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青柳 有祐 院長の独自取材記事

アールデンタルオフィス

(千代田区/御茶ノ水駅)

最終更新日:2020/02/05

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型にはめない、患者本位の治療をしたい。2018年12月、「アールデンタルオフィス」の名称と場所を父から受け継ぐ形で新規開業した青柳有祐先生が重視するのは、インフォームドコンセントに基づくオーダーメイド治療だ。クリニックの歴史や、父の技術を重んじながらも、時代に合った新しい診療スタイルの確立にも力を注ぐ。最善と思う治療法があっても押しつけはせず、常に複数の選択肢とそのメリット・デメリットを説明して患者自身に選んでもらうという丁寧な診療方針は、今まさに新たな患者層からの信頼を獲得しつつある。「自身の経験が、困っている人を助けたいという思いにつながっている」と話す青柳先生に、めざすクリニックの姿や診療のこだわりについて話を聞いた。
(取材日2019年2月21日)

患者を型にはめないオーダーメイド治療にこだわる

お父さまのクリニックを継承されたそうですね。

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父はもともと本駒込で開業していたのですが、10年ほど前に御茶ノ水に移転し、体調を悪くするまで現在の場所で診療をしていました。私が正式に継承したのは2018年の12月ですね。父の患者さんはほぼ自費診療の方ばかりだったので、形としては継承でも内容は新規開業と変わりません。経営が軌道に乗ったらもう少し診療科目を広げるつもりですが、しばらくは父の患者さんも引き継ぎつつ、一般歯科、口腔外科、矯正歯科をメインに診療をする予定です。

いずれは後を継ごうと思っていらしたのですか。

何となく視野に入れてはいたものの、大学に残りたいという思いもあって、どちらにすべきか迷っていました。結果的に、父が体調を崩したことが決め手になった感じです。大学で教鞭をとる道に未練がなかったと言ったら嘘になりますが、古くからの患者さんに「これでこれからも通える」と喜んでいただけたのはうれしかったですね。自分がすべての責任を負うという、これまで経験したことのない立ち位置に慣れていくことが当面の課題です。父の診療の良いところは受け継ぎつつ、変えるべきところは変えて、理想とする診療スタイルに少しずつ近づいていきたいと思っています。特に、父の時代は患者さんを症状ごとに形式化して治療するのが一般的でしたが、今ではインフォームドコンセントに基づくオーダーメイド治療が原則になっています。患者さんの希望をしっかり聞いた上で選択肢を提示し、患者さん自身に選んでもらう丁寧な診療を心がけていきたいですね。

新しい患者さんは、どのような層が中心なのでしょう。

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場所柄、学生さんの虫歯や親知らずの治療が目立ちます。理由はわからないのですが、外国人の方もぐっと増え、虫歯治療からホワイトニング、前歯の矯正などの審美治療まで多種多様なニーズで受診されています。2013年に御茶ノ水駅前に複合商業施設ができてからは、昼休みや夜の時間帯にいらっしゃるお勤めの方も以前より多い印象ですね。当院は基本的に19時30分までの受付ですが、終業時刻が遅い方や、残業で時間に間に合わないけどすぐに診てほしいという方は、1本ご連絡をいただければ20時の受付までお待ちしています。できるだけ対応させていただきますので、お困りの際はお気軽にご連絡ください。

ちょっとした修理は自らの手で即日対応

特に力を入れている診療分野があれば教えてください。

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父がコーヌスクローネという義歯を得意としていたので、私も引き続き手がけています。わかりやすく言うと、取り外しのきくブリッジというイメージですね。あまり目立たず、しっかり固定できること、残っている歯に負担がかかりにくいことなど、多くのメリットにつながる特徴のある義歯です。コスト面にも配慮されており、外科処置がないぶん身体的負担も少ないと考えられますので、高齢の方や「インプラントはちょっと怖い」という方にはお勧めしたいです。古い患者さんがご紹介してくださるケースも多いんですよ。ほかに、前歯の審美治療も多いですね。マウスピース型装置を使った矯正など、症状によって適切と思われる方法を選択しています。また顎関節症の方も多く来院しており、特に寒さで顎周辺の筋肉がこわばる時期は特に増える傾向にあるので、気温が低い日は特に注意していただけたらと思います。

大学時代の研究で、現在の診療に生きているものはありますか。

私が大学で行っていた研究のメインは歯科の材料を作る実験で、コンポジットレジンを多く取り扱っていました。コンポジットレジンは、歯の修復によく使われる材料です。基礎的なものだからこそ、得た知識を丁寧に臨床に生かしていきたいですね。また、私が教えを受けた大学の宮坂教授が樹脂を専門にしていて、主に虫歯治療の際の詰め物に使われる「アマルガム」という歯科治療材料からの水銀流出量を測る実験をした際に私もお手伝いをしました。その実験を知っている方からは、「アマルガムの詰め物が入っているんですけど、どうしたらいいですか」という問い合わせをいただくこともあります。外すことも可能ですから、金属アレルギーが心配な方は一度ご相談ください。

先生は技工もなさるとか。

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はい。大がかりなものは機械がないので外部の技工所に出しますが、ちょっとした故障や修理なら院内で即日対応することができます。昔から通ってくださっている患者さんはだいたい月に1度ほどの来院でメンテナンスをしていく方が中心ですが、外部に出して仮歯を作るとなると何度も来ていただかなくてはなりません。高齢の方も多く、面倒をおかけしては申し訳ないので、何とかしたいと思って技術を身につけました。実は、以前いた歯科技工士さんが諸事情でお辞めになるとき、直接技術を教えていただいたんですよ。もともと手先が器用なほうで細かい作業が好きなので、あまり苦にせず学ぶことができました。

幼い頃の経験を原動力に、人のために尽くす

セカンドオピニオンも受けつけていらっしゃると伺いました。

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かかりつけの歯科医院の診断に疑問があったり、別の選択肢を探したりしている方からのご相談は多いですね。セカンドオピニオンの場合、ほかの先生の治療方針に口を挟むことはせず、しっかり話を聞いて考えられる選択肢をすべて提示してあげるようにしています。説明を聞いてからかかりつけの先生のところに戻る方もいらっしゃいますが、患者さんが納得してくださっていればそれで構いません。当院に限らず、すべての歯科医院と患者さんとの間を取り持つ存在としてアドバイスをしたいという気持ちでご相談をお受けしています。中には治療への不安から精神的に追い込まれて来院される方もいらっしゃるんですよ。そういった意味でもセカンドオピニオンを重視しています。

患者に寄り添うそうした診療方針は、いつ、どうやって培われたものなのでしょう。

1つは、幼稚園から高校までミッション系の学校に通っておりました。そこでの教えが一番大きかったですね。この時期の経験が、「困っている人を助けてあげたい」という今の気持ちにつながっていると思います。もう1つ、大学院時代に育てていただいた先生方の指導も影響しています。研究者として壁にぶつかって落ち込み、悩んでるときに、真摯に向き合うことで結果がついてくると厳しく導いていただきました。これからも、短い時間でたくさんの患者さんをとるような利益優先の診療ではなく、初診の方には必ず1時間の枠で予約を取り、コミュニケーションをとってから治療に移るというスタンスを徹底していくつもりです。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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父の代からこの場所で診療していますから、設備面で他の新しいクリニックより優れているとはいえないかもしれません。そのぶん、患者さんの立場になって考え、常に信頼性の高い治療を提供できる歯科医院でありたいと思っています。新たに導入したデジタルエックス線装置をはじめ、設備投資も進めているところですが、基本的な診療姿勢や方針は変えずに貫いていきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ホワイトニング/1本500円~、コーヌスクローネ義歯/100万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/42万円~、ジルコニア/10万円、ジルコニア5レイヤー/12万円、ジルコニアポーセレン/15万円、オーダーメイドジルコニアポーセレン/20万円、ハイブリッドセラミック/5万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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