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松岡 俊行 院長の独自取材記事

江坂まつおか眼科

(吹田市/江坂駅)

最終更新日:2020/04/01

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大阪メトロ御堂筋線の江坂駅前にある「江坂まつおか眼科」は、眼科と内科を標榜するクリニックだ。京都大学医学部附属病院や兵庫県立尼崎病院での勤務医の経験と、ロンドン大学での研究実績を重ねてきた松岡俊行院長が、地域に貢献したいと2019年に開院。日本糖尿病学会糖尿病専門医である、妻の松岡美佳子副院長とともに日々の診療にあたっている。高齢化が進む一方、若いファミリー層も多い地域で、小児の眼疾患や視力低下から高齢者の白内障まで幅広い悩みに対応する。眼科と内科、両方からのサポートが必要な糖尿病性網膜症の早期発見や、レーザーを用いた美容の施術にも注力。地域の人が気軽に相談できるかかりつけ医をめざすと話す院長に、詳しく話を聞いた。
(取材日2020年1月22日)

内科と連携して質の高い治療の提供をめざす

2019年の開業と伺っています。開業時の思いをお聞かせください。

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京都大学医学部を卒業後、大学院での研究や病院勤務を通じて数多くの臨床経験を積んできました。その経験を地域医療に還元したいと思い、出身の北摂で開業することにしました。眼科の手術を多く手がけてきたため、その知識と技術を生かせるクリニックを開きたいと考えたのですが、妻が糖尿病内科の医師であり、一緒に診療するメリットが大きいことに気づき、内科も標榜することに。糖尿病の患者さんは、糖尿病網膜症で苦労されている方が多く、重症になれば手術も必要です。目の手術のために体調のコントロールを内科の先生にお願いしたり、内科から糖尿病の患者さんの目の検査を依頼されたりと、勤務していた病院でも密に連携していました。1ヵ所で両方の科からの視点で診ることができ、患者さんに安心して通ってもらえるクリニックにしたいと考えました。

患者層についても教えてください。

ファミリー層の多いエリアなので、結膜炎やものもらいなど一般的な症状の方を始め、子どもの視力低下、コンタクトレンズの処方や緑内障など幅広いです。また、私の手術経験から、高齢者の白内障手術や硝子体手術を希望される患者さんが来院され、数多くの手術を行っています。土地柄すぐに働きたいというニーズもあり、アクティブな方も多いのでそういったニーズにお応えできるようなるべく早い復帰を考えた日帰り手術を行うよう心がけています。手術をお考えの方もまずは気軽にご相談いただければと思います。その他にも、生活習慣病の予防や美容の分野のニーズにもお応えしています。副院長である妻がまだ子育て中なので、内科や美容系の診察が午前中しかできないのですが、母親という立場だからこそ、子育て世代の患者さんに寄り添う診療ができる利点もありますね。

設備面にもこだわられたそうですね。

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眼科の診察室は、明かりが自動で点滅したり、側面の大きなモニターに目の映像を映しながら説明ができるようにしました。病院らしくないと、お子さんが喜んでくれますね(笑)。検査機器についてはレベルの高さにこだわって導入しました。例えば、瞳孔を開く目薬を入れなくても広角眼底写真が撮れる機械や3Dで眼底解析ができる機械がありますね。網膜の状態を広く見ることができ、網膜剥離や糖尿病による目の異常の早期発見に役立ちます。また、患者さんへの負担が軽いことも特徴です。もちろん、必要であれば瞳孔を開いてから検査をしますが、一旦状態を診てから、より厳密な検査が必要かどうかを判断することで、患者さんに余計な負担をかけずに済むように工夫しています。手術は顕微鏡の映像を3Dで4Kモニターに映し出して行います。大きな画面だと細かな作業もしやすくて、安全性と効率性を重視しながら行えるんです。

病気の早期発見・早期治療に尽力

診療にあたって心がけておられるのはどんな点ですか?

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患者さんの表情をよく見て、予診を取りながら、何に困っておられるかを丁寧に聞きとるようにしています。ここは大学病院ではなくクリニックなのだから、患者さんの思いを第一に受け止めたい。例えば目の奥に大きな病気があれば、大学病院ではその病気の専門の外来でその治療に集中します。でもクリニックでは、「目がかゆい」と訴える患者さんがいらっしゃれば、まずはかゆみを除くための治療をして、通院していく中で本質の病気に迫っていきます。また、始めの訴え以外でも気になることがあれば、トータル的に診療をしますし、患者さんの訴えや生活環境に寄り添い、タイムスケールを長く捉えて診療にあたっています。

研究をなさっていた頃に学ばれたのはどんなことですか?

研究はアレルギーの薬の開発です。母校の京都大学医学部では、自主性を重んじていて格式張って教えることをしません。「人の後を追わずに人のしないことをせよ」という方針。「先生や先輩の言うことや本に書いてあることを信頼するな、疑って自分で確かめなさい」とも言われました。自分で見て考えることを主体に行動するしかないのです。その後ロンドン大学へも3年間、客員研究員として留学もしましたが、その姿勢が土台となり研究や臨床を続け今に至っています。

現在、注力されているのはどんな治療ですか?

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目の病気の早期発見・早期治療です。高齢化が進み白内障や緑内障を患う方が増えました。緑内障は40歳以上の20人に1人に見つかるともいわれている有病率の高い病気です。左右両目で見るから本人はなかなか視野が欠けていることに気づきません。片目で見ないとわからないんですよ。ただ、自覚症状が出てきたときにはかなり症状が進んでいることが多いのです。視神経が減ってしまい視野が戻ることはないため、少しでも早く気づいて悪化しないように治療を始めることが大切です。白内障は大抵の場合手術で改善をめざしますが、初期なら投薬治療ができますし進み具合でリスクも異なります。当院では3D眼底解析と視野検査を組み合わせて早期発見・早期治療に役立てています。

ともに予防に取り組む、親しみやすいかかりつけ医に

ところで、先生が眼科医師をめざした理由は?

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実は私が小学生の時に、右目だけが悪くなって右だけコンタクトレンズを入れなければいけなくなりました。ハードレンズしかない時代で、痛いし不便で……。父は内科の医師で風邪をひいたら父が治してくれるけれど、目はどうしようもなかった。こんな思いをするお子さんを少しでも減らしたいと思って、眼科の医師をめざすようになりました。そんな経験もあり、当院では特殊なコンタクトレンズを睡眠時に装着し、裸眼視力の回復を図るオルソケラトロジーにも対応しています。少しでも同じようなお子さんの力になれればよいですね。

今後についてどんな展望をお持ちですか?

この地域で予防医療に取り組んでいきたいと考えています。予防にあたることは自費診療になる部分が出てくるので難しい面もあるのですが、積極的に検査を受診し、ご自身の健康状態を知っていただくことは大切なことです。コミュニケーションをしっかり取りながら医療を行っていきたいです。そして、当初の目的である内科との連携をもっと密にして、特に糖尿病の患者さんが大規模病院に行かなくても、内科の医師による血糖や血圧の管理の中で、安心して目の日帰り手術などを受けてもらいたいですね。さらに、今後は栄養士さんに来ていただき、糖尿病患者さんに対しての食事指導なども積極的に行いたいと思っています。今は内科の診療は午前中だけなので、高齢の患者さんが主体になっていますが、将来的には会社帰りの方も診られるようにしていきたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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親しみやすいクリニックでありたいと、実はあちこちに工夫を凝らしています。検査室の壁のデザインにはモンドリアン柄を取り入れたり、コンタクトレンズのフィッティングスペースの洗面台もおしゃれにしました。クリニックのロゴはよく見ると新幹線になっているでしょう? 新大阪も近いから、私の好きな新幹線で遠くからも患者さんが来てほしいという願いも込めています。妻のリクエストでライオンの絵もついていますが(笑)。ベビーカーがそのまま入れるバリアフリーの床や、スタッフと患者さん双方のストレス削減のための自動精算システムは、便利さを意識しました。美容面でも提案できることがありますので、ぜひ日々の悩みを気軽に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

・しみのケア
1万円~(税別)
・オルソケラトロジー
適応検査 5000円(税別)
装用テスト 5000円(税別)
治療費用 片眼:7万5000円(税別) / 両眼:15万円(税別)
レンズの交換 片眼:4万円(税別)
オルソケラトロジーの治療費は、所得税の医療費控除の対象となります。

※あくまで目安ですので、クリニックへお問い合わせください。

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