全国のドクター8,888人の想いを取材
クリニック・病院 160,973件の情報を掲載(2021年12月08日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 西宮市
  4. 苦楽園口駅
  5. 大井クリニック
  6. 放っておいて悪化させる前に肩領域の病気と治療の実態を知る

放っておいて悪化させる前に
肩領域の病気と治療の実態を知る

大井クリニック

(西宮市/苦楽園口駅)

最終更新日:2021/11/11

Main Main
  • 保険診療

中年期になると多くの人が経験する、肩の違和感や痛み。「これが四十肩か」「五十肩か」と実感しながらも、誰でもなるものとあきらめ、自然に治ると期待して放置していることも多いのではないだろうか。そうした人に対して整形外科の受診を勧めるのが、「大井クリニック」の大井雄紀院長。長年にわたって肩関節を専門に診療してきた豊富な経験を生かし、一般の患者からスポーツをする人まで、一人ひとりの患者に応じた治療を提供する肩関節治療の専門家の一人だ。肩の疾患にはどのようなものがあるのか、どのような治療が可能なのか、専門クリニックならではの診療の流れを追ってみた。

(取材日2021年3月11日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q肩の病気や障害には、どのようなものがありますか?
A

肩こりを除けば、一番多いのは肩の周囲に強い炎症が起こる肩関節周囲炎です。また板状の腱が切れてしまう腱板断裂や、それによって変形が進んで軟骨がすり減ってくる変形性関節症、関節がゆるい肩関節不安定症が肩の代表的な疾患といえるでしょう。肩関節周囲炎は40〜50代によく発生するため、四十肩、五十肩と呼ばれていますが、必ずしも加齢が原因とはいえません。また、腱板断裂と変形性関節症はスポーツや仕事による肩の酷使の他、外傷性肩関節脱臼などと同様に、1回の外傷で発生するケースもあります。治療にあたっては、こうした原因をしっかり調べた上で、どうアプローチしていけばいいかを考えていくことが重要なプロセスです。

Q日々の生活では、どのようなことに注意すればいいですか?
A

日常生活においては、毎日のラジオ体操など、適度な運動を欠かさないことが予防につながります。よく「四十肩、五十肩は放っておけば治る」といわれますが、肩に違和感があったり痛みが強いと感じたら、なるべく早めに整形外科を受診してください。その際は、できるだけ肩を専門にしているクリニックや病院で診てもらうのがベターです。肩関節周囲炎には、炎症期と拘縮(こうしゅく)期、寛解期があります。痛みがあるからと動かさないでいると関節自体が固まり、可動域が狭くなるなど、ますます悪化していきます。そうなってから治療をスタートしても時間がかかりますから、炎症期のうちに関節が固まることを予防していくことがポイントですね。

Qこちらのクリニックで肩の治療を受けるメリットは何でしょうか?
A

当院では一般整形外科からスポーツ整形外科、リハビリテーションまで、それぞれの患者さんの症状やニーズに寄り添った、さまざまな選択肢を用意しています。中でも注目は肩関節造影で、腱板断裂を調べるために肩関節の中に痛み止めと造影剤を入れて透視する検査ですが、私は同時に固まっている癒着部分を剥がし、関節の痛みを取るといったことも期待できるのではないかと考えています。また治療後は、肩に特化した理学療法士によるマンツーマンのリハビリにも力を入れて取り組んでいます。症状によっては手術が必要な場合もありますが、保存治療の中にもいろんなアプローチがありますので、困っておられるようであれば、ぜひ一度ご相談ください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1まずは痛みが発症した経緯を問診で確認

問診では、いつ頃にどのような痛みが出たのか、急に痛くなったのか徐々に悪くなったのか、どれくらいの期間をかけて現在の状態になったのかといった詳しい経緯を伝える。痛みのある部分が、自分では肩だと思っていたら実は頸部だったという場合もあるので、思い込みをせず、まずは困っている状況を素直に話し、専門家である医師の診断につなげていくことが大切だ。

2エックス線やMRI検査と診断

的確な診断のために肩のエックス線撮影を行うが、一つの検査だけではなく、患者の希望や必要に応じてMRI検査や肩関節造影検査をセットで行うケースもある。同院のMRIはオープン型で、閉所恐怖症の人や小児、高齢者にも配慮されている。

3肩関節造影検査を行う場合

肩関節造影検査は、関節の中に痛み止めと造影剤を注入して内側からふくらませ、エックス線によって透視する方法。肩関節造影を行っている医療機関は肩関節専門でも少ないため、適応しているなら医師のアドバイスに従って選択しよう。

4理学療法士によるリハビリテーション

リハビリテーションは造影検査や手術の術後だけでなく、手術にならないように保存的な治療として行うなど、さまざまな場面で行われる。肩に関しては3人の理学療法士が中心となり、一人ひとりの患者に何が必要かを評価した上で、患者に合った形でアプローチしてもらえるのが同院の特徴。1日1回20分が原則で、だいたい週に1回程度の利用が多いそう。

5場合によっては手術などの治療方法も

腱板断裂や変形性関節症の場合、リハビリをしても痛みが取れない人や日常生活動作が困難な人には、腱板修復や人工関節置換術などの手術が必要なケースも。同院には連携病院があり、院長が出向いて手術を行うことが可能。入院中も、何かあればすぐに連絡が入るシステムになっている。どうしても手術を受けたくないという患者にも寄り添った提案を行っている。

ドクターからのメッセージ

大井 雄紀院長

「膝が悪いのは肥満のせいだから体重を減らしなさい」「高齢で関節が変形しているので痛いのは当たり前」という話をよく耳にします。体重や年齢のせいにするのは簡単ですが、その体重で、その年齢で、いかに痛みを取るかを考えるのがプロの仕事です。患者さんによってニーズは異なり、運動を続けながら治したいという方もいれば、薬は飲みたくない、手術は絶対に受けたくないという方もおられます。皆さん、自分の生活スタイルがあるわけで、決してわがままではありません。それになんとか対応したいという思いから、当院では再生医療などの分野にも注目しております。どんなことでも遠慮なく、気軽にご相談いただければと思います。

Dr
Access