ライフスタイルに合わせて方法を選ぶ
大人の歯列矯正
つきしま矯正こども歯科
(中央区/月島駅)
最終更新日:2024/08/09
- 自由診療
大人になってから歯列矯正をしたいと考えた場合、どのような方法で行うのかと不安に思う人もいるだろう。また、中には「矯正は子どもがするもの」というイメージを持つ人もいるかもしれない。それに対して、大人の矯正を積極的に行っている「つきしま矯正こども歯科」の平手亮次院長は、「歯と歯茎が健康であれば何歳でも矯正は可能です」と話す。今回は平手院長に大人の歯列矯正で使用する装置やその選び方、矯正にかかる期間、さらに矯正の具体的な流れを詳しく教えてもらった。
(取材日2019年9月24日/更新日2024年5月13日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q矯正装置にはどのような種類があるのでしょうか。
-
A
大人の矯正は主に3タイプあり、まず「見える矯正」か「目立たない矯正」かで大きく分かれます。「見える矯正」とは歯の表側に装置を装着するワイヤー矯正のことです。「目立たない矯正」はさらに2種類あり、歯の裏側にワイヤーを装着するものと、取り外し可能な透明のマウスピース型装置を用いたものがあります。基本的に、歯と歯茎が健康であれば何歳でも矯正を受けていただけますし、装置が限定されることもほとんどありません。ライフスタイルに合わせてこれらの方法を選んでいただけます。
- Q矯正装置はどのように選べば良いのでしょうか?
-
A
表側の装置と裏側の装置を比べると、得意とする動かし方は若干異なりますが、治療の仕上がりやかかる期間に大きな差はないと考えます。基本的には患者さんのお好きな方法で矯正を行っていただけます。それぞれ見た目と金額の差で選んでいただければと思います。「装置は見えにくいほうが良い」という方には歯の裏側で行うワイヤー矯正かマウスピース型装置を用いた矯正から選べますし、「見えてもいいから費用を抑えたい」という方には表側で行うワイヤー矯正をお勧めします。必要な情報をご提供し、患者さんには納得のいく方法で矯正を開始していただきます。
- Q矯正の期間と費用を教えてください。
-
A
期間についてはどの装置を使ってもだいたい同じくらいです。個人差はありますが、全体的な矯正の場合は1~2年程度で、部分矯正なら短いもので3ヵ月程度で終了することもあります。費用については装置によって異なります。また、当院では矯正期間内での無金利、無利子の分割払いなどのご相談にも応じています。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1気になる部分を確認しながらのカウンセリング
-
矯正について患者としっかり話をしながら、気になる点を一つ一つ確認し不安軽減につなげていく。診療室のモニターを使いながら、矯正の大まかな流れと費用を説明するだけでなく、口腔内スキャナーを用いたシミュレーションも行う。診療室は完全個室になっているため、他の患者に聞かれたくないプライベートな内容でも落ち着いて話せるだろう。
- 2検査・診断を行う
-
矯正を進めるにあたってより詳しく自身を知るために、デジタルエックス線撮影や歯科用CT撮影、模型の作製、咬み合わせ検査、歯茎の検査などを行う。同院では、患者によりイメージしてもらいやすくするために、歯科用CT、口腔内スキャナーや顔の3D撮影を利用し、患者の歯と顔の骨格を立体的かつカラーで撮影していく。歯科医師と患者とで具体的なイメージを常に共有していくことを大切にする。
- 3具体的な矯正プランの決定
-
詳しい検査結果をもとに、矯正方法の計画を立てていく。矯正方法や期間、費用などを含めた具体的なプランが歯科医師から提案され、その中から患者が自身に適したものを選ぶ。歯科医師と患者の意見をすり合わせ、お互い納得のいくプランを決定していく。
- 4患者に合わせて装置を装着し矯正を開始
-
矯正を開始する。患者の希望や歯の状態に合わせながら装置を装着していく。「人と話すことが好き」という平手院長との会話で緊張も和らぐことだろう。
- 5メンテナンスに関するアドバイス
-
矯正開始後は自宅でのメンテナンスに関するアドバイスも受けられる。同院では唾液の成分測定を活用してむし歯の原因菌に対する抵抗力や歯茎の状態を調べ、患者に適した磨き方から歯ブラシ、歯磨き粉、洗口液まで詳しく指導を行う。
自由診療費用の目安
自由診療とは表側のワイヤー矯正/99万円~、 裏側のワイヤー矯正/154万円~、 マウスピース型装置を用いた矯正/121万円~、 部分矯正/11~66万円 ※ 基本料金は矯正期間内であれば金利、手数料なしで分割でのお支払いも可能です。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。