複数の種類から適切なものを提案
欠損補綴はインプラント治療で
さいごう歯科クリニック戸塚駅前院
(横浜市戸塚区/戸塚駅)
最終更新日:2023/05/12


- 自由診療
インプラント治療は、歯がなくなってしまったところに、人口の歯の根っこを埋め込み、そこへ人工歯をかぶせる歯科治療のこと。第二の永久歯と呼ばれるインプラントの登場によって、見た目だけではなく、口腔の機能性を上げ、歯を失ってしまう前のお口の環境に近い自然な状態の再現がめざせるようになった。「さいごう歯科クリニック戸塚駅前院」が行うインプラント治療は、無理のないように患者の症状や体質に合わせ、痛みに配慮しているのが特徴で、患者からの相談が増加傾向だという。「インプラント治療はあくまで歯科治療の選択肢の一つであり、最も大切なことは患者さんのことを第一に考えた歯科治療を行うこと」と語る西郷進太郎院長。患者が抱く不安を解消すべく、インプラント治療について詳しく聞いた。
(取材日2022年12月14日)
目次
手術前のカウンセリングとCT検査をもとに治療計画を立案。定期的なケアで長持ちを図るインプラント治療
- Qインプラント治療のメリットを教えてください。
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A
▲噛みやすさなどさまざまなメリットがあるインプラント治療
歯が失われたところに人工的な歯の回復を図ることを、欠損補綴といいます。欠損補綴は、入れ歯、ブリッジ、インプラントの大きく3つの種類に分けられます。当院の欠損補綴の第一選択はインプラントです。やはり歯の保存を考えるとインプラントが適切だと思います。ブリッジですとどうしても両隣の歯を削り負担がかかるので、最終的に両隣の歯を失ってしまうこともあります。入れ歯は噛みづらさが否めません。より噛みやすさにこだわりたい人や入れ歯が合わず困った人が選択されます。実は私も、噛みしめて奥歯を割ってしまいインプラントが入っているんです。実体験からの話は説得力があるのか、患者さんも安心して話を聞いてくださいますね。
- Qインプラント治療にもいろいろな種類があるそうですね。
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A
▲複数の種類のインプラントから患者に合ったものを提案している
当院では、スイスのインプラントメーカーのインプラント製品をメインに治療を行っており、その会社の持っている種類から選んでいきます。まずCTで画像を撮り、その画像をもとに設計していきます。一人ひとり骨の状態が違っても、複数の種類のインプラントから合ったものを提案できるのが特徴です。顎の骨に十分なボリュームがなく、インプラント治療を断られてしまった方でも、当院で治療ができる場合がありますから、一度ご相談ください。
- Q治療の流れについて教えてください。
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A
▲丁寧なカウンセリングや精密な検査に注力
まずは、カウンセリングの時間を設けて患者さんと治療の相談を行います。その後にCTで撮った写真をもとに「今はこういう骨の状態だから大丈夫」など、患者さんとコンセンサスを得ながら治療計画を立て手術に進みます。期間としては個人差がありますが、3ヵ月から半年くらいかけて完了をめざします。ただ、インプラント治療は、入れて終わりではありません。いかに長持ちさせるかが重要で、咬合のチェックや汚れがつきやすくなっていないかなど、状態を冷静に診ていく必要があります。ですから、メンテナンスは非常に大切。3ヵ月に1回くらいは定期健診に来ていただきたいですね。
- Qインプラントを長持ちさせるためにできることはありますか?
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A
▲西郷院長は低侵襲の手術を心がけ、患者の負担に配慮している
まず「定期的なメンテナンスがいかに大事か」ということを患者さんに自覚していただくために、常々お伝えしています。セルフケアで患者さんが気をつけることは、デンタルフロス・歯間ブラシを使うことや、適した歯ブラシの選択など。家での歯磨きの具体的なアドバイスを私や歯科衛生士が説明しています。歯磨きなどのケアが十分でないとインプラントと歯茎の間から細菌が侵入しインプラント周囲炎になり、インプラントがぐらぐらした状態になって抜けてしまうケースも。インプラントを長持ちさせるためには、歯科医院での定期健診と家庭でのセルフケアが欠かせません。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/30万円~
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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。