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頭痛やめまいには脳疾患の可能性もある
放置せずMRI検査を

医療法人社団 子安 大倉山脳神経外科クリニック

(横浜市港北区/大倉山駅)

最終更新日:2022/10/31

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  • 保険診療

身近な症状である頭痛やめまいは、特に病院を受診することなく市販薬でやり過ごしたり、我慢しているという人も多いだろう。そんな日本人の我慢強さに、「大倉山脳神経外科クリニック」の矢崎弘人院長は警鐘を鳴らす。「脳の血管は一度切れてしまったら、もう元には戻りません。頭痛やめまいといったよくある症状も軽視せず、早めの検査で脳卒中などの脳疾患リスクの有無を確認すべきです」そう語る矢崎院長は、長く病院で脳疾患治療後のリハビリテーション患者を診てきた経験から、病気を早期発見するために、検査の重要性を強く訴え続けている。そんな矢崎院長に、脳の血管障害や脳腫瘍、脳萎縮といった脳の異常をいち早く見つけることができる頭部MRI検査について、詳しく解説してもらった。

(取材日2022年9月27日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q頭痛・めまいが不安です。何科にかかれば良いのでしょうか?
A

頭痛やめまいといった症状では、まず内科を受診されるケースが多いでしょう。しかし、頭痛やめまいの原因は多数考えられ、その症状がどのように引き起こされているかを鑑別することは決して容易ではありません。多くの場合は問題ないものですが、中には重篤な脳の異常が潜んでいるようなケースも。頭痛やめまいが長引く、たびたび出現するといった場合には、一度、脳神経外科でMRI検査を受け脳の状態を確認することをお勧めします。また、脳疾患により引き起こされる症状は頭痛やめまいにとどまらず、手足のしびれや物忘れ、認知力の低下なども挙げられます。そうした症状が気になる際にも、検査を受けることを検討されてはいかがでしょうか。

QMRIは重症になってから受けるイメージがありますが?
A

確かに、ひと昔前のMRI検査は大きな病院でのみ受けられるもので、重い病気の可能性が高い人などに限って実施されていました。しかし、昨今では当院のようなクリニックでも大きな病院レベルの検査を行える体制が整っており、身近に受けていただける検査となりました。病院での検査と異なり、クリニックでは受診当日に即検査を受けていただき、その日のうちに結果を知るといったスピーディーな対応も可能です。検査の結果問題がないことがわかれば、安心することができます。重篤な病気の予兆を早期に捉え、適切に対応していくために、また日々を安心してお過ごしいただくためにも、気軽にMRI検査をご活用いただければと存じます。

QMRIを受けるとどういった病気がわかるのですか?
A

考え得る恐ろしい病気としては、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血といった、いわゆる脳卒中が第一に挙げられます。当院の検査ではMRI検査と同時に脳の血管の状態を調べるMRA検査も実施しますので、他にも脳腫瘍や出血の原因となる動脈瘤、動脈解離なども調べられます。頭だけでなく首の範囲も調べられるので、頸動脈狭窄症や変形性頸椎症、頸部脊柱管狭窄症なども対象となります。脳の病気は初期では大きな自覚症状のないまま進行し、ある日突然悪化して、取り返しがつかない状態になることも。ありきたりな頭痛とやり過ごしていたら、それが大きな病気によるものだったと、後から悔やまれる方も多く見てきました。早めの検査をお勧めします。

検診・治療START!ステップで紹介します

1受付、問診票の記入

クリニックでは診察後、必要に応じて即日MRI検査を行うこともある。そのため、検査を受ける可能性がある、あるいは検査を希望する場合には準備をした上で来院する。化粧品やヘアスプレーには金属が含まれるものもあるため、使用を避けたほうが無難だ。問診票では、診察がスムーズに進むよう、どんな症状が、どの部分に、いつから、どの程度の頻度であるのかなど、できる限り細かく記入する。ウェブ上の事前問診票も活用可能だ。

2医師による診察でMRI検査の必要性を判断

問診票の記入内容を参考に、医師による診察でさらに詳しい情報を引き出していく。主訴以外の症状はないか、体を動かした時や入浴時などに症状に変化があるかなど、医師はある程度の雛形に従い、聞き漏らしのないよう質問し、できる限り詳細な状態の確認に努める。診察によりMRI検査が必要と判断されれば、すぐに準備して検査となる。検査時には用意された検査着に着替えて検査室に入ることとなる。

3注意点を踏まえてMRI検査を受ける

検査は、臨床検査技師が中心となって進められる。磁力を遮断する検査室に入り、MRI装置に横たわって検査を受ける。3テスラMRIによって短時間で精度にこだわった画像を得ることができ、内容によるが通常20分弱で検査は終了する。MRI検査では特有の大きな音が発生するため、耳栓を着用する。また、狭い筒状の装置に入るため、不安がある人は事前に確認した上で、軽い安定剤を使用しての検査も可能だ。

4検査結果をもとに医師が状態を説明

検査により得られた画像データは5〜10分ほどで診察室へと転送され、医師が画像診断を行う。その後、モニターに映し出された画像を見ながら、患者にわかりやすく状態を説明する。どういった部分に、どのような異常があるのか、今後どのような状態になりやすいのかなど、詳しく解説する。診断に迷うような症例では、放射線科を専門とする別の医師にも読影を依頼し、ダブルチェックをすることも。

5診断結果に応じた治療を受ける

診断に応じて、手術などが必要であれば適切な機関に紹介し、薬で対応可能な状態であれば処方をする。その他、血管の状態を良好に保つための、水分摂取や食事、運動などの生活習慣へのアドバイスを同時に行うことも多いという。検査で特に原因が見つからない場合、パソコンなどでの作業姿勢や枕の高さを確認することも。その後、必要に合わせて経過観察を行う。状態確認はもちろん、投薬効果を測るためにも経過観察は重要となる。

ドクターからのメッセージ

矢崎 弘人院長

脳の病気は前ぶれなく突然やってくると思われていますが、検査で血管の異常などの予兆を見つけることは可能です。突然の脳疾患から命を守るためには、検査によりこうした予兆を早期に捉え、予防していくことが唯一の方法となります。我慢強い国民性からか、頭痛やめまいといった症状を持ちながら、受診に至らない方が多くいます。しかし、そうした身近な症状の影に恐ろしい病が隠れていることもあるのです。また、認知力低下を気にして将来に不安を持つ方も多いようですが、すべてではなくとも早期発見・早期治療により治療できる認知症もあります。検査を受け、ご自身の体の現状を把握すれば安心につながりますので、ぜひ検査をご検討ください。

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