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健康や日常生活の妨げになる外反母趾は
放置せずに適切な治療を

足と歩行の診療所

(大田区/蒲田駅)

最終更新日:2025/06/12

足と歩行の診療所 健康や日常生活の妨げになる外反母趾は 放置せずに適切な治療を 足と歩行の診療所 健康や日常生活の妨げになる外反母趾は 放置せずに適切な治療を
  • 保険診療

足の親指(母趾)が人差し指側に「く」の字に曲がり、付け根部分に腫れや痛みを生じる外反母趾。一般的には幅の細い靴やハイヒールを履くことによって起こると思われているが、もともとの骨格構造や関節可動域に加え、体重増加や筋力低下、病気の影響など多岐にわたる原因が指摘されている。「足と歩行の診療所」の吉原正宣院長は長年、足の病気と歩行障害の解消に向けた診療を続けており、外反母趾に関しても、医療用インソールなどを使う装具療法や、歩き方の指導を行っている。また、変形や痛みが強い場合は手術による治療によって改善を図る。「当院では、一人ひとりの背景やご希望に合わせた治療を行っています」と語る吉原先生に、外反母趾の症状や原因、治療法などを聞いた。

(取材日2025年1月27日)

一人ひとりの症状・原因に沿った予防や治療を提案し、快適な歩行や健康な生活の維持をめざす

Qどのような状態が外反母趾と診断されるのですか?
A
足と歩行の診療所 触診やエックス線検査で多角的に足の状態を確認して診察する

▲触診やエックス線検査で多角的に足の状態を確認して診察する

足の親指が人差し指の方向に曲がっていたり、親指の付け根部分が腫れたり赤くなっていたりする場合は外反母趾である可能性が高いです。医療機関ではエックス線写真を撮り、足の骨の角度を測定して、どの程度の角度になっているかで診断をすることが多いですね。痛みの種類や感じ方は人それぞれです。軽症でも痛みが強いケースもありますし、重症で変形しているのに痛みがほとんどないケースもあります。外反母趾の進行度や症状の程度を自分で判断するのは難しく、気づかないうちに悪化していることもあります。少しでも気になる症状がある場合は、早めに医師に相談するのがお勧めです。

Q外反母趾の原因は何でしょうか?
A
足と歩行の診療所 検査結果をもとに、一人ひとりに合った治療方法を提案

▲検査結果をもとに、一人ひとりに合った治療方法を提案

原因は多岐にわたり、一つに絞ることはできません。外反母趾の発症には、先天的要因と後天的要因の両方が関係しているとされています。先天的要因には、足の骨格構造や関節の柔軟性、歩行時の足の使い方といった生まれ持った特徴が該当します。一方、後天的要因はサイズの合わない靴を履き続けることや歩き方の癖、筋力の低下、体重の増加などが当てはまります。ハイヒールを履く女性に多く発症すると思われがちですが、実際にはハイヒールを履かない男性や子どもにも見られます。また関節リウマチなどの全身性疾患が原因になることもあります。外反母趾のリスクを軽減するためには、適切な靴選びや足の機能を維持するケアが重要です。

Q外反母趾では、どのような検査や治療を行いますか?
A
足と歩行の診療所 同院のインソールはすべて医師が型採りするフルオーダーメイド

▲同院のインソールはすべて医師が型採りするフルオーダーメイド

まず足の形や立ち姿、関節の可動域などを詳しく観察し、全体のバランスを確認します。さらに歩行時の足の動きや負荷のかかり方を解析するため、歩き方を動画撮影して詳細を評価したり、フットプリントを活用して足底の荷重を分析したりします。加えてエックス線やエコー検査を行い、より正確な原因特定をめざします。他の疾患の関与が疑われる場合は、血液検査やCT、MRIなどの追加検査を行うことも。治療については、痛みがある場合は医療用インソールを用いた装具療法や、歩行の改善を目的としたエクササイズ指導やストレッチなどの運動療法で、痛みの軽減を優先します。靴の選び方や履き方の指導で改善を図る場合もあります。

Qこちらでは手術もされていると伺いました。
A
足と歩行の診療所 「足を専門的に診る医師」として下肢を専門的に診療している

▲「足を専門的に診る医師」として下肢を専門的に診療している

手術を行っていますが、すべての患者さんが手術を必要とするわけではありません。医療用インソールの使用や靴の工夫、ストレッチといった負担の少ない治療を優先し、それでも改善が見られない場合に手術を検討します。予防や適切なケアによって、手術をせずに済むケースも少なくありません。手術が必要だとしても、日常生活への影響を最小限に抑えることを大切にしています。当院では、生活リズムを崩しにくい日帰り手術を採用しています。術中は体への負担軽減を考え局所麻酔を用い、術後は痛み止めや装具を活用しながら回復をサポートします。入院を必要としないことで術後の筋力低下がしにくいので、早期に普段の生活に戻りやすいでしょう。

Q外反母趾を放置したらどうなるのでしょうか?
A
足と歩行の診療所 足に関する悩みに幅広く対応している

▲足に関する悩みに幅広く対応している

外反母趾は進行性の病気で、放置すると少しずつ悪化していきます。変形が進むと母趾の付け根に痛みが出たり、足のバランスが崩れて正しく踏み込めなくなったりするため、歩くこと自体がつらくなります。その結果、歩く機会が減り、筋力の低下や骨粗しょう症、サルコペニアにつながることも。さらに足の不安定さが増すことで、転倒リスクも高まります。外反母趾は自然に治ることはなく、適切なケアをしなければ悪化し続ける可能性があります。ただし、どの段階であっても適切な治療を行えば症状の改善は期待できますので、受診をためらわず、まずはお気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

吉原 正宣院長

外反母趾を放置すれば、確実に進行します。外反母趾が悪化することで、日常生活の妨げになる可能性はゼロではありません。まずは、自分が今どんな状態にあるかを知っていただき、ストレッチや靴選びなど、できることから始めるのが大切です。外反母趾の症状は千差万別です。当院では、一人ひとりの背景やご希望に合わせた治療を行っていますので、今できることを一緒に考えていきましょう。

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