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横山 侑祐 院長の独自取材記事

あいち栄クリニック

(名古屋市中区/矢場町駅)

最終更新日:2019/10/18

20181210 bana

矢場町駅から徒歩1分。栄のほぼ中心地でありながら緑が多く落ち着いたこの場所に、2018年5月に開院した「あいち栄クリニック」。待合室は全面ガラス張りで開放感があり、院内は白やベージュなどシックな色調で統一されている。院長の横山侑祐先生は、病院や美容専門のクリニックなどで皮膚科診療の経験を積んできた先生。時にユーモアを交えながら論理的に話すドクターで、この先生の説明なら、患者は納得感を持って治療に臨めるのではないかと感じさせる雰囲気。科学的根拠のあるまっとうな医療を提供したい、そして圧倒的にきれいに早く治したい、そんな強い思いを持つ横山院長に、診療について語ってもらった。
(取材日2018年11月21日)

患者とともに一喜一憂できるのが皮膚科医師の醍醐味

なぜ開業にこの場所を選んだのでしょうか?

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出身は安城市なのですが、美容外科を標榜するつもりだったので、にぎわいのある栄か名古屋駅のどちらかを考えていました。医師になって以来慌ただしい施設で働き続けてきたからか、開業するならお一人お一人の症状を一つ一つ丁寧に大切に診れるクリニックを創りたいと考えていました。ですので場所についても、少しでもリラックスして過ごしていただけるところをと思い、緑が多く落ち着いている栄の南側を選びました。

現在の患者層について教えてください。

20~30代の方が多いのだろうなと思っていましたが、いざ開院してみると、0歳の赤ちゃんから90歳の年配の方まで、幅広い年代の方が来てくださっています。当院は保険適用の皮膚科診療も、保険適用外の美容外科・皮膚科診療も、どちらも対応しており、患者さんの症状としては、乾燥や湿疹、かぶれ、重症のアトピー性皮膚炎、ニキビ、やけどなどが多いですね。私が外科手術が得意ということもあって、近隣施設から腫瘍やできものの切除術のご依頼を受けることもあります。

皮膚科の医師になろうと思われたのはなぜですか?

皮膚科は一番シビアな診療科だと私は思っています。というのも、命にかかわるような病気は少ないけれど、治っているか治っていないかが、誰が見てもわかりやすいから。患者さんが困っていることが医師にも一番伝わりますし、治療の結果が医師から見ても患者さんから見ても同じようにわかります。だからこそ、治っていれば喜びを分かち合える。一喜一憂を患者さんとともにして、常にその方と向き合っていられるのが皮膚科医師の醍醐味だと思います。これは私の師匠に教えてもらったことで、すごく面白いなと思って、そこから皮膚科にはまっていったんです。皮膚科を選んで良かったなと心から思いますね。

皮膚科の中で、特に専門とする分野は?

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もともと、皮膚のがんやほくろ、できものを取る、やけどを治療する、レーザーであざのケアをするといったことが専門だったのですが、そこからもう一歩きれいに治したいなという思いがあって、美容外科を究めてきました。例えば保険適用の皮膚科診療だと、軟膏を塗ったり、患部を単純に切除したりといった治療がメインになりますが、美容外科だと一つのできものを治すにしても、さまざまな方法があり、治療のバリエーションが広がるんですよね。傷を縫うことに関しても、やはり美容の知識のある人間が行うほうが圧倒的にきれいに縫えると思います。美容外科は特に自分のスペシャリティーを出していける領域だと思っています。

患者一人ひとりに向き合う治療

先生が診療において大切にしていることは何でしょう?

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皮膚科治療の基礎として、塗り薬を患者さんがきちんと塗れるかどうかがとても大事です。でも、例えば1日2回飲み薬を飲んでくださいと言われたら飲むけれど、塗り薬は負担に感じて、決められたとおりに塗れない方が多いんです。だから私が徹底しているのは、塗り薬がいかに大事なものなのか、決められた量を決められた回数塗ることがいかに大事かを伝えること。「どうしたら患者さんに継続して塗ってもらえるか」に重きを置いています。人によって塗りやすい薬や苦手な形状などもありますから、それを細かく聞いて、「これだったら塗れるんじゃない?」という継続可能なものを提案します。そして、できる限り「あなたはこういう状態で、こういう原因が考えられる。だから今この薬を使う必要がある」と説明し、理論あっての医療だということを患者さんに伝えています。当然ではありますが、当院では理由があっての治療しか行いません。

ほかに心がけていることはありますか?

その患者さんがどうなりたいかというビジョンを聞き出して、治療のゴール地点を確認することです。例えばアトピー性皮膚炎なら、症状を治したいのは皆さん共通ですが、かゆくなくなればうれしいのか、茶色くなってしまった皮膚をもとどおりの色にしたいのか、初めにきちんと聞きます。それによって治療のアプローチが変わってきますからね。それから、どのくらいの頻度で通えるか、通院に対するスタイルも確認します。遠方で頻繁に通えない患者さんに特殊な診療をしたら、次にお近くの皮膚科さんに行ったときに困ってしまうのでできるだけスタンダードな診療にするなど、その方が今後どういった治療を進めていくかを大事にしています。

これまで数々の診療経験を重ねてきた中で患者さんとの印象的な出来事はありますか?

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昔から私は手先が器用なほうでしたが、病院勤務時代から、包帯を巻くときにも一つ一つ手を抜けないタイプでした。私が外来の担当で、病棟の担当ではない日に、わざわざ私を呼んで「横山先生に包帯を巻いてほしい」と言ってくださった入院患者さんがいらっしゃったんです。一つ一つ真面目にやっていると、ちゃんと見てくれている人もいるんだなと、うれしかったですね。たかが包帯と思われるかもしれませんが、患者さんにとっては一日付き合う包帯です。よれたりずれたり、邪魔になったりもするので、できるだけその方にフィットさせられるよう、一人ひとり丁寧に対応していたことが良かったのだと思います。これからも、ほんの些細なことであっても丁寧に向き合うことを大切にしていきたいですね。

診断から継続して長いスパンで患者を診ていきたい

先生が開業を決意したきっかけは何だったのでしょう?

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一般的な皮膚科だと、湿疹が緩和につながったら治療終了というケースが多いですが、私の仕事は皮膚の変色を薄くしたり湿疹の痕をきれいにするまでだと思っています。そこまでしっかり患者さんを診ていきたいから、クリニックをつくりたいと思ったのです。傷の治療の場合も、残った傷痕まで診ます。変色した皮膚や傷痕は1日で治るわけではなく、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月と長期間かかって少しずつ改善していくものですし、年単位で治っていくものもありますから、その変化に辛抱強く付き合っていけるかどうかがすごく大事ですよね。特に皮膚科は、「どこを治療のゴールとするか」=「医師や患者がどこまでを治療と考えるか」だと思いますが、私の中では「もとの健常な皮膚、もしくはそれ以上に美しい皮膚になるまで」というのが治療の終着地点だと考えています。

お忙しい毎日だと思いますが、お休みの日はどうされていますか?

当院が休みの日は、基本的に東京の美容外科で診療しています。個人の医院だと、どうしても情報量に限界があるので、さらにパワーアップするため、規模の大きな医療機関に所属して勉強させていただいています。新しい技術や知識をどんどん吸収して、当院の患者さんに還元できたらと考えています。普段は、仕事が終わったらご飯を食べて、筋トレしていますよ(笑)。めったにありませんが1日休みが取れる日は、ゴルフに行ったり、スーパー銭湯に行ったりすることもあります。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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当院は、診断から治癒、傷痕をきれいにするところまでと、非常に長いスパンで診ています。ですから、患者さんが長い目で見て通ってくれるような場所をめざすのが第一ですね。それから、美容外科を警戒している方は多くいらっしゃいますが、美容外科はただ美しくするだけではなく、治療を受けることで生活をより華やかにしたり、もう一歩楽しくなったり、うきうきしたりと、より人生の幅を広げてくれるものだと私は思っています。ですので、皮膚科と美容の垣根を少しずつ低くし、「こんなことで相談していいのかな?」と思うような小さな悩みも相談していただけるようにしたいです。そして、これからも安心と安全にこだわった医療を提供し、正しい情報を発信するクリニックでありたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

にきび痕、傷痕のレーザー治療:フェイス・首…4万円~
部位や状況により異なりますので詳しくは医療機関にお問い合わせください。

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