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大野 芳弘 院長の独自取材記事

刈谷おおの歯科

(刈谷市/刈谷駅)

最終更新日:2021/10/12

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刈谷市の交通公園のすぐそばに位置する「刈谷おおの歯科」。「家族連れで通えるようにしたかった」という大野芳弘院長の考えで、落ち着いたたたずまいの外観に、院内はバリアフリーで木の雰囲気を生かした温かみのある空間となっている。待合室には保育士が常駐するキッズルームがあり、半個室の診療スペースの奥には個室と、乳用児のためのベッドの部屋を用意。小さな子どもから静かにプライベート空間で受診したい人まで、さまざまな患者が通いやすいクリニックとなっている。大野院長は大学院で入れ歯を専門に学んでおり、「患者さんに適した入れ歯を作り上げていくことにはやりがいを感じます」と優しい笑顔。小児期からの予防にも注力し、小さい子でも怖がらず、楽しく通えるようにとクリニック全体で心がけている。

(取材日2021年8月18日)

小さな子どもをはじめ、誰もが来やすいクリニックに

開業の経緯や患者層について教えてください。

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私は開業前、刈谷市に隣接する東浦町のクリニックに勤務していました。刈谷になじみがあり活気がある町だと感じていたこと、都心より郊外で開業したかったことから、2019年この場所に開業した次第です。刈谷駅からも遠くなく、見晴らしが良く、公園に近いことも決め手でしたね。公園は、土日は特に家族連れでにぎわっており、もしお子さんがけがをしてもすぐ治療できるよう、当院の土曜の診療時間は公園の開園時間に合わせています。ここで診療を終えてから公園に行かれるご家族も多いようです。患者さんは赤ちゃんから高齢の方まで幅広く、お子さんが全体の3~4割程度です。中でも未就学児が目立つでしょうか。その後、ごきょうだいやご両親、おじいちゃんおばあちゃんとご家族で来ていただくことも多く、ありがたく思っています。

患者さんはどのようなお悩みで来られているのでしょうか?

刈谷市には企業が多く立地していて若いファミリーも住まわれており、そうした土地柄もあるのかもしれませんが、歯を守ろうという意識を持つ方が少なくありません。お子さんの定期検診の希望もよくありますね。虫歯や歯周病などのお悩みもありますが、予防やメンテナンスに来られる方との割合は半々でしょうか。高齢の方では入れ歯を作りたいという方も来られています。

2021年に改装されたそうですね。

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はい、患者さんが増えたことや、プライバシーを確保し個室で治療を受けたいというご希望があることから、半個室の診療スペースに加えて奥に個室を設けました。個室には大きな窓を作ったのですが、使っていないときや診療時間後にはブラインドを上げて外から見えるようにしています。歯科はどうしても怖いイメージがあるので、車や家具のお店のショーウインドーのように中の様子を皆さんに見てもらって、「歯医者さんってこうなっているんだ」と安心や親しみを感じてほしいと思ったのです。椅子は真っ赤でスタイリッシュなものを選んでいます(笑)。また、赤ちゃんや小さいお子さんの歯磨きやケアをするためにベッドだけを置いたステップアップルームも作りました。仰々しい機械がなく、ごろんと寝転ぶだけなので怖さはないと思いますよ。さらに、3台の診療ユニットの天井にはモニターをつけてアニメを流すようにしており、お子さんには喜ばれています。

生涯、歯を守るために小児期の予防にも注力

こちらには広いキッズスペースがあり、子どもも来やすそうです。

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キッズスペースはお子さんが自由に動き回れる広さがあり、保育士が常駐していますので赤ちゃんをお預かりすることも可能です。隣の診療ユニットからは窓を通してお子さんの様子を見られますし、お子さんも治療中の親御さんやごきょうだいの姿を見て治療がどんなものかを知ることができます。頑張った「ごほうび」として小さなおもちゃも用意しており、お子さんにはここへ来て楽しく過ごしていただきたいと思っています。この地域には幼稚園や小学校があって、親御さん同士のつながりでお友達を紹介してくださる方も多いです。私にも子どもがいますので、親御さんと子育ての話をすることもありますね(笑)。

先生は予防に力を入れられていると伺いました。

はい、自分に子どもが生まれて、より子どもの頃からの予防が重要だと考えるようになりました。生涯、歯を守るための「入り口」となるのが乳児期です。もっと遡れば、お母さんのおなかの中にいる時から予防は始まるのです。妊娠するとホルモンバランスが崩れ、歯周病が進行する恐れもありますので、妊婦歯科健診を機に、産後もご自身と赤ちゃんのために受診を続けて、良い口内環境を維持していただきたいと思います。赤ちゃんの来院は、歯が生え始める生後6ヵ月前後がお勧め。お母さんも赤ちゃんの歯のケアや歯並びについてはご存じないことが多いかと思いますので、最初はそこからアドバイスさせていただきます。キッズルームやステップアップルームを設けたのも、クリニックは怖い所ではなく楽しい所だと思ってほしいから。小さいうちにクリニックに慣れることで、成長しても続けて予防に取り組んでもらえると思います。

予防を担う歯科衛生士さんはじめ、スタッフの方々についても教えてください。

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現在、歯科衛生士は妻を含めて7人、歯科助手は2人、保育士は1人が在籍しており、みんな明るくて子ども好き。お子さんにとっては「お姉さん」のような存在だと思います。高齢の方にも優しくて、当院はバリアフリーなのですが診療ユニットまでつき添って歩きます。仕事には目標を持って取り組んでほしいと思っており、「スケーリングを丁寧に」「歯茎の下のほうまできちんと汚れを取る」など各々が技術を高めるように努めています。みんな仲も良くて、わからないところは教え合っていますね。また、字が上手な人は患者さんに伝えたいことを掲示板にまとめてくれたり、SNSが得意な人は当院の魅力を発信してくれたりしており、スタッフには感謝しています。

患者との対話を大切に健康づくりをサポート

先生は大学院で入れ歯を専門的に学ばれたそうですが、そのやりがいとは?

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入れ歯は「合わないから使わない」というお話を聞くこともありますが、そうした方にも合うように工夫して作り上げていくことにやりがいを感じます。入れ歯は治療の選択肢がたくさんあり、素材もさまざま。「ばねを変えれば痛みが減るだろう」「これなら安定するのでは?」「目立たせないためにはこの方法」など、その方に合うものを考えて提案するのには難しさも面白さもあります。ぴったりと合う入れ歯で物を噛むことは、他の歯に余計な負担をかけないという点からも重要です。入れ歯治療の際には、なぜ痛みがあるのか、なぜ入れ歯が必要かを十分お話しするようにしています。歯科の治療においてはそうした医療的なお話を大事にする側面と、精密な作業を行う職人的な側面がありますね。

診療で大切にされていることはどんなことですか?

患者さんに納得していただいた上で治療に入ることです。当院では診療台の椅子に小型カメラを設置しており、口内を撮影してモニターでお見せしながら、虫歯や治療後の状態を視覚的にも理解していただけるようにしています。私もスタッフも患者さんとのコミュニケーションは普段からとても大切にしていますね。それはこちらの治療方針を説明するためということもありますが、患者さんの本当の思いを知るためでもあります。どなたでも最終的に自分の歯をどのようにしたいかというイメージはあるはずで、例えば歯を残したいと考えている方には予防の重要性もお話しするといった具合です。またお子さんの場合は、親御さんにはもちろん、お子さんご本人にもできるだけわかるように説明をしています。

今後の展望についてお聞かせください。

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基本的にはこれまでどおり、「痛くて怖くて行きづらい」という歯科のイメージを取り除くよう、患者さんとの対話を大事に、できるだけ痛みが少ない治療に努め、通いやすくて楽しいクリニックづくりをしていきたいと思います。当院には赤ちゃんから来られていますので、その子たちの今後の成長も楽しみですね。また、子どものうちから予防に取り組むことの大切さも引き続きしっかりお伝えしていきたいです。毎月、検診に来られている90代の方は入れ歯がなく全部ご自分の歯で体もお元気。体の健康と歯の健康は関連していると実感しています。ぜひ習慣の一つとして歯の定期検診を生活に取り入れてほしいです。私たちは皆さんの健康のため、心を込めてそのお手伝いをさせていただきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

入れ歯治療 ノンクラスプデンチャー/8万8000円~、金属床/11万円~

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