全国のドクター8,761人の想いを取材
クリニック・病院 161,545件の情報を掲載(2019年12月15日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 堺市北区
  4. なかもず駅
  5. 医療法人真名会 奥田皮膚科医院
  6. 奥田 謙一 理事長、奥田 英右 院長

奥田 謙一 理事長、奥田 英右 院長の独自取材記事

奥田皮膚科医院

(堺市北区/なかもず駅)

最終更新日:2019/11/13

192177 %e5%a5%a5%e7%94%b0%e7%9a%ae%e8%86%9a%e7%a7%91

大阪メトロ御堂筋線のなかもず駅から徒歩3分の「奥田皮膚科医院」は2018年12月開業。奥田英右(おくだ・ようすけ)院長は、かゆみの症状に悩まされた自身の経験から、臨床だけでなく研究にも注力。アトピー性皮膚炎で多くの難症例を診療してきた。そんな奥田院長を支えるのが、父であり同院が所属する医療法人真名会理事長・隣接する「奥田歯科医院」の院長でもある奥田謙一先生。長年にわたりレーザーを活用した診療を行う奥田理事長の影響を受け、英右院長も一般的な皮膚疾患の診療と併せて、しみやほくろなどのケアにレーザーを積極的に取り入れていく考えだ。親子で連携しながら、患者にとってより良い治療を求め続ける奥田理事長と英右院長に、同院での診療やレーザーについて話を聞いた。
(取材日2019年10月16日)

多くのアトピー性皮膚炎に接し、かゆみの研究にも注力

英右院長が皮膚科医院を開業するにあたり、奥田理事長はどのようなアドバイス、提言をされましたか?

1

【奥田理事長】私はこれまで歯科の領域でレーザー治療を積極的に取り入れてきました。歯科医師としてレーザー治療のメリットを知り尽くし、その経験・技術を生かして患者さんにレーザー治療を提供してきました。歯科の分野と同様に皮膚科診療の分野においても、レーザー治療は少ない回数で症状の改善が期待できる点や経済的観点から、メイクでずっと症状を隠し続けたり、化粧水などで地道に肌質の改善を図るよりもメリットが大きいと感じ、奥田皮膚科医院を開業するにあたっては、レーザーを診療に取り入れ、活用するようにアドバイスしました。

英右院長が医師になろうと思った時期、また皮膚科を専門に選んだ理由をお聞かせください。

【英右院長】親戚が産婦人科の医師で、お産の話などを聞いたりしていて、「人の命を助けるのはすごいことだな」と小さい頃から思っていました。また、小学生の時に小児喘息で入院したことがあったのですが、その時にも医師の仕事の大切さや責任のようなものを感じて、「医師になりたい」と思いました。皮膚科を選んだのは、学生の時にかゆみの症状に悩んで皮膚科に行こうと思ってもなかなか行きにくくて。若い男性には皮膚科に行きたくても行きにくいと思っている人が多いと思います。それで、そんな患者さんが気軽に行ける皮膚科があればいいなと思って皮膚科を選びました。中学・高校の同級性でアトピー性皮膚炎に悩んでいる人が多かったことも理由の一つです。

皮膚科の中でも、アトピー性皮膚炎を専門にされていたのですか?

2

【英右院長】初期研修後、大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター (現・大阪はびきの医療センター)で2年間の後期研修のために大阪大学医学部の皮膚科教室に入局したのですが、入局時に「アトピー性皮膚炎の勉強をしたい」と申し出たところ、認められました。結構忙しい病院なのですが、出向というかたちを取らせていただきました。全国から患者さんが来院する病院で、師事していた先生は朝9時から夕方まで、昼休憩もないほどの忙しさで、その先生のもとで勤務していました。アトピー性皮膚炎治療で多くの症例を扱っている病院で研修を受けることができたのは、年中無休のような忙しさでしたが、さまざまな症例にあたることができ、とても充実した日々でした。その経験があるからこそ今の診療ができています。

その後、大学院に進まれたのですね。

【英右院長】2016年の4月から大阪大学大学院で2年間、「かゆみ」に関する研究に取り組みました。さまざまな疾患を研究しましたが、“かゆみ”という感覚はまだまだ解明されていないことが多く、難しい研究テーマでした。しかし、かゆみで困っている人はかなり多いという現状を目の当たりにして、今後の方向性について悩んでいた時、歯科の領域でレーザー治療を行っていた理事長が多くの症例を手がけ、患者さんに喜ばれていることに着目したのです。そこで、自由診療になりますが皮膚科の診療にもレーザーを積極的に導入し、治療に役立てようと考えたのです。

レーザーによるケアを「生きる力」につなげたい

解明されていないかゆみのケアや、こちらの医院で行われているほかの治療について教えてください。

3

【英右院長】「かゆみ」というものはなかなか言い表すことができず、わかっていないことが多くあります。アトピー性皮膚炎を起こす物質、生物的性差なども出てはいますが、まだまだです。この未知の部分を何とかしていきたいと思っています。臨床では症状を診て、アレルギー歴や治療歴を含めて問診し、触診、視診と総合して適切な薬を選んでいくという診療になります。かゆみは薬を塗ればどうにかなるというものでもなく、逆にかゆみが増すこともあり得ます。未知の分野に取り組むのは非常に興味深いですね。かゆみに対する治療のほかには、保険適用の一般的な皮膚疾患、イボ・水虫・アトピー性皮膚炎の治療、あとは、レーザー機器を使って、ほくろなど、皮膚トラブルで悩む人たちをケアしていきたいと思っています。

来院する患者さんの年齢層についてお聞かせください。

【英右院長】赤ちゃんから高齢の方まで男女を問わず、幅広い年齢層の患者さんが来院されます。偏りがないですね。主訴は、保険診療では、じんましんやかゆみ、アトピー性皮膚炎、水虫などが多く、自由診療では、しみの悩み、イボやほくろに悩まれているケースが多いですね。施術にあたっては、肌の状態などを細かく確認し、施術可能かどうかの判断をしてから行います。ですから、レーザーによるケアを受けることができない状態にある方には行うことができません。

皮膚科領域でもレーザー治療のニーズが高まっているとのこと。それについてどのようにお考えですか?

4

【奥田理事長】医療とは何かと考えますと、治療を受けることによって「生きる力を得る」ということにもつながり、これは非常に大きな医療の力だと思います。肌荒れやニキビに悩んでいる思春期の子どもがコンプレックスを解消し、真っすぐ生きていくための力になれる。また、高齢の方のしみなどのケアをすることにより、外に出ていきたいと思わせるような活力を与えることもできると考えています。私の専門としている歯科と同様に皮膚科も命に関わる大きな疾患を扱うことはあまりないと思いますが、英右院長が着目しているのは、同じ部分だと思います。

綿密な治療計画を立て、患者とともに治療に臨む

診療での印象的なエピソードなどあればお聞かせください。

5

【英右院長】来院した患者さんで、バックグラウンドなどからすぐに専門的な検査・治療が必要だと判断し、関連病院に紹介したことがあります。そして、その後の経過の報告を見ると、とても良い方向に向かっていることが確認できました。このことから、当院でできるケース、紹介すべきケースの判断を的確に行うことが開業医の使命だと思っています。当院でできることに関しては、患者さんのニーズに合わせオーダーメイドの治療を行います。例えば、アトピー性皮膚炎でステロイド薬を使いたくないという患者さんには、状態を確認しながら漢方などを取り入れて治療を進めます。すべては患者さんと相談しながら、目標のようなものを決めてから治療します。治療計画の導入は大事ですね。

お忙しい毎日ですが、休日はどのように過ごされていますか?

【英右院長】ゴルフが好きで、友人とよく行っています。父と行くこともあります。
【奥田理事長】私は、ゴルフは健康のためにしています。ゴルフができる限りは仕事もできると思っています。夏の暑い日も、冬の寒い日も1日ゴルフで遊ぶことができているうちは、仕事をする体力があると。精神的にもリフレッシュできます。オンとオフをしっかり分けることが元気でいることの秘訣かもしれません。

最後に、今後の展望、読者へのメッセージをお願いします。

6

【英右院長】今後はレーザーをさらに活用して、患者さんが皮膚トラブルや皮膚の悩みを解消し、前向きに生きる活力を得られるようなケアを提供したいですね。読者の方へのメッセージとしては、年齢を重ねると、日焼けなどの影響でしみが出てきたり、しわやたるみが気になってきますが、普段の保湿ケア、日焼け対策をしっかり行ったり、ビタミンCなどを積極的に取ったりして予防することが大切です。レーザーによるケアをご希望される場合は、お気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

【レーザーによるケア】しみ/5000円~、ほくろ/5000円~

Access