全国のドクター8,965人の想いを取材
クリニック・病院 160,761件の情報を掲載(2021年9月22日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 名古屋市中区
  4. 栄駅
  5. ひだまりこころクリニックサンシャインサカエ院
  6. 症状があれば早期の受診を通いやすい環境でうつ病を治療

症状があれば早期の受診を
通いやすい環境でうつ病を治療

ひだまりこころクリニックサンシャインサカエ院

(名古屋市中区/栄駅)

最終更新日:2021/03/22

Main Main
  • 保険診療

「疲れが取れない」「仕事に行きたくない」など日常生活で憂うつな気分になることは誰でもあるのではないだろうか。しかしそれが2週間以上続くと「うつ病」の可能性があるのだそう。心療内科・精神科というと敷居が高く感じるかもしれないが、「ひだまりこころクリニックサンシャインサカエ院」の野村紀夫理事長は、「うつ病は、まず悩みを話すことが大切。初期であればカウンセリングだけで終わることもありますし、薬が心配な方には依存性のない薬や漢方薬もあります」と早期の受診を呼びかける。検査により貧血や甲状腺機能低下症など体の異常が見つかったり、発達障害がそもそもの原因だと判明したりするケースもある。患者一人ひとりに適した診療を心がける野村理事長に、同院でのうつ病の診療について聞いた。(取材日2021年3月3日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qうつ病とはどのような病気でしょうか?
A

うつ病は、気分の落ち込みや、興味・喜びの喪失、疲労感、不眠など心身に複数の症状が出て、それらが2週間以上続く状態です。ご自分では判断が難しいのですが、「会社や学校に行きたくない」「疲れが取れない」「眠れない」「寝ても目が覚めてしまう」といった症状から始まることが多く、当院では定められた診断基準を基に診断していきます。初期であれば医師のカウンセリングだけで済むこともありますが、人間関係の悩みが原因の場合は重症化しやすいことも。治療は患者さんの生活背景、人生設計などまで把握して方針を決めていきます。通院は一般的に半年から1年ほど続けることが望ましいでしょう。

Qどのような症状があれば受診すべきですか? 
A

人間関係の悩みがあったり体の不調が続いたりすれば、早めに受診していただきたいですね。治療が必要な目安としては、学校や会社に行くことが苦しく、休みたいという気持ちが強いとき。「疲れが取れない」というのは頑張りすぎではないかと思いがちですが、うつ病の症状に該当しますので、体の重さを感じたら来ていただきたいと思います。ほかに不眠や、寝ていても目が覚めてしまうなど睡眠も一つのバロメーターになりますし、食欲が極端に落ちた、あるいは極端に増えたということも目安にするといいかもしれません。まずは悩みを誰かに話すことが大事ですので、来ていただければお話だけでも何らかの力になれるのではないかと思います。

Qどのような人がうつ病になりやすいでしょうか?
A

まじめで、人がよくて頼まれると断れない、不安や問題を1人で抱え込んでしまうような性格の人はなりやすいといえるでしょう。ただ、特別な人がなる病気ではなく、その人が耐えられる以上のストレスを抱えることで誰もがなりうる病気です。もともとADHDやアスペルガーなど発達障害があって職場で不注意やミスが多く、何度も叱られたりして二次的にうつ病を発症するケースもあります。糖尿病や高血圧、あるいはがん、認知症など病気を持つ方がなることも少なくなく、そうしたときは病気の薬と併用できる薬を処方します。患者さんが前向きに体の病気の治療に取り組めるようサポートしてくこともわれわれの仕事です。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診票を記入し、予診を受ける

受付を済ませたら番号で呼ばれるので、看護師あるいは臨床心理士と落ち着いた個室で15~30分ほど話をする。一度アウトプットを行ったほうが患者自身の頭の中が整理できるとともに、出し切った後にさらに言いたいこと、言い忘れたことを医師に伝えることができるため、あえて予診と診察の2回、話せる場を設けているという。「医師に言いにくいこともスタッフになら話せることもあるようです」と野村理事長。

2医師による診察を受ける

問診や予診の内容を共有した医師が診察する。後のきめ細かな治療計画に生かすため、症状や年齢のみならず家族、仕事、人生計画など背景もじっくり聞いていく。発達障害であったりパニック障害や不安神経症を併発したりしている場合もあるので慎重な判断を心がけているそうだ。必要に応じてその日のうちに血液検査や心電図検査、心理検査に進む。検査結果は後日確認となる。

3検査結果をもとに診断

血液検査によって甲状腺の機能低下症や機能亢進症、貧血、更年期障害など体の病気が判明した場合、治療計画を変更し、病気に沿った内容にする。心電図検査で異常があった場合は適用でない薬もあるため注意が必要だ。また発達障害を明確に鑑別するためには後日専門的な心理検査を行って解析し、客観的な数値データを得て診断することになる。治療を開始しても薬が体に合っているかどうかや副作用の有無を調べる血液検査は重要だ。

4治療方針を決定し、治療を開始する

検査結果に応じて治療薬の種類や量を決定。同院ではできるだけ少量の薬での改善をめざしている。西洋薬に加えて漢方薬も用いており、妊娠を望む人や冷え性の人、「眠りたい」「イライラを抑えたい」といった希望を持つ人それぞれに合わせて処方してくれる。みずからの考え方や日常の課題について医師と対話しつつ進める精神療法を行うケースもある。同院には男女複数の専門医師が在籍するので相性の良い医師を選択できる。

5治療を継続する中で社会制度の案内も行う

薬物療法の場合、作用を感じ始めるのは1週間から1ヵ月ほどたってから。決められた頻度で継続的に通院する。あわせて、精神障害者保健福祉手帳の取得で得られる就職でのメリットや、働けない場合の傷病手当、医療費の自己負担額を軽減する自立支援医療制度、介護保険、訪問看護などについても丁寧に説明してくれ、患者が希望を持って人生を歩めるよう寄り添ってくれる。

ドクターからのメッセージ

野村 紀夫理事長

うつ病は、いったん治まっても数年後に再発するケースがあるため、特に初めてうつ病になった方には、しっかりと治療を継続していっていただきたいと思っています。「会社へ行きたくない」「眠れない」といった症状や人間関係の悩みがあれば無理に我慢せず、早めに受診することがまず一番大事。現在は、依存性のない新しい薬もあり、早期に治療を開始することで治療期間を短く、かつ重症化を防ぐことが期待できます。クリニックを選ぶときは治療の継続も考えて、ご自身が通いやすい場所にあること、話しやすい医師がいることも大切にしてほしいです。当院は名古屋の中心部に位置し、土日診療もしています。どうぞお気軽にご相談ください。

Dr
Access