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大野 伸晃 院長の独自取材記事

おおの耳鼻咽喉科クリニック

(瀬戸市/三郷駅)

最終更新日:2021/10/12

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国道363号沿い、近くにはショッピングモールや飲食店が立ち並ぶにぎやかなエリアで瀬戸市、長久手市、尾張旭市の真ん中に位置しておりアクセスも良好だ。「おおの耳鼻咽喉科クリニック」の鮮やかで深いブルーを基調としたスタイリッシュな建物が目に入る。魚や釣りが大好きな大野伸晃院長が、水族館をイメージしてつくっただけあって、院内もテーマカラーは青。水槽に泳ぐ色とりどりの熱帯魚にも心癒やされる。医療機関の減少や医師の高齢化が懸念される瀬戸市周辺。「この地域で、質の高い医療を提供し、なおかつそれをクリニックで完結させたい」と院長は展望を語った。自らが悩まされてきた鼻の疾患や、その治療について、地域医療にかける思いについて、じっくりと聞いた。

(取材日2019年10月29日)

総合病院で得た診療経験を地域の住民の笑顔のために 

医師をめざしたのはなぜですか?

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自分自身が子どもの頃からアレルギー性鼻炎があって、定期的に耳鼻科に通院していました。病院で見る先生の姿は立派で憧れましたし、子どもである私にも上から目線でなく、気さくに話してくれるのがうれしかったことを覚えています。比較的頻繁に病院に行ったので、医師という職業に親しみを持ったのかもしれません。そんなこともあって、自然に医療の道へ進みました。大学に入ってから、扁桃腺の手術をすることになり、そこでも耳鼻咽喉科の先生にはお世話になりました。だから専門を選んでいく時にも、耳鼻科を念頭に置いていましたね。素晴らしい先生や医療との出会いが、私を耳鼻科の医師にしたと言っても過言ではありません。

瀬戸で開業された経緯を教えてください。

私はもともと名古屋で育ったので瀬戸は地元ではないんですが、縁があってこちらに参りました。私の医局の先輩が一足先に瀬戸で開業しており、このエリアの医師不足や高齢化を目の当たりにしたそうです。このままでは地域医療が成り立たなくなってしまうという先輩の思いがあり、「開業するなら瀬戸でやってみては?」と声をかけられていました。望まれて開業できるならこれほどやりがいのあることはないと思い、これまで地縁のなかった瀬戸市でクリニックを開きました。開業してようやく1ヵ月ですが、今日も診療時間の前から並んでくださったりして、地域の人に必要とされていると感じています。地域になじんで長く頼りにしていただけるクリニックになっていきたいです。

海の雰囲気を感じる建物ですね。

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私は魚が大好きで、水族館や釣りも好きなんです。自分のクリニックを開くなら、水族館のような医院が良いと思っていました。イメージカラーを青にして、診察室の柱や椅子などを深い青色にしています。さらに魚や貝のウォールステッカーを貼って、水族館や海の中にいるような雰囲気をつくって、マスコットキャラクターもペンギンにしてしまいました(笑)。待合室には本物の水槽も置いてさまざまな熱帯魚を育てているので、それで患者さんの心を少しでも癒やせたらうれしいです。大人も子どもも、水族館に来るようなリラックスした気持ちでいらっしゃってください。遮音された聴力検査室や、エコーやCT、内視鏡も備えており、ある程度の疾患であれば当院で治療を完結できるのも強みです。

アレルギー性鼻炎を改善するために

クリニックではどんな診療に力を入れていきますか?

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私は鼻の疾患を専門としてきたので、クリニックでも鼻に違和感やトラブルがある方の改善に努めたいと思っています。中でもアレルギー性鼻炎は、多くの方が悩まされている症状ではないでしょうか。いろいろなアレルギーがありますが、花粉症はもう国民病と言ってもいいくらいですよね。服薬や注射、舌下免疫療法などさまざまな方法がありますが、眠くなってしまうからと薬が飲めなかったり、体質的にそうした治療を選べない方には、手術という方法もあるんです。これは粘膜の一部を焼き切る手術で、過剰に反応してしまう部分を抑えて、症状を抑制します。この方法は、そのほかの治療法よりメリットのある方に、選択肢としてお伝えしています。

アレルギー性鼻炎を放置すると、どうなりますか?

季節や環境によって引き起こされる鼻炎は慢性的なものなので、程度が軽いと病院に足が向かない方も少なくないでしょう。でも鼻炎や風邪の鼻詰まりを放置し過ぎると、副鼻腔炎を引き起こす可能性もあります。副鼻腔と呼ばれる部分が炎症を起こし、ポリープができてしまうんです。こうなってしまうと薬や手術で治療していくことになります。そもそも鼻の構造的に詰まりやすい方もいらっしゃるので、そうした場合には手術をお勧めしています。先ほどの花粉症の手術と同様に、当院では日帰り手術が可能ですので、ぜひご相談いただきたいです。

鼻の健康を保つために、どんなことに気をつけたら良いですか?

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シンプルに、鼻をかむということです。「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、菌が残った状態にしないためにも鼻かみは必須です。先ほど説明した副鼻腔炎は、こじらせると中耳炎を引き起こすこともあります。だからこそ、鼻が詰まっていたらこまめにかんでください。小さい子どもの場合、鼻がかみきれないことも多いと思います。そんな時こそ、耳鼻科にいらっしゃって機械で鼻を吸ってもらって、さらにネブライザーを使ってください。それこそが耳鼻科の医師の一番の仕事だと思っていますから(笑)。鼻をかみ過ぎると良くないのではないか、と思われる方もいるかもしれません。でも鼻水を残したままにするリスクと、何度も鼻かみをするリスクでは比べ物にならないほど、前者が悪いです。鼻をかみ過ぎてヒリヒリしてしまうときにも、ぜひ耳鼻科を使ってください。

患者に寄り添い、クリニックで治療を完結していきたい

先生のモットーを教えてください。

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まず診察室にいらっしゃった瞬間から、患者さんの様子をしっかり観察します。挙動や表情、顔色、声色など、何げない行動にすべてが表れます。体調や疾患を示すサインはもちろんですが、患者さんの気持ちにも目配りをするつもりでしっかりと向かい合っています。それから診察をして、診断をつけて、治療へと進んでいくのですが、ここで気を配っているのはわかりやすく説明するということです。なるべく専門用語を使わずに、患者さんが理解しているか表情も確認しながら話します。そして、そこから治療を決めるときにも、どの選択肢がいいか一緒に考えるようにしています。自分の体のことですから、自分で決めたという満足が、快方に向かわせてくれると思うんです。そうやって一つ一つないがしろにせずに患者と向き合うことで、不安も取り除けるのではないかと思っています。

先生自身が鼻炎に悩んできたということも、患者への思いやりにつながっていますね。

そうだといいなと思います。どれほど厄介なものかというのは、子どもの頃から身をもって体感してきましたからね。ただ、花粉症の薬をきちんと飲んでくださいねと患者さんに伝えているのに、私は飲み忘れることも多くて(笑)。ついつい忘れてしまうという患者さんの気持ちにも共感できます。子どもの頃憧れた医師のように、どこまでも患者さん目線で、子どもに対しても寄り添えるような、そんな医師であれればいいなと思います。

最後に、地域の方や読者にメッセージをお願いします。

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今秋開業したばかりのクリニックですが、早速たくさんの方にご来院いただきありがたいことだと感じています。風邪や季節の変わり目でのトラブルはもちろん、慢性的に鼻や耳、喉の症状に悩んでいらっしゃる方も、ぜひお越しください。豊田厚生病院での10年以上の診療経験を生かして、専門的な治療を進めていきます。質の高い医療を提供できるように設備もスタッフも整えており、当クリニックですべての治療を完結できるように努めていきます。ご縁があって開業した瀬戸の地で、長く地域に根差して、最善の医療を提供していきたいです。

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