土曜日も手術可能、送迎可
負担に配慮した日帰り白内障手術
けい眼科クリニック
(堺市西区/鳳駅)
最終更新日:2026/08/31
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中高年を過ぎて「目がかすむ」「まぶしい」などの症状が気になるようであれば、まず疑われるのが白内障。加齢によって誰もがかかる可能性のある、眼科ではポピュラーな疾患だが、根本的な治療は手術しかないというのが現状だ。その中で白内障手術は日帰りで行われることが多くなってきた。「もともと短期間の入院で行える手術ではありましたが、小さな切開で手術できるようになり、現在では日帰りで行うことが一般的になってきました」と話すのは、大学病院や地域の基幹病院で約20年間、数多くの白内障手術を行ってきた「けい眼科クリニック」の松原敬忠(まつばら・けいちゅう)院長。今回は、日帰りでの手術のメリットや注意点、検査の内容、手術当日の様子など、松原院長に教えてもらった。
(取材日2019年10月15日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qそもそも白内障とはどのような病気ですか?
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A
目の中のレンズの役割をしている水晶体が混濁する、それが白内障という病気です。原因は主に加齢によるもので、例外的に糖尿病やアトピー性皮膚炎などの病気や、放射線、紫外線、ステロイドなどの影響で起こる場合もあります。性別や遺伝などは特に関係ありません。初期の症状としては、視力は良くても白っぽくかすんで見えたり、羞明(しゅうめい)といってまぶしく感じたり、ピントがうまく合わないといった自覚症状が現れます。そのうちに視力自体も低下していきますので、当然、日常生活に支障を来します。点眼薬を用いる場合もありますが効果は確定的ではなく、根本的に治療するには手術を受けるしかありません。
- Q白内障手術について教えてください。
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A
白内障と診断されれば、かなり以前は入院して手術を受けるのが普通でした。手術では極細のメスで目に小さな穴を開け、濁った水晶体の中身を吸い出します。その切開創から雑菌が入って感染症を起こすのを防ぐために、傷が治るまで入院する必要があったわけです。その後、技術が進んで切開創がどんどん小さくなり、感染症のリスクがほとんどないくらいまで低確率になったおかげで、日帰り手術が一般的になりました。水晶体の中身を吸い取るとレンズとして機能しなくなるため、代わりに人工のレンズを挿入することでレンズ機能の復活を図ります。眼内レンズには一般的に単焦点と多焦点のレンズがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。
- Q手術後に気をつけることはありますか?
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A
手術当日はガーゼや眼帯をつけて保護していただきますが、白内障だけの手術であれば翌日から手術した目で見ていただくことが可能です。気をつけたいのは感染症で、清潔ではない水やホコリが目に入ることを避けるため、少なくとも当日の入浴や洗髪などは控え、洗顔に関しても手術後5日間ぐらいは目をつぶって濡れたタオルなどで拭く程度にとどめていただきます。あと、手術の翌日は医師による診察を必ず受けてください。状態によりますが、その後は間隔を空けながら慎重に観察を行います。当院では手術前後で送迎サービスもしておりますので、ご相談ください。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1問診・検査・診察から白内障手術の適応を判断
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初診の場合は問診票を記入し、視力検査や眼圧検査などの基本的な検査を受ける。その後医師の診察を受け、必要であれば追加検査を行い、白内障の有無や程度・白内障以外の疾患の有無などの診断から白内障手術が必要かどうかの説明を受ける。白内障手術の適応がある場合は、手術の日程を決め、手術前検査の日時の予約をして帰宅。両目の手術をする場合には、視力の悪いほうの目から手術をするのが通常だ。
- 2手術前の重要な検査と説明
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手術前検査の日には、白内障の手術計画のためのさまざまな検査を行う。白内障手術の結果の良しあしには、手術前の検査が非常に重要。同院ではより精密に白内障手術検査が行える先進の光学式眼軸長測定器、白内障術中ガイドシステムを積極的に導入している。また緑内障が併発している場合は、同時に手術を行ったほうが患者の負担が少ないなど、その患者の状態に合った治療の選択肢を提案し相談するという。
- 3眼内レンズの選択
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白内障手術で重要なのは、眼内レンズの選択。現在は単焦点レンズと多焦点レンズがあり、それぞれにメリットとデメリットがある。単焦点の焦点が1箇所なのに対し、多焦点は少なくとも2ヵ所以上に焦点が合うのが特徴。ただし、多焦点レンズには光のギラつきや光に輪がかかるなど、不快光現象が出やすい。また乱視が強い場合には乱視矯正レンズもあるため、レンズ選択時には自分の生活環境などを踏まえ、慎重に決める必要がある。
- 4手術当日
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手術当日は、来院時に体調に問題ないか確認後、手術前の準備となる点眼を複数回点眼する。自前の前開きの服装か、手術用ガウンに着替えて手術室へ。手術用の椅子に座り、自動で仰向けの姿勢となり、術眼を消毒後に滅菌された手術用ドレープを顔にかけて手術開始。意識ははっきりしているが、局所麻酔により痛みはほぼ抑えられることが見込め、10分程度で終わることが多い。不安が強い患者には低濃度笑気ガス麻酔も用意している。
- 5手術後の検診
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手術が終われば眼帯をしてリカバリー室へ。ソファーでしばらく休んでもいいが、気分などに問題なければ、すぐに歩いて帰宅することも可能。当日は仕事などを控えて自宅で安静に過ごすこと。また、翌朝には必ず来院し、医師による術後検診を受ける必要がある。その後の経過観察は次第に間隔を空けていくことになるが、感染症や合併症などを起こさないように、医師の指示をしっかり守っていくことが大切だ。
自由診療費用の目安
自由診療とは多焦点眼内レンズ:片眼32万円〜(今後金額を変更する可能性があります。詳細はクリニックにご確認ください)※選定療養

