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長年の経験と専門知識で対応
歯を失わないための歯周病管理

さな歯科クリニック

(鹿児島市/新屋敷駅)

最終更新日:2021/03/30

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成人の約8割がかかっているといわれる「歯周病」。「プラークコントロール」といった言葉は耳にするものの、歯を失う原因となるだけでなく、糖尿病や心疾患といったさまざまな全身疾患にも深く影響している病気であることは意外と知られていない。しかも、歯周病は進行の遅さや、痛みなどの自覚症状が少ないため放置されている場合も多いそうだ。元の状態に戻すことは難しいため早期に発見し、進行を抑制するための歯周病治療が何よりも大切となる。「さな歯科クリニック」の迫田賢二院長は日本歯周病学会認定の歯周病専門医。「歯を治すことはもちろん、歯を守り、歯を残す場所として歯科医院を活用してもらいたい」と考える迫田院長に、歯周病の症状や治療について、詳しく教えてもらった。(取材日2021年3月4日)

自覚症状少なく緩やかに進行。歯周病は糖尿病などの全身疾患との関連も深いため、定期検診で早期発見を

Q歯周病の原因や症状について教えてください。
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▲歯周病治療に関して長年研鑽を積んできた、迫田賢二院長

歯周病の原因は、主に歯に付着したプラーク(歯垢)の中の歯周病菌。この細菌によって、歯を支える歯茎や骨が壊されていく病気です。細菌の塊が付着することで炎症が起き、歯茎が腫れたり出血したりするのが初期の段階。放置して症状が進むと、歯と歯茎の間に歯周ポケットと呼ばれる溝ができます。空気のないところが好きな細菌たちにとっては非常に住みやすい環境のため、さらに活発に活動し、ゆっくりと歯周組織を破壊していきます。やがて骨にまでダメージが及ぶことで歯がグラグラしたり、抜ける原因となるのです。歯周病は痛みが少なく、時間をかけて進行するため自分では気がつきにくい。定期的に受診して、早期発見することが大切です。

Q歯周病治療の流れについて教えてください。
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▲一人ひとりに合わせた治療が丁寧に行われる診察室

まずは問診票をもとに患者さんのお話を伺った上で、実際にお口の中を診察し、検査を行って、治療に必要な情報をまとめていきます。検査は歯周ポケットの深さを調べることで炎症の進み具合を確認。歯の動揺度検査をして、エックス線撮影や口腔内の写真撮影、さらに咬合検査を行い、診断結果をもとに治療計画を立て、ご納得いただいてから基本の歯周病治療を行います。初期であれば、まずは歯石の除去や歯磨きの指導を行い、口腔内を清潔に保つことで症状の改善をめざしていきます。中等度や重度歯周病の場合には、基本治療だけでは十分ではないので、お口の状況に合わせて、切除療法、歯周組織再生療法といった外科処置を行います。

Qこちらのクリニックでの歯周病治療の特徴を教えてください。
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▲夫婦ならではの連携でよりクオリティーの高い診療を提供

歯周病治療は感染のコントロール。基本的には歯磨きになりますので、患者さんに参加してもらう治療と言えます。治療を成功させるために、患者さんの生活習慣に合わせて、自宅でのケアも負担にならず取り組めるよう、医師やスタッフに気軽に質問できる関係性を大切にしています。また、妻である副院長の視点も合わせた治療を提供できることも特徴でしょう。納得いくまで治療を行えるのも、夫婦で診療しているメリットだと思います。歯科医師はもとより、歯科衛生士も歯周病に精通していますので、「他院で抜くしかないと言われた」「なかなか治らない」など、お困りの方はセカンドオピニオンとしても気軽にご相談ください。

Q歯周病になりやすい人には特徴があるのでしょうか。
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▲クリニックの診療だけでなくホームケアの重要性を語る迫田院長

その人のお口の中の状況と全身状態によっても違いますが、歯磨きなどのケアが行き届かない人がかかりやすくなります。例えば歯並びが悪いと歯磨きがしにくく、歯垢がつきやすくなるので危険です。また歯ぎしりなどで歯に強い力が加わる人は歯周組織が弱り、悪化しやすくなりますね。喫煙やストレスも免疫を低下させやすいためリスクが高まる一因となります。歯周病菌の中には女性ホルモンを好む細菌もいるため、月経中や妊娠中もかかりやすくなるといわれています。たとえ「なりやすいタイプ」だとしても、口腔内環境や生活習慣の改善に取り組み、歯周病の予防に努めれば重症化にともなう抜歯や歯の喪失を避けることは可能だと考えています。

Q重度の歯周病の場合は、どのような治療を行うのですか?
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▲歯周病治療のスペシャリストとして歯の再生療法にも取り組む

通常の歯周病治療で改善が見込めない場合、歯茎を切開してより深い歯根の周りの歯石を徹底的に除去し、骨の形を整えていくことなどで失われた歯周組織の修復を図ります。また必要に応じて、薬を使って骨やセメント質、歯根膜などの歯周組織の再生を促す歯周組織再生療法も行っています。当クリニックでは保険診療で行えるものを扱っているため、他院で抜歯と診断された患者さんが希望して来られることも少なくありません。しかし、適用の条件が限定される上、誰でも治るというものではありません。くれぐれも「今は便利な治療法がある」とは考えず、早めの受診や普段からのメンテナンスをぜひ心がけてください。

ドクターからのメッセージ

迫田 賢二院長

歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどありません。サイレントディジーズと呼ばれていて、気づいた頃には手遅れになっているケースがほとんどです。若い世代の方にとって、歯を失うリスクを自分ごととしてイメージするのはなかなか難しいでしょう。しかし、年を重ねるにつれて歯のトラブルが徐々に増え、「定期的に通院していればよかった」と後悔するといったケースは非常に多くあります。状態によってはある程度の治療回数や時間が必要となりますので、ぜひ早めにご相談いただければと思います。治療後は定期的にメンテナンスに通っていただき、良い状態を長く維持できるようサポートしていきます。

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