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胃の中の状態を知り胃がんの予防に
内視鏡検査とピロリ菌検査

横浜内科おなかクリニック

(横浜市青葉区/たまプラーザ駅)

最終更新日:2021/03/11

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胃がんや食道がん、良性のポリープなど消化管の病気を発見するために行う上部消化管内視鏡検査。病気の早期発見に役立つことから、特に40歳以上の人は定期的に受診することが望ましいとされている検査の一つだ。カメラが体内に挿入されると聞くと不安に感じる人も多いかもしれないが、機材の進化や鎮静剤の導入により、以前と比べて気楽に検査を受けることも可能になってきているという。また胃の状態から、胃がんのもとになるといわれているピロリ菌感染の可能性もわかり、その検査や除去へとつなげることもできる。そこで、苦痛の少ない内視鏡検査を提供している「横浜内科おなかクリニック」の山田晃弘院長に、内視鏡検査の流れと専門であるピロリ菌について話を聞いた。(取材日2020年7月21日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q内視鏡検査はどのようなタイミングで受けるべきでしょうか?
A

自治体などで行われる胃がん検診は基本的に50歳以上の人を対象に実施されていますが、実際には、40歳を過ぎてから胃がんの罹患率は増加していくため、40歳を一つの受診の目安にしていただければと思います。それ以外にも、胃や食道に症状があった場合や、家族にがんの人がいたり、食べ物がつかえる、食欲がなくなる、胃の痛み、胸やけ、呑酸、背中の痛みがある場合は受診をお勧めします。特に、胃に関してはピロリ菌がいるというのがわかっている場合は必ず検査を受けてください。

Q検査には苦痛が伴うのでしょうか?
A

最近は鎮静剤を使って検査をすることも多く、ぼーっと寝ているような状態で行うこともできるので、ほとんど苦痛を伴うということはないと思います。内視鏡検査は比較的経験がものをいうため、早期の咽頭がん、食道がん、胃がんなどの診断から検査・治療まで多くの症例を経験した医師ほど、苦痛も少なく、病気の発見につながる傾向にあります。それに加えて、検査機器自体も進化し、先端の物は旧式の物に比べて細いので挿入しやすくなっています。画質も良く精度の高い画像が撮れるので、がんと良性のポリープとの区別がつきやすく、精密な診断ができるようになっています。

Qピロリ菌とはどういったものなのでしょうか?
A

ピロリ菌は胃がんをはじめとした胃の疾患のもととなる菌です。ピロリ菌がある人のほうが胃がんになるリスクは高く、ピロリ菌のいない人が胃がんを発生することはほとんどないとされています。そのため、ピロリ菌が見つかった場合にはきちんと除去をし、胃がんのリスクを減らすことが大切です。特にご家族に感染があったり胃がんの人がいる場合は気をつけたほうがよいでしょう。ピロリ菌は胃カメラで直接確認をすることはできませんが、胃の炎症の具合で感染しているかどうか推測することができます。感染が疑われる場合は尿素呼気試験を行い、感染していれば内服薬で除菌を図り、その後、定期的に内視鏡検査を受けていただきます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前の健康チェック

検査前に一度受診し、検査の必要性や検査を受けるにあたっての体の状態についての問診が行われる。今ある胃や食道の症状、飲んでいる薬、かかっている病気、アレルギーの有無など、安全に検査を行うことができるかをチェック。問題がなければ検査日を予約。検査当日に再度、看護師から当日の健康状態を確認される。

2検査前の準備

前日は20時までに食事を済ませる。水分は水など色のついていない飲み物であれば飲んでもOK。リラックスできる楽な服装で受診するとよい。検査室に入ったら、まずは観察しやいように胃の中の泡を消す消泡剤を飲む。次にベッドに横たわった状態で喉の麻酔を行う。麻酔液を喉にためて静かに待つ。鎮静剤を使う場合はカメラを入れる直前に体内へ。酸素の濃度を測るモニターを付け、準備が完了する。

3検査開始

検査の所要時間は5、6分ほどで、処置の必要があればプラス数分ほどかかる。検査中は鼻から息を吸って口から吐く呼吸を意識して行い、たまってきた唾液はなるべく出すようにするとむせにくいそう。鎮静剤を使っている場合はぼんやりと意識がはっきりしない状態で検査は進んでいき、カメラが胃の中に入っても違和感を感じにくいという。横になっているうちに終わってしまうので、「何も心配しなくていいですよ」と山田院長。

4検査結果の確認

鎮静剤を使った場合は30分から1時間ほどリカバリールームで休み、麻酔が切れたかどうかを確認してから外来で検査結果を聞く。モニターに映し出された胃の中の画像を見て、ポリープなど異常がないかを確認していく。万が一病気が疑われ生体検査を行った場合は、2週間後に再度外来を受診し、その結果に応じて、薬の処方や連携病院への紹介など、今後の治療についての説明を受ける。

5ピロリ菌感染のチェック

ピロリ菌感染が疑われたときは、専用の袋を膨らませ中にたまった呼気を調べる尿素呼気試験を行う。1週間後に結果がわかり、菌があれば除菌のために、2種類の抗生剤と1種類の胃薬をセットで朝・夜に1週間服用する。その後、1ヵ月以上たってからもう一度尿素呼気試験を実施。そこで除菌の判定をする。この薬はまれに、皮疹、下痢や軟便、味覚障害を起こすことがあるので、そのような症状が出たときは服用をやめて受診しよう。

ドクターからのメッセージ

山田 晃弘院長

内視鏡検査は以前に比べると機材が進歩したことと鎮静剤の利用で、気楽に受けていただけるようになってきています。健康診断の結果に問題がなく胃に症状がないという人も、一度検査を受けていただくことで胃の中の状態がわかり、ピロリ菌がいるかいないかというところから胃がんのリスクを測ることができるので、自分の胃の中を知るという意味でも必ず受けていただきたい検査です。僕はこれまで、虎の門病院で鎮静剤を使わずに数多くの内視鏡検査を行ってきました。なるべく苦しくないように検査をする技術を身につけた上で、さらに当院では鎮静剤を使用していますので、迷っている方は躊躇せず気軽に受診してほしいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃カメラ/2万2000円、ピロリ菌のみの検査/8800円

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