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堂東 正輔 院長の独自取材記事

どうとう矯正歯科クリニック

(京都市西京区/桂駅)

最終更新日:2020/06/30

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京都府西京区の御陵町バス停を降りてすぐの場所にある「どうとう矯正歯科クリニック」。同院は、2019年4月に堂東正輔院長が開院し、一般歯科から矯正歯科まで幅広く診療するクリニックだ。近くにある実兄の歯科クリニックともお互いの専門性を生かして連携を図っている。患者が気軽に来院できるように工夫したという院内の内装は、白と木目を基調とした清潔感と木の温かみを感じる空間。「正しいと思ったことはいつわらず、自分のベストを尽くす」という堂東院長の診療スタンスは、そのざっくばらんな語りからも垣間見える。同院で行っている矯正治療の内容や矯正治療に対する想いを詳しく聞いた。
(取材日2020年3月4日)

一般歯科から矯正歯科まで幅広い年代層を診療

矯正に興味を持たれてから、開業されるまでの経緯をお聞かせください。

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松本歯科大学を卒業し、大学病院の総合診療科で1年間研修した後、しばらくは矯正学講座に勤めていました。大学院を卒業してからは、当院から車で15分ほどの場所で兄が経営している「どうとう歯科口腔外科」に勤務し、2019年4月に開業に至りました。ここで開業した理由は、兄のクリニックが近く、連携しやすいと思ったからです。学生の頃は、口腔外科に興味を持っていた時期もあったのですが、兄が口腔外科を専門にしていたため、兄とは違う分野で専門性に長けることで診療で連携していきたいと考え、矯正の道を選びました。昔から飽きっぽい性格をしている私ですが、矯正は患者さん一人ひとりに合った計画を提案することもあって夢中になりました。

こちらのクリニックにはどのような患者さんが来られますか?

クリニックの周りが古いニュータウンなので、高齢の患者さんがほとんどです。年代層としては40代から80代の方、時には小さいお子さんを連れたお母さんも来院されます。矯正を検討されて来院される患者さんは、10代・20代の方が多いですね。割合としては一般歯科の患者さんが大半を占めていて、入れ歯の相談で来院される方もいます。矯正歯科は、初めから矯正に来られる人もいますが、虫歯の治療のために来院し、その後に矯正をされる方も。中には、虫歯治療のために来られた際に「前歯を矯正してもいいかもね」と矯正の説明をして、数年後に「歯並びを整えたいです」と当院で治療を始めた方もいます。

矯正治療はどのように進めていくのですか?

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まずは「どうして今の歯並びになったんだろう」ということや、「ずっと口が開いていてうまく噛めない癖が出るようになったのはなぜだろう」ということを考えていくために、矯正を行う際はお口に関するアンケートを事前に取って、患者さんに問診します。具体的には、1回目の診察時にエックス線撮影、口腔内と顔写真の撮影、模型を製作するための型採りなどを行います。1回目の診察が終わった後、2週間から1ヵ月の間に精密検査した内容を分析し、2回目の診察時に診断内容をお話しして、患者さんの了承が得られれば治療を開始します。

見た目だけではなく噛み合わせまで大切にした矯正治療

先生は矯正において噛み合わせを大事にされているそうですね。

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例えば、不安定な骨組みにきれいな装飾を施したとしても、骨組みが安定しているものに比べると壊れる可能性が高くなってしまいます。実は、矯正においても同じことが言えるんです。見た目のきれいさだけを考えて、生体反応などを考えずに歯を動かして治療を進めると、どこかで問題が生じてしまいます。だから、治療する際は嚙み合わせを重視するようにしています。矯正のみに限らず、何事においても「正しいと思ったことはいつわらず、自分のベストを尽くす」。これは私自身が大切にしている考えなんです。自分自身を偽って治療していると、患者さんの満足にもつながらないと思っていて。だから、根拠に基づいた上で、正しいと思うことにベストを尽くすようにしています。

大事なのは見た目だけではないのですね。

矯正は、完了するまで通常3年ほどかかるといわれています。見た目だけで言えば、1年から1年半ぐらいで歯並びがきれいに見えてくることがあるかもしれません。ただ、きれいなように見えても、歯と歯の間にすき間があったり、うまく噛めていなかったりするので、それを調整するのに約2年かかります。個人差はありますが、嚙み合わせが安定し、機能面も問題のないところまで持っていくのに、大抵3年ほどかかるということなんです。患者さんは1年たって見た目が変わってくると「もう終わってもいいんじゃないか」とおっしゃるのですが、「今は補強しているから噛めるけど、外すとうまく噛めなくなってしまうよ」と、きちんと説明しています。

矯正相談ではどのようなお話をされますか?

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矯正相談の終わり際に必ずお伝えしているのは、「ほかのクリニックも紹介できますよ」ということ。なぜなら、歯科医師である私の考えと患者さんが希望する治療方針が異なるかもしれませんし、中には性格面での相性を気にされる方もいらっしゃいますからね。ほかにも、当院の矯正相談は有料なので、費用を気にされている患者さんには無料相談を実施しているクリニックを紹介することも。マウスピース型装置を使った矯正を希望される方、あるいはどうしても外科処置が必要になる方には、信頼できる先輩を紹介しています。矯正治療は数年単位の通院が必要なので、治療計画や歯科医師との相性に納得していただくことが何よりも大切だと考えています。

矯正歯科という観点から包括的な歯科診療をめざす

矯正治療のやりがいをどこに感じますか?

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歯並びを正しくそろえていくことが、最終的には体質改善にもつながるなど、矯正歯科側から包括的な診療を行えるところにやりがいを感じます。虫歯になる原因はブラッシング不足だけではなく、噛み合わせやご自身の癖、ストレスなど、いろいろなことが総合的に重なるからだと、矯正治療をしていたおかげで考えられるようになりました。矯正はゴールではなく、歯科の手法の一つであることを兄から学んだこともあり、矯正歯科という観点から口腔を捉え、今後もトータルバランスを考えながら診療していきたいと思っています。

診療する上で心がけていることを教えてください。

診療でベストを尽くすこと、これを心がけています。3年後の自分は今と違うかもしれないし、新しい技術を習得しているかもしれないですが、現時点でベストだと思う治療を尽くすことを重視しています。「これでいいか」と思っていると、対人との話ですから「あの先生、口から出まかせ言ってるな」と、患者さんに気づかれてしまいます。出し惜しみしてもしょうがないですし、それ以上に相手に対して失礼だと思います。また、患者さんと接するときにはざっくばらんに話します。患者さんが萎縮して、何もしゃべれないのが一番困るので、わからないことは何でも聞いてほしいと常日頃からお伝えしています。

最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。

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患者さんからよく「先生に任せます」と言っていただくのですが、歯はご自身の健康につながる財産です。最終的には患者さん自身に決定権があるので、納得できないことをされるのが一番困ると思うんです。患者さんの了承を得ない限りは処置しませんから、どうしても歯を抜かないといけないときに患者さんが迷うようであれば「歯を抜いてほしいと思ったときに来たほうがいいよ」と言って何もしないこともあります。矯正を考えている人や周りに矯正を考えている人がいれば、当院に来てもらえれば納得していただける説明はできると思っています。絶対にしなければならないということはないと思うので、歯のことで少しでも気になることがあれば、まずは気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/27万5000円~、相談料/2200円

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