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マンモグラフィと超音波を併用
しっかり調べていく「乳がん検診」

ふかみ乳腺クリニック

(福岡市中央区/薬院駅)

最終更新日:2020/11/02

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女性の社会進出がめざましい一方で、晩婚化、少子化に伴う課題も浮上している。乳がんもそのうちの一つ。「まさか自分が……」と、どこか他人事に捉えて検診を受けない人も多いが、生活習慣の変化などから、近年では検診で乳がんが発見される割合が高くなっているのだという。また30〜40代という比較的若い時期に発症する点にも注意したいところだ。「乳がんは自身が興味を持つことで早期発見が可能となる病気なんです」と語るのは、「ふかみ乳腺クリニック」の院長、深水康吉先生。基幹病院で研鑽を積んだ先生に、乳がん検診の流れやセルフチェックのポイント、同院での女性スタッフが対応するメリットなどを聞いた。 (取材日2020年10月9日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q乳がん検診はいつ頃から受けるのが良いのでしょうか?
A

目安になる年齢は35歳ですが、妊娠の前も受けていただきたいですね。というのも、妊娠、出産、そして授乳期が終わるまでにおおよそ2年ほどかかります。その間、なかなか検査する機会がないんです。2年という時間は皆さんが思っているよりも大きく、病変が隠れていた場合、大幅に進行することもあります。よく映画やドラマで「まさか出産後にがんが見つかるなんて」という展開が見られますが、そういったことを避けるためにも結婚や妊娠、出産といったイベントをきっかけに検診を受けることをお勧めします。もちろん、しこりや胸の張り、分泌があるなどの気になる症状があればいつでも来院していただきたいですね。

Qどのような検査を行いますか?
A

当院ではマンモグラフィと超音波検査(エコー)を併用しています。通常はマンモグラフィのみが多いのですが、超音波検査を併用することで詳しく検査をしていきます。乳がんは触診、マンモグラフィ、超音波検査で判断をしていきます。特に超音波検査は技術が必要となる難しい検査ですが、当院では研鑽を積んだベテランの女性技師が担当しますから、同性ということで安心して受けていただけるかと思います。受付からクリニックを後にするまでは、トータルで1時間ほどです。年齢で言えば、20〜30代の方は乳房が硬く、超音波検査のほうが適しているでしょう。また超音波検査なら妊娠している方でも受けられるといったメリットもあります。

Q受診後、どのくらいで次の検査を受けるのが望ましいでしょうか?
A

症状がなければ1〜2年後の検診をお勧めしています。しこりなどの所見がある場合は、3ヵ月後、半年後、1年後など、検査結果によって適切な時期をお伝えしています。乳がん検診で重要なのは変化を見逃さないことです。「セルフチェックの仕方がわからない」という方は、生理が終わる頃を目安に、毎月自分で触ってみてください。しこりの他、分泌の有無も目安になります。透明な分泌は心配いりませんが、そこに血が混じると乳がんの可能性が高くなります。下着に茶色いしみがついていないかを確認するだけでも大きく今後が変わってきますから、検診だけではなく、ぜひご自身で自分の体のことをよく見ていただきたいと思っています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1予約時間に来院し、問診票に記入

同院の乳がん検診は予約優先。当日受付も可能だが、予約のない場合は1時間前後の待ち時間が生じることもあるため予約を勧めているという。院内は木目調のインテリアを施してあり、リラックスできる空間。しこりや胸の張りといった気になる症状、既往歴、これまで検診を受けたことがあるか、さらに家族に乳がんを患った人がいるかなどの設問も。家族の病歴からは生活習慣を知ることで病気のヒントが得られることもあるそうだ。

2女性スタッフによるカウンセリング

問診票の記入が終わると、更衣室で検査着に着替え、カウンセリングルームで検査内容や気になる症状の確認などを行う。同院のスタッフは、全員が病院勤務経験のあるベテランの女性スタッフばかり。検査を前に緊張している患者に優しく声をかけ、事務的にならないよう、時には家族の話といった雑談を交えながら緊張を解きほぐしつつ、検査の流れを説明してくれる。心配事などがあれば遠慮せずスタッフに確認しよう。

3研鑽を積んだ女性技師が行うマンモグラフィ検査

マンモグラフィの撮影にかかる時間は約15分。女性のベテランの診療放射線技師によって、左右の乳房が撮影される。放射線量を抑えながらも、できる限り乳房の厚みが薄い状態にして撮影を行うため、小さな病変も発見しやすいのだそう。乳房を挟み込むため多少の痛みが伴うが、「大丈夫ですか?」「もう少しだけ頑張ってくださいね」といったスタッフの声かけもあり、患者にできるだけ不安を与えないように工夫がなされている。

4検査の精度を上げるために超音波検査も実施

検査室を移動し、女性の検査技師による超音波検査(エコー)を実施。ベッドに横になると、胸にゼリー状の液体を塗り、検査器具を滑らせながら調べていく。「ゼリーをかけるのでヒヤッとしますよ」「気になることはないですか?」と声をかけながら、15分ほどの時間をかけてじっくりと検査を行う。問診票に記入した気になる部分だけではなく胸全体を見ることで、隠れた病変などがないかをしっかりチェック。

5検査結果をわかりやすく説明

検査が終わり、診察室へ移動。撮影したマンモグラフィや超音波検査の画像を見せてもらいながら、医師から検査結果の説明を受ける。病変がない場合や良性の場合は、次回の検診のタイミングの説明や、日常生活でできるチェックやアドバイスを受ける。さらに詳しい検査が必要な場合は針生検や細胞診を受けることになる。「いずれにせよ、クリニックでの定期的な検診を続けることが望ましいです」と院長は語る。

ドクターからのメッセージ

深水 康吉院長

胃腸などの疾患と異なり、自分で気づける場合もあるのが乳がんの特徴です。例えば目元にしわができれば、すぐに気づくでしょう。それと同じように、乳房にも興味を持ってほしいんです。数ヵ月前まではなかったしこりがある、分泌に血が混じるといった変化に気づくためには、ご自身が自分の体にもっと興味を持つことが大切です。もちろん、胸の張りや更年期の症状が気になるといったことでも構いません。同じクリニックを受診するメリットも、その変化を見逃さない点にあると考えます。乳がんは身近な病気です。日々乳房に触れ、ご自身の体の変化に興味をもつことを意識していただければと思います。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳がん検診/1万円(自費の場合)

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