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迫田 賢二 院長の独自取材記事

さな歯科クリニック

(鹿児島市/新屋敷駅)

最終更新日:2020/12/14

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鹿児島市電1系統・新屋敷駅から徒歩3分。通りに面したビルの2階で、広々とした待合室と自然光あふれる診察スペースが印象的な「さな歯科クリニック」。日本歯周病学会歯周病専門医の迫田賢二(さこだ・けんじ)院長が、得意の歯周病治療を強みに、2019年4月に開業したクリニックだ。「これまでに培ってきた専門性を生かして、幅広い主訴にトータルに応え、患者さんの口腔内の健康をしっかりと守っていきたいですね」と、爽やかな笑顔で話す迫田院長に、診療コンセプトや患者への向き合い方、歯周病治療や今後の展望など、幅広く話を聞いた。
(取材日2020年8月20日)

培ってきた経験と専門性を強みに歯科医療を提供

まずは開業までの経緯をお聞かせください。

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鹿児島大学を卒業した後、同大学院歯学研究科に入り、歯周病治療の研究や大学病院での臨床に約15年間携わってきました。まさに“明け暮れる”ほど学びと実践に没頭したことで、歯科医師として幅広い知見を身につけることができたと自負しています。日々多くの患者さんを診ることで、さまざまな主訴に対応する力がつきましたが、その一方で、一人にかけられる時間に限りがあるため、もっと患者さんに寄り添った診療ができたらという思いがあったのも事実です。これまで磨いてきた技術や経験を、地域のもっと身近な診療に役立てたいという思いで、大学の同級生で、大学病院でも一緒に働いてきた妻とこの地に開業しました。

明るくて気持ちの良い空間ですね。こだわった部分を教えてください。

歯科医院といえば、苦手に思われて、足が遠のきがちになる方も多いのですが、治療への不安や緊張を和らげ、少しでも私たちを身近に感じていただけるよう工夫しました。例えば院内で流しているのは心が落ち着くヒーリングミュージックで、ほのかなアロマの香りも漂わせています。リラックスしていただけたら、という思いで待合室には水辺や空、緑や花などの写真を時季に合わせて飾っています。私が撮影したものなのですが、「季節の移ろいが感じられる」と、患者さんたちも好評なんですよ。もう一つ、受付には遊び心のある週替わりのしかけもご用意しています。院名の「さな」は、ラテン語で「Sana 癒やす」という意味。不安を抱えた患者さんに寄り添いながら、お口だけでなく体も心も癒やされる場所になれるよう名づけました。

先生が得意とする治療について教えてください。

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長年の研究と臨床の経験を生かした、科学的根拠を重視した精密な歯周病治療を得意としています。歯周病治療において重要なのは原因の追究です。そのための診査・診断を丁寧に行い、患者さんの何を改善すればいいかをまずは分析します。そして患者さんに合わせた治療目標を設定した上で、綿密な計画を立てて原因を除去する治療を開始します。私は日本歯周病学会歯周病専門医として、歯を支えている歯槽骨などの歯周組織が破壊されている場合には、歯周組織再生療法や、下がった歯茎を戻す目的の歯周形成手術にも対応しています。幸い歯周病は予防できる病気ですので、治療だけでなく予防とメンテナンスも提供できる歯科医院として、大切な歯を1本でも多く守るサポートをしています。

患者の気持ちを優先し、一人ひとりに寄り添った医療を

歯周病を予防するために気をつけるべきことは何ですか?

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歯周病の原因は、プラーク(歯垢)に含まれる歯周病菌。プラークが蓄積しないように適切なブラッシングで口腔内を清潔に保つことが一番ですが、これに加え、正しい知識を持つことも予防には重要です。歯周病は自覚症状が乏しいため、「ちゃんと磨いているし、そんな年齢でもない。自分は大丈夫だ」と思っていても悪化している可能性があります。重症化したときのデメリットや、重症化した場合の治療法についてもぜひ知っておいてください。働き盛り世代や子育て世代で忙しい人は、歯の定期検診を後回しにしがちですが、できれば定期的に状態を確認して、予防に努めていただきたいですね。

歯周組織再生療法とはどのような治療法なのでしょう。

プラークコントロールや歯石除去といった、通常の歯周病治療で改善が見られない場合、歯茎を切開し、より深い歯の根の周りの歯石を除去して、骨の形を整えるなどの外科的な治療を行いますが、「歯周組織再生療法」は、文字どおり、なくなってしまった歯周組織の回復・再生を目的とした治療です。細胞を増やす成長因子となる薬を使って、骨やセメント質、歯根膜などの歯周組織の再生を促します。治療では、まず歯茎を手術で切開し、歯垢や歯石を徹底的に除去した後、薬を塗布して閉じます。当クリニックでは保険診療で行えるものを扱っています。患者さんの中には他院で抜歯と診断された方もいらっしゃるので、そのほかの治療法と合わせて、何が一番適しているかを診断し、患者さんに合わせた治療法を提案しています。

先生が診療の際に心がけていることを教えてください。

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「他利の心で思いやりを大切に」。これは当クリニックが掲げているテーマです。この言葉には、常に患者さんのことを最優先に考え、一人ひとりに寄り添った診療を提供していきたいという思いが込められています。治療計画を立てたり、実際に治療をするときでも、患者さんのご希望や悩みにしっかりと耳を傾けることを心がけています。時間をかけてカウンセリングを行い、不安を払拭して、ご納得いただいた上で治療を始めることが、診療においてもプラスになると考えるからです。お口の健康を通して患者さんの全身の健康も考える。その人の人生が良い方向へ向かっていくようなお手伝いができればと思っています。

プロ中のプロとして、最善の医療を提供したい

ところで、歯科医師をめざした理由、やりがいは何ですか?

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もともと機械いじりが好きで、航空宇宙工学の分野に進みたいと思っていたんです。高校で進路選択のための適性検査がありますよね。その結果、最も適正があるとされたのが機械・航空宇宙工学。これは「やっぱり!」ではあったのですが、2番目に歯科医師が出てきたんです。自分の中では思ってもいない選択肢でしたが、「僕にもできるのかな?」とこの道を志すきっかけになりました。これが高校3年の時でしたので、1年間浪人して、そこからしっかり見つめ直したという感じです。実際に仕事をする中でモチベーションとなっているのは、やはり患者さんの笑顔です。患者さんが喜んでくださる様子を見るたびに、やりがいを実感しますね。

お忙しい日々の中、リフレッシュの方法は?

体を動かすことが好きなのですが、特別に何かをしているわけではなくて、ロードバイクでの普段の通勤が私にとっての運動とリフレッシュの時間になっています。桜ケ丘の高台の自宅からクリニックまでの距離は約6kmありますので、朝は桜島に向かって下りながら、仕事に向かう気持ちを高めていくという感じですね、帰りは最後の坂道を全力でこぐんです。それを登り切って「よし、今日も一日頑張った、無事に終えたぞ」という達成感で、しっかり気持ちの切り替えができます。そのおかげでストレスがたまることはありません。開業してからはなかなか行けなくなりましたが、キャンプにもまたみんなで出かけて、新しい写真を撮影したいですね。

今後の展望や読者へのメッセージをお聞かせください。

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一人でも多くの患者さんに最善の医療を提供することはもちろんですが、医療人として今の技術をより向上させられるように修練も続けていきたいと思っています。スタッフ全員で、プロ中のプロであることをめざしていきたいですね。今は、感染症が怖いから歯科医院には行きたくないという人もいるでしょう。しかし口の中を清潔にしておくことで感染症対策にもなりますし、そもそも全身の健康は口から始まるといっても過言ではありません。当クリニックでは「スタンダートプリコーション(標準予防策)」の考えにのっとって、開業当初から衛生管理を徹底し、院内の感染症対策にも細心の注意を払ってきました。治療で不安なことがあれば、どんなことでも安心してご相談いただければと思います。

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