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伊藤 秀憲 院長の独自取材記事

ビクアスクリニック

(大田区/京急蒲田駅)

最終更新日:2020/04/01

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研修医時代、乳がん治療後の乳房再建や、顎変形症の治療を経験し、病気やケガを治すだけでなく、患者を笑顔にする医療があることを知り、形成外科に進んだという「ビクアスクリニック」の伊藤秀憲院長。特に眼瞼下垂については、医療面、美容面から多様な研鑽を積み開業した。顔など美容的な側面もある見た目の治療には、保険診療、自由診療を含めてさまざまな選択肢がある。そこで何よりも患者との信頼関係を大切に、患者が納得できるまでカウンセリングを行った上で、最適だと思える治療を選択するのが伊藤院長のモットー。ほくろやできもの、ニキビなど、形成外科、皮膚科全般の治療に幅広く対応する同院。気さくな人柄と爽やかな笑顔が印象的な伊藤院長に、診療の特徴や、見た目の治療への思いを語ってもらった。
(取材日2019年9月2日)

患者を笑顔にする、見た目のかかりつけ医をめざして

まず、開業に至るまでの経緯を教えてください。

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私は山口県出身で、子どもの頃、脳卒中の後遺症で苦しんでいた祖母を助けたいと思ったのがきっかけで、医師を志しました。研修医時代、乳がん治療後の乳房再建や顎変形症の治療を経験し、患者さんが見違えるような笑顔になられるのを見て、病気やケガを治療するだけでなく笑顔にできる医療も良いなと考えて形成外科に進んだのです。その後、大学病院などで顔面外傷や熱傷、先天奇形などの診療に携わるうちに、抗加齢医学に興味を持つようになりました。悩んでいる方が多く、治療によりQOLの向上にもつなげられる、何より皆さんが笑顔になられるのを実感し、いずれは保険診療を中心に眼瞼下垂治療を行うクリニックを開業したいと思うようになったのです。そこで形成外科的な診療技術に加えて、美容クリニックなどで美容医療に重要な感性や美的センスも積極的に学んできました。

そして、この蒲田で開業されたわけですね。

そうです。蒲田エリアは、人口がとても多いのに、眼瞼下垂治療を手がけるクリニックが数少ないことから、地域の皆さんのお役に立てるのではないかと考えて開業を決めました。とても活気があり、しかも繁華街をちょっと離れると静かな住宅街もあって良いところだなと思います。開設から3ヵ月を経て地域にだんだん認知されてきたというところですが、SNSなどを通じて比較的広い範囲から、中には埼玉県や静岡県からも、患者さんが来られるようになってきました。

「ビクアス」という院名など開業時のこだわりを教えてください。

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コンセプトを院名にしたいと考え、美しさ「ビューティ」、常に新しい知識や技術を探求 「クウェスト」、質の高い診療を提供する「クォリティ」、そして、私たちと一緒にというのと、患者さんのよりよい明日に向かってという意味で「アス」、そうしたものを合わせて、「ビクアス」としました。クリニックとしては、プライバシーに配慮して完全予約制とし、なるべく患者さん同士が顔を合わせない構造、リラックスしていただける雰囲気づくりを心がけました。また美容皮膚科など自由診療も手がけ、多様な施術も行うので、専門性の高いスタッフに集まってもらいました。

信頼関係を大切に、多様な診療に対応

診療する上で大切にされているのはどのような点ですか。

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何より信頼関係ですね。ほくろ一つを除去するにしても、「傷痕はこうなります」と症例写真を提示し、あるいは眼瞼下垂では実際に患者さんのまぶたを持ち上げて鏡で見てもらいながらご説明し、治療後のイメージを共有していただくことを心がけています。そして保険診療も自由診療も、納得して治療を受けていただけるように治療前のカウンセリングにかなり時間をかけています。スタッフには、待ち時間の短縮や的確な誘導など、患者さんにストレスを感じさせず、笑顔で帰っていただくことを意識してほしいと伝えています。

診療面の特徴を教えてください。

保険診療では、眼瞼下垂をはじめ、ほくろ、粉瘤、脂肪腫、わきが(腋臭症)、巻き爪・陥入爪、切り傷ややけど、ケロイドなど形成外科全般、湿疹、かぶれ、じんましん、アトピー性皮膚炎、水虫など一般皮膚科に対応しています。処置後の治療痕が自然になるように、見た目に細かくこだわるのが私の診療の特徴ですね。またニキビ治療には以前から興味があり力を入れています。塗り薬など保険診療に加えて、ニキビ痕のケア、日々の化粧品の紹介など幅広く対応しています。自由診療としては、医療レーザー脱毛、美容皮膚科などにも対応し、男性型脱毛症なども扱っているので、男性の患者さんも増えています。形成外科は皮膚全体の外科ですから、全身の皮膚、見た目の問題に対応する診療科と考えていただきたいですね。

眼瞼下垂にはどのような治療を行うのですか。

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眼瞼下垂は、目を開いた時に上まぶたが垂れ下がってしまう症状で、瞳孔にかぶって前方が見えにくくなったり、物を見るために肩や首、額の筋肉を酷使して慢性的な肩こりや頭痛が起こったりします。皮膚のたるみが強い場合は余分な皮膚を切除する治療を行います。ただ眼瞼下垂の多くは、まぶたと筋肉をつなぐ部分(挙筋腱膜)にゆるみが生じて起こるため、手術治療ではこのゆるんだ部分のつながりも修復していきます。挙筋腱膜を見つけて短縮し固定することで目の開きにアプローチします。ただ患者さんによって、皮膚の厚みや筋肉も異なり、ちょっとしたことで不自然な仕上がりになるので、症状と状態を見て慎重に治療方針を決めています。また挙筋腱膜を引き締めるとまぶたの形が二重など変化する場合が多いので、事前によくお話をして納得していただくことを心がけています。

保険診療と自由診療の違いについて教えてください。

形成外科では、欠損や変形などの異常や、その異常による症状に対して外科的な治療を行う場合は保険が適応され、医学的には正常な部位に対して何らかの処置を施す治療は自由診療となります。例えば、眼瞼下垂の場合、保険診療での対応ができますが、目の開き具合などは選べません。それをさらに若々しく目を大きく見せるための治療は自由治療になります。当院では、お困りの症状に対して保険診療が適応できるかどうかを慎重に見極め、適応されない部分についてもきちんと説明して、決して押しつけることなく、患者さんが納得される治療法を検討していきます。

見た目の悩みへアプローチし、笑顔を増やしていきたい

形成外科の立場から気になることなどがありますか。

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若い方にも眼瞼下垂が増えていることが気になります。眼瞼下垂にはまぶたのこすれが影響するので、アトピー性皮膚炎やアイメイクが原因ではないかと思います。眼瞼下垂は潜在的な患者さんが多いので、地域で講演活動なども行い啓発していきたいですね。

今後の展望についてお聞かせください。

患者さんが抱えていたさまざまな見た目の悩みが解決すると、皆さんとてもいい笑顔になられます。よく笑う方は長生きだとも言われますよね。見た目の悩みを解決することで、心からの笑顔になって健康寿命を延ばしていけるようなお手伝いをしたいですね。「見た目のかかりつけ医」として、皮膚や外見のことを何でも安心して相談できる、そんな存在になっていきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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眼瞼下垂の手術は日帰りで1〜2時間で行える治療で、高齢の方でも体調に問題がなければ受けていただけますので、まぶたが重く感じるなど気になる方はぜひご相談ください。また、当院は、形成外科、皮膚科の幅広い診療を行い、皮膚全体の問題、外見のお悩みに対応する「見た目のかかりつけ医」をめざしていますので、何でもご相談いただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

医療レーザー脱毛/両わき2500円(他、部位ごとに異なる)、男性型脱毛症/5500円(内服薬の場合)、しみのレーザー施術/2000円~(範囲により異なる)、多汗症/6万8000円~(すべて税抜き価格)

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