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うらたクリニック

うらたクリニック

浦田 博美 院長
新規開院

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2019年7月に開業した「うらたクリニック」。外来診療と在宅医療のどちらにも力を入れ、浦田博美院長と浦田順久副院長がそれぞれの役割を担う。糖尿病を専門とする博美院長は、糖尿病をはじめ一般的な内科疾患全般を外来診療で受け持つ。一方、消化器外科が専門の順久副院長が担当する訪問診療では、ドレーンや胃ろう設置といった外科的な処置の対応も可能。手術後すぐの療養や看取りなど、在宅医療を提供する。院長は「病気を治すだけでなく、病気と向き合いながら、自宅でより良い時間を過ごしたい患者さんをサポートしたい」と思いを語る。超高齢社会において変わりつつあるかかりつけ医のニーズに、2人の経験と技術で応えていく同クリニック。その取り組みに、地域からも期待が寄せられている。
(取材日2019年7月24日)

外来と訪問診療を医師夫婦で担うクリニック

―クリニックのコンセプトを教えてください。

夫婦ともに勤務医として長く働く中で、いずれは2人で開業したいという話はしていました。ただ、超高齢社会になり、今後ご高齢の方はさらに増えていきます。外来だけのクリニックを始めても、患者さんは徐々に通院できなくなり、訪問診療に移行されるでしょう。そこで、せっかく医師が2人いるのだから外来と訪問診療を分担し、どちらにも本腰を入れて、患者さんと長くお付き合いしていけるクリニックにしようと考えたのです。訪問診療を担当する副院長は消化器外科が専門で、手術の経験が豊富ですので、在宅でも外科的な処置が可能です。がん末期の患者さんのサポートにも日常的に取り組んでいました。ですから、手術後すぐの退院やがん末期など、これまでは自宅で過ごすことが難しかった患者さんにも対応させてもらいます。また私は糖尿病が専門ですので、外来診療では一般内科診療とともに糖尿病のサポートも行います。

―手術を専門としてきた副院長が、訪問診療に取り組まれるのですね。

副院長は、若い頃は「医師を辞めるときがメスを置くとき」と言うほど、手術に熱意を注いでいました。ただ、執刀した患者さんと向き合い続ける中で、手術をして病気を治すというところから、人を診るというところにも、思いが広がってきたそうです。「治す」だけでなく、治らない病気を抱える患者さんが、病気と向き合いながらより良い人生を過ごし、時にはより良い最期を迎えられるよう、お手伝いをしたいと考えています。当クリニックには患者さんのご自宅に伺って栄養指導をする管理栄養士や、訪問リハビリテーションを行う理学療法士もいます。今までの訪問診療では難しかった内容の医療やサポートに、取り組んでいきたいですね。

―この場所でのご開業には、何か理由があるのですか?

そうですね、最寄り駅からは少し離れていますので、不思議に思われるかもしれません。外来だけなら、駅前やクリニックモールなどの便利な場所もありますが、訪問診療では医師やスタッフが使う車を停められる広い駐車場が欠かせません。また、訪問診療では診療所から半径16km先まで訪問できるという規定がありますので、高速道路の出入口が近い物件を探していたところ、こちらの場所とご縁がありました。平野区はご高齢の方が比較的多く、人口に対して医師の数が足りていないそうです。また、24時間365日の訪問診療に取り組む医師はまだ少ないようで、近隣の訪問看護ステーションにも喜んでいだたいているようです。



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