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纐纈 真一郎 院長の独自取材記事

こうけつ内科胃腸内科クリニック

(さいたま市緑区/東浦和駅)

最終更新日:2019/08/28

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埼玉県東浦和を走る国道463号線沿いに建つ東浦和クリニックプラザ。その1階に2019年2月、新しくオープンしたのが「 こうけつ内科胃腸内科クリニック」だ。大きな窓から外の光が降り注ぐ明るい待合室が印象的な同院の院長を務める纐纈真一郎(こうけつ・しんいちろう)先生は、大学病院やがんセンター、基幹病院で消化器疾患の診療に従事したのち、一般内科や訪問診療にも携わってきた医師。同院でもその経験を生かした消化器疾患と内科一般の幅広い診療で、ホームドクターとして地域の人々の健康を支えることをめざしている。「患者さんの気持ちもくみ取ったオーダーメイドの治療をしていきたい」と丁寧な口調で話す纐纈院長に、同院のことや地域医療にかける思いを聞いた。
(取材日2019年4月23日)

消化器疾患から内科一般、小児科、外科まで幅広く診療

クリニックを紹介していただけますか?

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当院は、今年の2月に開院しました。私が専門とする胃腸の病気と生活習慣病などの一般内科を幅広く診療することに加えて、地域にはお子さんも多いので小児の診療や、消化器外科の経験に基づいた外科的な処置など、いろいろな病気や症状、困り事に対応できるクリニックでありたいと思っています。私はこれまでに大学病院やがんセンター、基幹病院で消化器疾患の診療にあたり、その後は一般内科や訪問診療にも携わってきました。当院でもそれらの経験を生かして、近隣の病院などとも連携しながら、消化器疾患の専門的なことも含めて、地域の皆さんのホームドクターとして幅広く診療をしていきたいと考えています。内覧会の時にはたくさんの地域の方にご来院いただき、興味を持っていただけて良かったなと思っています。

すてきな院内ですが、こだわったところを教えてください。

待合室は、患者さんが待っている間もくつろげるように、当院のシンボルカラーである落ち着いた黄色や緑色、木目も使って、明るくて居心地の良い空間にと考えました。普通の長椅子に加えて、奥にはカウンター席もあります。これは必ず作りたいと思っていたのですが、子どもやお年寄りでも座れるようローカウンターにしてあります。そして、周囲に目を配りやすいよう診察室を中心に、周りに処置室や内視鏡検査室を配置してあります。消化器を専門としているので、吐き気や下痢の症状がある方がいらっしゃいますし、内視鏡検査も行うので、トイレは3つ用意しました。車いすで入れる広めのトイレもあります。また、建物の入り口をドライブスルーにして、雨よけのひさしも設置し、雨が降っているときや、具合の悪い方が来院されたときに、クリニックの入り口に車が横づけできるようになっています。

どのような患者さんが訪れていますか?

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胃腸内科を標榜しているので、胃痛や腹痛など消化器症状を訴えてくる方が多いです。最初はお子さんの風邪で受診していただいて、それから兄弟やお父さん、お母さんなど、ご家族ぐるみで来院いただいている方もいらっしゃいます。「明日は、嫁が来ますのでよろしくお願いします」なんて言われることもあります(笑)。年齢的には、3歳くらいのお子さんから80歳を超える高齢の方まで、本当に幅広い方に来ていただいています。それに、駅から多少距離があって国道沿いなので、車での通院が多いと思い、駐車スペースも21台と広くしたのですが、意外と歩いてくる方も多いですね。

内視鏡検査と炎症性腸疾患の診療に力を入れる

力を入れていることは何ですか?

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私の専門は胃腸内科なので、胃と大腸の内視鏡検査には力を入れています。胃カメラの場合、必要であれば当日緊急に検査をすることも可能です。もちろん食事をしていない場合です。心窩部痛を訴えて来院して緊急に胃カメラを行い、実際に胃潰瘍、十二指腸潰瘍やアニサキスなどの診断がついて、その場で治療を開始した方もいます。ですから、検査をすぐに受けられることは患者さんにとってメリットだと思います。当院では経口内視鏡だけではなく、経鼻内視鏡の検査を行っています。また、希望があるときには鎮静剤を使用しています。大腸の内視鏡検査では、おなかの張りが少なくなるよう炭酸ガスを使っています。目の前で画像を見られるようにしていますので、自分の胃の中の映像を興味深く見ている方もいらっしゃいますね。ぜひ自分の目で体の中を見て、自分の体や健康に興味をもっていただけたらと思います。

そのほかに特徴的な診療はありますか?

クローン病や潰瘍性大腸炎といった炎症性腸疾患の診療も行っています。埼玉県には、炎症性腸疾患の診療ができるところが少なく、都内の病院まで診察を受けに行っている方がいらっしゃいます。出身の医局が炎症性腸疾患に力を入れていて、研修医の頃からたくさんの症例を診療をしてきましたので、その経験を生かしていきたいと考えています。原因不明の胃腸の症状で来られた方が炎症性腸疾患であれば、しっかりと診断をつけて、入院が必要であれば紹介することもできますし、当院でできることであれば対応するなど、少し特殊な病気のプライマリードクターのような感じでやっていければいいなと思っています。

診療の際に心がけていることはありますか?

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可能な限り、できるだけ幅広い病気や、つらい症状を治療するお手伝いをしたいと思っています。そのために勉強を怠らずに研鑽しています。そして、一つ一つの病気には診療ガイドラインがあって、標準治療があるのですが、一人ひとりに人生があるように、患者さんにもこうしたいという希望があると思うんです。ですから、そういう思いをしっかりとくみ取って、できる限りオーダーメイドのような診療ができるようにというのを心がけています。診療をしていて、症状が改善した時、症状の原因や病気がないことがわかった時に患者さんが見せてくれる表情というのはすごく豊かで、そういう姿を見ると、この仕事をしていて良かったなと思いますね。

患者の気持ちを引き出しながら、診療をしていきたい

先生は、なぜ医師を志したのですか?

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子どもの頃は、体が弱く、クリニックや病院、先生や看護師さんにすごくお世話になったんです。その恩返しがしたかったのが一つ。ほかには、自分のつらい症状の原因は何なのだろうという興味がありました。そして、同じようなつらい思いをしている人の手助けをしたいと思い、医師になろうと決めました。小学生の時には夏休みにずっと入院をしていて、夏休みが明けてからの図工の授業で夏休みの思い出の絵を描きましょうというのがあって、入院していた絵を描いたことがあるくらいでしたので、医療が身近になっていたんですね。消化器を専門にしたのは、後から思えばですが、高校生の時に母が大腸がんになったことが進路に影響したのかなと思います。

どのようにリフレッシュしていますか?

医師は体力勝負ですので、ストレッチなどの運動を心がけています。最近は忙しくてできていませんが、テニスやサイクリングやランニングが好きですね。あとは、絵を見るのも好きです。特別に誰が好きというのはないのですが、写真と見間違えるような写実的な絵を描く画家がいて、興味があるんです。それで、少し遠くて時間がかかるのですが、そういう絵が展示されている千葉県にある美術館に思い切って行くこともあります。

今後の展望とメッセージをお願いします。

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患者さんが腹痛を訴えて来られたときにはすぐに胃カメラなどの検査を行い、病気を診断すること、待ち時間を少なくできるようにすることなど、まずは真面目に、皆さんの信頼が得られるような医療をしていきたいと思っています。私は、病気の治療も患者さんが主人公だと思っています。医師がこうしなさいと言って、患者さんがそれに従うのではなくて、こうしたいという患者さんの気持ちを引き出しつつ、治療の方向性を決めて、さらには、自分の体に興味を持っていただいて、治療に積極的になれるようにしていきたいと思います。当院は、この地域にお住まいの方やお勤めの方のかかりつけ医になることをめざしていますので、ちょっとしたことでも遠慮なく、相談していただきたいと思います。

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