業後、大学病院などで循環器内科の医師として経験を積み、大学院では狭心症や心筋梗塞といった動脈硬化性疾患の原因ともなる生活習慣病に関する臨床研究も行ってきた。その経験を生かし、かかりつけ医として地域住民の健康をサポートしていきたいと、2019年に開院。「少しでも気になることがあれば、気軽に相談してほしいですね。人と話すことは、まったく苦にならないので」と、笑顔で明るく話す。そんな西城院長に、開院にかける思いから将来の展望まで、幅広く話を聞いた。
(取材日2019年12月16日)

循環器内科から生活習慣病、一般内科まで幅広く診療

この場所に開院した理由をお聞かせください。

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僕は母校である日本医科大学の付属病院での勤務が長かったので、開院するなら連携がとりやすい場所が条件でした。僕が患者さんを大学病院に紹介することもありますし、その逆もありますからね。できれば駅から近くて、ある程度の広さがある物件を探していたところ、巡りあったのがここでした。もともと内科クリニックだったのですが、閉院することになりオーナーが借り手を探しているというのです。タイミングもよかったし、僕が大学病院で診ていた患者さんの多くが、この周辺に住んでいたこともあり、さまざまな条件がマッチしたので、ここに決めました。開院にあたっては、レイアウトも内装もすべて作り直し、新しいクリニックとしてオープンしました。大学病院からの患者さんも多いので、違和感がないよう、大学病院のイメージに近い明るくて開放的な雰囲気にしたつもりです。

クリニックの特徴を教えていただけますか。

血液検査、超音波検査、24時間の心電図検査、血圧脈波検査など、大学病院と同程度の検査ができる設備を整えました。健康面で気になることがあるけれど、大きな病院で検査を受けることを迷っているなら、まずはこちらで検査を受けていただきたいからです。CT、MRIが必要となれば、連携している近隣の医療機関で検査を受けていただきます。検査や診察の結果、さらに詳しい検査や入院が必要な場合、あるいは緊急性が高い場合は、連携している日本医科大学付属病院など、高次医療機関に速やかにご紹介します。地域のクリニックとして初期診療に対応し、そういった振り分けをすることが、開業医としての役割だと思っています。

どういった方に来てほしいとお考えですか?

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地域のかかりつけ医をめざしていますので、近隣にお住まいの皆さんに気軽に来ていただきたいですね。僕は総合内科の医師として、一般内科の診療もしてきました。ですから循環器以外にも、風邪、インフルエンザなどの呼吸器疾患、腹痛、下痢、嘔吐・吐き気などの消化器疾患、また生活習慣病の管理など、幅広く対応します。大学病院では循環器内科の医師として診察していたので、狭心症や心筋梗塞、不整脈、高血圧症といった心臓や血管に関連した病気はもちろん、動悸や息切れ、胸の痛みといった症状でお困りの方は、ご相談ください。

診療では会話を重視し、治療だけでなく予防にも注力

先生は循環器内科を専門とされていますが、それはなぜですか?

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僕が医師になったのは、父の影響が大きいんです。父は消化器内科の医師だったので、子どもの頃から、なんとなく「内科のお医者さんになるのかな」と思ってはいました。循環器内科を選んだのは、心臓という生命に直接関わる臓器と全身をつないでいる血管を専門にしているからです。診療の範囲も広いですし、やりがいがあると感じました。狭心症、心筋梗塞といった病気は、1回なってしまうと心臓の機能が落ちることが多いのです。そうなると日常生活が制約され、QOL(生活の質)も落ちてしまいます。そういった患者さんをたくさん診療するうちに、「治療だけでなく、予防することこそが患者さんのためになる」と考えるようになりました。狭心症、心筋梗塞などは動脈硬化性疾患と呼ばれるものですが、その原因の一つとなるのは糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病です。そこで、大学院で生活習慣病に関する臨床研究もしました。

幅広く診療をされていますが、特に力を入れていることや得意な領域はありますか?

大学病院などで狭心症、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患に対するカテーテル治療を多く経験してきました。ですから、そういった病気をした方の治療後のフォローに加えて、大学院での研究を生かし、糖尿病、高血圧、脂質異常症など生活習慣病の管理にも力を入れたいと思っています。例えば血圧が高いからといって、いきなり大学病院に来る人は、そんなに多くはありません。そういった方を最初にキャッチするのは多くの場合、地域の開業医だと思うんですよ。それも、僕が開院を考えた理由の一つなので、生活習慣病の管理をすることで、大きな病気の予防につなげたいと考えています。

日々の診療で心がけていることを教えてください。

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患者さんとのコミュニケーションを大切にしています。当たり前のことですけれどね(笑)。例えば、カルテは診療を終えて、患者さんが診察室を出て行ってから記入するようにしています。今は電子カルテになっていて、パソコンに向かって診療をするケースが多いですよね。患者さんの話をきちんと聞いていても、パソコンに向かっていると「無視された」と感じる方も少なくありません。紙のカルテだった時代は、そんなふうに感じることはなかったようですが。ですから診察しているときは、できるだけパソコンの画面を見ないようにしているのです。病院に来る方は、少なからず不安を抱えているはずです。その不安を少しでも取り除き、信頼していただくためにも、患者さんと向き合って会話をする。それが非常に重要だと考えています。もともと人と話すのが好きという性分でもあるのですけれどね(笑)。

地域のかかりつけ医として、気軽に相談してほしい

今後取り組みたいことなど、将来の展望はありますか?

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2020年の4月から、オンライン診療を始める予定です。生活習慣病の管理のために定期的に受診していただく必要があるのですが、仕事をしている人は忙しくて、なかなか通院の時間を取ることができないのが現実でしょう。そういう方のために週に1日、夜8時まで診療しているのですが、それでも実際に来るのが難しいという方もいますのでね。当面はスマホやパソコンに抵抗のないデジタル世代で、生活習慣病の管理が必要な方や自費診療の方を対象にさせていただきます。オンライン診療は、今後も増えていくでしょう。現在は働き盛りの方も、いずれはご高齢になり、通院が負担になってくるかもしれませんが、オンライン診療に慣れていれば、それまでと変わらず診察できますからね。また、将来的には訪問診療も視野に入れています。その場合は専任の医師が緊急時にも対応できるような体制を整える必要があるので、すぐにというわけではありませんが。

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのようにお過ごしですか?

以前は勤め先の同僚とテニスをしていたのですが、今は開院したばかりですので、その時間もなくて(笑)。でも体を動かすのが好きなので、時間を見つけてジムに行き、筋肉トレーニングをしたりエアロバイクで汗を流したりしています。趣味は旅行で学生の頃は、国内海外を問わず、いろいろなところに出かけたものです。一人旅も多かったですよ。現地の人や同じような旅行者などと話をして、楽しい時間を過ごしましたね。今でも学会など仕事の関係でさまざまな場所に行く機会はありますが、いずれ時間ができたらプライベートな旅行がしたいですね。

最後に、近隣の方や読者へのメッセージをお願いします。

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皆さんにお伝えしたいのは、やはり病気にならないこと、予防が大事だということです。日本人は平均寿命が延びていますが、健康寿命とのギャップがあるのも事実です。心臓の機能が落ちてゼイゼイしながら過ごすより、普通に歩いて行きたいところに行ける。そのほうが、より人間らしい生活だと思いませんか? そのためにも定期的に検査を受けていただきたいのですが、実は単純な検診ではわからないケースもあるのです。ですから検診で異常を指摘されなくても、健康に対して少しでも気になることや不安な症状があれば、ご相談ください。

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