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助産師だからこそ可能な
妊婦を「安心」へと導く取り組み

四谷川添産婦人科

(新宿区/四谷三丁目駅)

最終更新日:2022/07/11

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お産をサポートし、授乳やおむつ換え、沐浴など、子育てに関するさまざまな指導を行う助産師。妊婦にとって助産師は心のよりどころとなる頼もしい存在だ。「四谷川添産婦人科」の力武崇之副院長も、「お産における安心の部分を担っているのが助産師です」と話す。80年以上にわたり、地域のかかりつけ医として女性を見守り続けてきた同院が厚い信頼を寄せている助産師の山下さん、助産師や医師をサポートする看護師の稲沢さんと山口さんの3人に、妊婦と出産後の母親が具体的にどのような場面で助産師の力を借りたらよいのかを具体的なアドバイスとともに、助産師、看護師のそれぞれの役割について話を聞いた。

(取材日2022年6月10日)

なんでも気軽に聞いていい。話すことで妊婦の不安を解消し、安心できるお産と育児をサポートする助産師の力

Q助産師の役割についてお聞きします。
A
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▲妊婦の痛みや不安、つらさに寄り添うのが助産師だと話す副院長

【崇之副院長】助産師は、陣痛、出産の大変なときの妊婦さんの「気持ち」に直接関わる仕事です。自然分娩では「痛い」ですし「つらい」し「不安」です。だからこそ、助産師は妊婦さんの気持ちを「安心」に導く技術をもっていて、出産のときは助産師が寄り添うことで妊婦さんは安心して出産の瞬間を迎えられます。医療介入を増やしても心のよりどころがなければ、妊婦さんは不幸です。産後も助産師は母乳、育児に耳を傾けて、お母さんを孤立から守り、育児へ向かおうとする背中を押してあげる存在です。そこは医師には絶対できない仕事なので、当院では医師と助産師が互いに手を取って妊産婦さんをサポートする体制を構築しています。

Q助産師さんにはどのようなことを相談したらいいのでしょうか?
A
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▲南向きで明るく落ち着いた雰囲気の個室病室

【山下さん】自分の体のこと、心のことで、人には聞きにくいけれど相談したいと思ったこと、不安なことはなんでも聞いていただいて構わないですよ。産後のお母さんに共通している質問は、一般的な授乳指導や沐浴指導、育児についてです。中でも一番多いのは、授乳のトラブルやお風呂がうまくできなくてあせもができてしまったという相談ですね。説明したことを家でやってみて、これができないということで訪ねてこられる方が多いので、患者さんが実際にやっていらっしゃる様子を見て「こうしたらどうですか」と、その方の家庭環境に合った状況で受け入れやすい説明をしています。

Q看護師として普段心がけていることを教えてください。
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▲患者が話しかけやすい雰囲気づくりを大切にしている

【稲沢さん】例えば何か困っていることがあってアドバイスをするときに、「こうしてください」「これがいいです」というように選択肢が一つしかないような言い方をしないことですね。「こういうやり方もありますよ」「こうしている人もいますよ」と本人が選べるように提案することを心がけています。あとは患者さんと一緒に考えるということです。対等の立場で一緒に悩んで、一緒に解決策を見つけています。 【山口さん】患者さんが話しかけやすい雰囲気を大切にしています。こちらが忙しい雰囲気を出していると、何か言いたいのに言えないという気持ちになってしまうので、どんなに忙しくてもそれを表に出さないようにしています。

Q産後のケアで取り組んでいることは何ですか?
A
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▲産前から産後まで、きめ細やかなケアを心がけている同院

【山下さん】困っている時はいつでもお電話いただき、院内にお部屋を用意してお話を聞いたり、赤ちゃんをお預かりして休んでいただいたりして、お母さんと赤ちゃんのサポートをしています。お母さんが疲れ過ぎていないか、家族の協力や理解が得られているかどうかを見定めて、院長に相談することもあります。 【稲沢さん】妊婦健診時にできるだけお話しして、産前産後の心配事や家族間のトラブルといったお話を聞き、情報を提供してフォローしています。 【山口さん】妊婦さんの時からの長いお付き合いなので、赤ちゃんの定期健診の際、明らかに表情が暗いなという時はすぐにわかります。そのような方には積極的にお声がけしていますね。

Qこれから妊娠や出産を迎える方々にメッセージをお願いします。
A
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▲妊婦とその家族に合わせたオーダーメイドのケアを提供

【山下さん】当院は「産む前も産んだ後もお母さんと赤ちゃんに優しく」という院長理念のもと、妊娠中・出産・産後を含め、妊婦さんとご家族に合わせたオーダーメイドのケアを提供しています。私たちはそれを単なる役割だと捉えず、安心して出産・育児に臨んでいただけるよう、妊婦さん一人ひとりと向き合う時間を大切にしています。 【稲沢さん】困った時、不安な時はいつでも当院に来てください。お茶をしながら一緒にお話ししましょう。夫にもミルクやおむつ交換を教えてほしいという要望もあり、当院では入院時に一緒にパパに指導していますので気軽にご相談ください。 【山口さん】一人で悩まず、何もなくても気晴らしに来てください。

ドクターからのメッセージ

力武 崇之副院長

お産で一番大切なことは、妊婦さんが安心して、安全に出産できることです。そのため当院では、「安心」面では助産師がしっかりと妊婦さんをサポートしつつ、妊娠期間を通じて妊信頼関係を培うようにしています。また「安全」面では、先代、先々代から受け継いできた基本に忠実な分娩技術と、標準医療に則った安全性への配慮により、事故なく出産できるような院内体制を整備しています。不安や痛みを伴う自然分娩を基本としているからこそ、妊婦さんとの信頼関係を何よりも大事にしています。医師に聞けないこと、聞きにくいことは助産師に話してください。その情報をスタッフで共有し、院内全体が一つのチームとなって妊婦さんをサポートします。

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