全国のドクター9,124人の想いを取材
クリニック・病院 160,833件の情報を掲載(2021年5月08日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 吹田市
  4. 江坂駅
  5. 江坂まつおか眼科
  6. 松岡 俊行 院長

松岡 俊行 院長の独自取材記事

江坂まつおか眼科

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2021/03/15

192675 top

大阪メトロ御堂筋線の江坂駅前にある「江坂まつおか眼科」は、眼科と内科を標榜するクリニック。京都大学医学部附属病院や兵庫県立尼崎病院で勤務医としての経験を積み、ロンドン大学で研究実績を重ねてきた松岡俊行院長が、地域に貢献したいという思いから2019年に開院。妻であり日本糖尿病学会糖尿病専門医の松岡美佳子副院長とともに、二人三脚で日々の診療にあたっている。高齢化が進む一方で若いファミリー層も多い地域にあって、小児の眼疾患や視力低下から高齢者の白内障まで幅広い悩みに対応。眼科と内科、両面のサポートが必要な糖尿病性網膜症の早期発見から、レーザーを用いた美容的なアプローチまで、地域の人が気軽に相談できるかかりつけ医としての心構えを、松岡院長に詳しく聞いてみた。
(取材日2021年2月13日)

内科と連携して質の高い医療の提供をめざす

まずは開院時の思いをお聞かせください。

1

京都大学医学部を卒業後、大学院での研究や病院勤務を通じて数多くの臨床経験を積んできました。その経験を地域医療に還元したいと思い、出身である北摂で開院することにしたのです。眼科の手術を多く手がけてきたこともあり、その知識と技術を生かせるクリニックをと当初は考えていたのですが、糖尿病内科の医師である妻と一緒に診療するメリットが大きいことに気づき、内科も標榜することになりました。糖尿病の患者さんは、糖尿病網膜症で苦労されているケースが多く、重症になれば手術も必要です。そこで、同じ院内で眼科と内科の両方の視点で診ることができれば、患者さんにも安心して通ってもらえるのではないかと考えたわけです。

主に、どのような患者さんが来られますか?

ファミリー層の多いエリアなので、結膜炎やものもらいなどの一般的な症状の方をはじめ、子どもの視力低下からコンタクトレンズの処方や緑内障まで幅広いです。また、私の手術経験から、高齢での白内障手術や硝子体手術を希望される患者さんが来院され、数多くの手術も行っています。土地柄、すぐに働きたいというアクティブな方も多いので、そうしたニーズにお応えできるよう、早期の復帰を考えた日帰り手術を心がけています。手術をお考えの方は、まずは気軽にご相談いただければと思います。ほかにも、生活習慣病の予防や美容領域のニーズにもお応えしています。副院長である妻は今も子育てを兼ねていますが、母親という立場だからこそ、子育て世代の患者さんに寄り添う診療ができるという利点もありますね。

大学での研究では、何を専門に学ばれていましたか?

2

研究はアレルギーの薬の開発です。母校の京都大学医学部では自主性を重んじるあまり、教えることをあまりしません。「人の後を追わずに、人のしないことをせよ」という方針ですね。「先生や先輩の言うこと、本に書いてあることをうのみにせず、疑って自分で確かめなさい」とも言われました。つまり、自分で見て考えることを主体に行動するしかないわけです。その後、ロンドン大学へも客員研究員として3年間ほど留学しましたが、その時の姿勢が土台となり、研究や臨床を続けながら今に至っています。

病気の早期発見・早期治療とともに日帰り手術にも対応

診療にあたって心がけておられるのはどのような点ですか?

3

まずは患者さんの表情をよく観察し、何に困っておられるのかを丁寧に聞きとることですね。ここは大学病院ではなく町のクリニックですから、患者さんの思いを第一に受け止めることが大切です。例えば目の奥に大きな病気があれば、大学病院だとすぐその病気を専門とする外来で治療に集中するでしょう。しかしクリニックでは「目がかゆい」と訴える患者さんがいらっしゃれば、まずはかゆみを取り除くための処置を行い、通院を繰り返す過程で本質の病気に迫っていくような診療が求められます。また、初診時の症状以外でも、気になることがあればトータル的に診療しますし、患者さんの訴えや生活環境に寄り添いながら、タイムスケールを長く捉えることが大切だと考えます。

近年、設備面をさらに充実させたとのことですが。

検査機器は、開院時から高レベルなものこだわって整備しました。瞳孔を開く目薬を入れなくても広角眼底写真が撮れる機械や、3Dで眼底解析ができる機械などがそれです。網膜の状態を広く見ることができ、網膜剥離や糖尿病による目の異常の早期発見にも役立ちます。また、患者さんへの負担が軽いことも特徴です。最近になって新たに導入したのはYAGレーザーという機器。普通のレーザーのように患部を焼くのでなく、衝撃波を使って粉砕するようなイメージで、これまで届かなかった目の奥にまで外部からアプローチできるのがメリットです。もともとは後発白内障に使用されるものですが、レンズを交換することでSLT(選択的レーザー線維柱帯形成術)という緑内障レーザー治療や飛蚊症の治療にも活用でき、従来よりも短時間で、かつ患者さんに負担の少ない手術が行えるようになりました。

現在、どのような治療に特に注力されていますか?

4

白内障と緑内障ですね。これらの疾患は、自覚症状が出た時にはかなり進行していることが多いため、少しでも早く気づいて治療を始めることが何より大切です。投薬治療だけで結果につながらない場合は手術となりますが、白内障は術後何年かすると、また濁って見えるようになるケースが少なくありません。それが後発白内障です。当院も開院してから数年たちますから、そろそろそうした患者さんが出てくる時期でしょう。先ほどのレーザーを使えば再切開などをせずに治療可能ですから、患者さんの侵襲はかなり少なくなりました。白内障と緑内障のほか、昨年から力を入れているのはオルソケラトロジーです。特殊なコンタクトレンズを睡眠時に装着して裸眼視力の回復を図る治療法で、レーシックや眼内コンタクトレンズのように手術を必要としない点が特徴です。

ともに予防に取り組む、親しみやすいかかりつけ医に

先生が眼科医師をめざした理由は何ですか?

5

私が小学生の頃に右目だけが悪くなり、片眼にコンタクトレンズを入れることになりました。当時はまだハードレンズが一般的な時代でしたから、「痛いし不便だし、これはつらいな」と、子どもながらに思ったものです。父が内科医師でしたから風邪をひいても父が診てくれますが、目はどうしようもありません。そんな思いをするお子さんを1人でも減らしたいと思ったことが、私が眼科の医師をめざすようになったきっかけです。そんな経験もあって、オルソケラトロジーには力を入れています。少しでも同じようなお子さんの力になれればよいですね。

今後について、どのような展望をお持ちですか?

やはり地域のかかりつけ医として、予防医療にもさらに取り組んでいきたいと考えています。どうしても自費診療になる部分もありますが、積極的に検査を受診し、ご自身の健康状態を知ることは大切なことですから、そこは患者さんとのコミュニケーションをしっかり取りながら予防的な医療を提供していきたいですね。また、当初の目的である内科との連携をさらに密にしていくことも目標です。特に糖尿病の患者さんの場合、内科の医師が血糖や血圧を管理することで、大規模病院に行かなくても目の日帰り手術を受けられることは大きいでしょう。今後は栄養士さんに来ていただき、糖尿病の患者さんへの食事指導なども積極的に行いたいと思っています。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

6

親しみやすいクリニックでありたいと考え、実はあちこちに工夫を凝らしています。検査室の壁のデザインには現代アートの幾何学柄を取り入れ、コンタクトレンズのフィッティングスペースの洗面台もしゃれた感じにしています。クリニックのロゴはよく見ると新幹線になっているでしょう? 新大阪も近いですから、私の好きな新幹線で遠くからも患者さんに来てほしいという願いを込めています。ついでに妻のリクエストでライオンの絵もついていますが(笑)。ベビーカーがそのまま入れるバリアフリーの床や、自動精算システムなど、利便性にもこだわっています。美容面でもいろいろ提案できることがありますので、ぜひ日々の悩みを気軽に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・オルソケラトロジー
適応検査 5500円
装用テスト 5500円
治療費用 片眼:5万7750円 / 両眼:11万円5500円
レンズの交換 片眼:4万4000円
オルソケラトロジーの治療費は、所得税の医療費控除の対象となります。
・しみのケア
1万1000円~

※あくまで目安ですので、クリニックへお問い合わせください。

Access