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味生 洋志 院長の独自取材記事

柏町内科・消化器内科クリニック

(立川市/砂川七番駅)

最終更新日:2020/07/01

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砂川七番駅近くにある「柏町内科・消化器内科クリニック」。院長の味生洋志(みのお・ひろし)先生の専門は消化器内科だが、へき地医療、救急医療にも従事し、血液内科、神経内科、循環器、呼吸器、腎内分泌代謝、総合内科と幅広い診療科で研鑚。喘息や糖尿病から白血病や脳梗塞まで幅広く治療に携わってきた。「自分の取り組みたい医療より、必要とされる医療を提供したい」という信念を持ち、地域のニーズを見据え勉強を欠かさない熱心なドクターだ。立川エリアでは、大腸の内視鏡検査を行う診療所が少ないことから、2020年春からは下部消化器内視鏡検査機器も導入。「地元で気軽に検査を受けていただくことで、進行がんを予防したい」という味生院長に、診療の特徴や医療にかける思い、今後の展望などを聞いた。(取材日2020年4月23日)

へき地診療や救急医療の経験が、その後の診療の糧に

まず、医師を志したきっかけを教えてください。

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小さい頃から、仕事をするなら人を笑顔にできる仕事に就きたいと思っていました。学校ではクラスの中心になって場を盛り上げるタイプでしたね。勉強のほかにスポーツにも全力で取り組んでいたので、小学校では人気者でしたよ(笑)。その後、高校生の時に所属していたサッカー部の先輩が医学部に進学したのを見て、医師という職業に興味を持ち、志しました。医師になってからはへき地医療に携わり、そこで内視鏡検査のニーズの高さを感じましたね。将来は地域医療に貢献したいという思いがあり、その上で内視鏡検査を軸にして診療することが必要だと考え、消化器内科を専攻。診療に対しては当時から、自分のしたいことをするよりも必要とされることをしたい、という考えが常にありました。

へき地医療も経験されたのですね。

へき地医療とはその名のとおり、へき地と言われる場所や離島で診療を行うことで、あらゆる訴えや症状を診療することが求められます。一番印象に残っているのは日本最南端病院といわれる石垣島の病院に勤務したことですね。その後、病院にて内科を全般的に診療し、救急医療も経験しました。こうして培ってきた幅広い診療経験が現在に生かされています。

では、開業の経緯を教えてください。

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患者さんとコミュニケーションをとりながら行う医療が好きでしたので、もしいつか必要とされる機会があれば実現したいと思っていました。そんな時にこちらのクリニックを紹介されたんです。院長が退職され、後任者を探しているということで、引き継がせていただくことになりました。本当に良いタイミングで良いクリニックに巡り合えたと思っています。

開業の際にこだわったところは?

前院長が地域に根づいて診療を行ってきたクリニックですので、その名を引き継ぎたいと思いました。そこで「柏町内科」の名前は残し、新たに診療可能となった消化器内科の標榜を加えました。また院内のリニューアルにあたり、柏町の柏にちなんでグリーンを基調としました。そして、僕がここでの開業を決めた理由の一つが、内視鏡検査を行える十分な広さがあったことで、そのための設備も整えました。新しいスタッフを加え、前院長時代から勤めているスタッフ全員が残ってくれました。スタッフは患者さんのことをよく把握しており、患者さんもよく知る顔ぶれが出迎えてくれることで安心してくださっているようです。また、駐車場もありますから、少し遠方からでも来院いただけると思います。

大腸内視鏡検査も導入。多様な検査が行える体制を整備

診療面の特徴を教えてください。

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専門である消化器内科はもちろん、血液内科、神経内科、循環器内科、呼吸器内科、総合内科、そのほかにも腎内分泌代謝など幅広く診療を行ってきましたので、お困りのことがあれば、どんな症状も診させていただきたいと思っています。消化器内科では、内視鏡検査が必要な場合、同じ院内で検査を行えることも当院の強みの一つだと思いますね。また、超音波検査では腹部、心臓用など3種類のプローブを用意しており、ほぼ全身の検査ができます。睡眠時無呼吸症候群の検査と治療、血管年齢の検査も始めました。おなかのことに限らず、気になる症状があればなんでも気軽にご相談いただける、窓口のような存在になりたいと考えています。

消化器内科では、大腸の内視鏡検査を導入したそうですね。

立川市では大腸内視鏡検査を行っているクリニックが数少ないので、ぜひ導入したいと考えていました。大腸がんの患者は年々増加し、男女ともに主要な死因の一つとなっています。今後もその傾向が続くと考えられますので、ぜひ早期に発見して進行がんを予防したいと考えています。検診で便潜血異常になった方、便通異常、血便のある方は内視鏡検査をぜひ受けていただきたいですし、理想的には症状がないうちに内視鏡検査を受けていただきたいと思っています。ポリープなどが見つかった場合は、専門の施設に責任を持ってご紹介したいと考えています。胃も大腸も内視鏡検査を一度受けていただければ、定期的なフォローが必要な状態か、そうでないか線引きすることができます。がんを取り除いても再発する恐れがありますので、すでにおなかに症状をお持ちの方は定期的なフォローとしても利用していただきたいですね。

こちらの内視鏡検査には、どのような特徴がありますか?

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内視鏡検査では、用いるスコープを厳選し、挿入の仕方を調整することで、痛みの軽減に努めています。胃の内視鏡検査で、当院で用いる経鼻内視鏡は細くてやわらかいため挿入もスムーズで、画像も鮮明という性能が特徴です。また、苦痛を和らげるための鎮静剤を用いることもできますので、内視鏡検査に不安を持っておられる方もリラックスして受けていただけるでしょう。大腸の内視鏡検査の場合も、受ける方の希望に応じて、痛み止めや眠ったような状態で検査が受けられる鎮静法も検討していく予定です。また、更衣室をはじめ、検査後にはゆっくりと休めるようにリクライニングチェアも用意しています。

地域に必要とされている医療技術を身につけ届けたい

診療する上でどのようなことを心がけていますか?

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患者さんは僕にとって大切な人であるという思いを忘れずに診療しています。前院長先生時代から来られている患者さんに対しては、これまでのカルテを拝見し、状況をすべて把握してから診療させていただいている旨を丁寧にお伝えし、安心していただけるように努めています。また、開業後、インターネットなどで当院を知ったという新規の患者さんもたくさん来てくださるようになりました。「内視鏡検査を受けたい」「かかりつけ内科を探していた」というような働き盛り世代の患者さんが多いので、そうした地域のニーズに応えられる医療を提供していきたいと考えています。

今後の展望について聞かせてください。

僕はわりと若くして開業していますので、これからも地域に必要とされている医療を積極的に身につけ、届けたいという思いがあります。大腸の内視鏡検査や生活習慣病に関する検査、睡眠時無呼吸症候群診療など、診療できる範囲も広がったので、気軽に相談していただけるとうれしいです。また医療に従事して、医療とは、治療のほかに患者さんのサポートという役目も求められている、ということを痛感しています。まだ遠いビジョンではありますが、ニーズがあれば訪問診療まで手がけたいと思っています。救急医療にも携わってきた身として、地域の皆さんが安らかに過ごせるようにサポートし、患者さんの生涯に寄り添って診療したいという思いがありますね。その一環として胃がんやピロリ菌についての勉強会も開催し好評でしたので、今後も続けていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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これからも患者さんのニーズにお応えできる診療を行い、患者さんと一緒に成長できるクリニックでありたいと考えています。お困りのことがあれば、どんな症状でもまずは最初の窓口としてお気軽に当院をご利用ください。そして、近隣にお住まいの方には、遠くの医療機関に足を運ばずとも、胃と大腸の内視鏡検査が受けられますので、気軽に利用していただきたいと思います。性能にこだわった内視鏡を導入し、満足いただける検査を行えると自負しています。特に大腸の内視鏡検査は、「痛そう」「大きな病院は予約が取りにくい」などの理由で検査を戸惑う方も少なくないようです。予約も取りやすく、通院もしやすい地元のかかりつけで、精度にこだわった検査を提供していることをぜひ知っていただきたいですね。

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