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小倉 一宏 院長の独自取材記事

ヒロレディースクリニック

(大阪市東淀川区/淡路駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急京都本線の淡路駅東口から徒歩1分、JRおおさか東線のJR淡路駅から徒歩2分。駅前に商店街があるにぎやかな地域に2018年5月に開院した「ヒロレディースクリニック」。婦人科に行きづらいという女性の気持ちに配慮し、院内はホテルの内装を思わせるような穏やかで上品なデザインになっている。世代ごとに変化する女性の体の悩みに対して、正しい情報を知ってもらうことで少しでも日々を過ごしやすく、快適に送ってほしいと語る小倉一宏院長に、話を聞いた。
(取材日2019年5月14日)

患者の思いに寄り添う地域に密着したクリニック

院長が産婦人科の医師をめざされたきっかけや、ご経歴を教えてください。

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父が産婦人科の医師でしたから自然に影響を受けて、小学生ぐらいから父と同じような道に進みたいと思っていました。大学は父と同じ和歌山県立医科大学医学部を選びました。大学5年生になると、臨床講義や臨床実習が増え、実際に患者さんと接するようになり、責任の重さを感じるようになりました。大阪大学医学部産婦人科および関連病院で勤務時代には、他の病院や診療所から重症の患者さんが搬送されてくるので、大変ではありましたが大きなやりがいを感じ、たくさんのことを学ぶことができました。

この地で開業に至った経緯は?

大学での研修および研究を終えて関連病院で医長として勤務した後、開業に向けて準備をしていきました。大学の研究室の先輩である水谷隆洋先生と2006年に伊丹で開業したのがみずほレディースクリニックです。13年間そちらで院長業務をしておりましたが、その後新たにクリニックを立ち上げることになりました。淡路は特に地縁はなかったんですが、特急が止まる駅を擁する大きな都市にもかかわらず、近隣に産婦人科クリニックがあまりないということで、水谷先生と2人でヒロレディースクリニックを開業しました。

開業にあたってはどのような思いがあったのでしょう?

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地域の皆さま方に不安を感じずに婦人科に受診していただけるよう、少しでもお役に立てればと考えました。そのために看護師や受付スタッフにも丁寧な対応を心がけてもらっています。スタッフは全部で12名おり、医師は水谷先生と私、非常勤で女性の医師もいます。クリニックの内装についても女性がくつろいでいただけるように心がけました。あらゆる年齢層の女性の診療するというのが1つのコンセプトでしたので、患者さんは10代から70代、80代の方まで幅広くおられますが、一番多い層としては20代から50代の方ですね。

世代による女性の悩みに親身に向き合う

長らく診療されてきて、女性の悩みは変わってきましたか。

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やはりストレス社会なので、皆さん精神的なストレスを感じておられることが多いですね。特に女性の場合は、更年期の症状でお悩みの方が一番多いです。子育てがひと段落ついた後で体の不調や気分の変動があったり、若い女性でも最近は仕事がハードでお疲れになっていて、精神的なストレスを受けて気分が落ち込んだり、月経不順があったり体調不良になる方が増えているように感じます。また、最近は不妊で悩んでいらっしゃる方も多く、近辺に不妊を専門で扱っている施設が少ないので、相談・治療に来られます。当院は不妊治療専門ではありませんが、人工授精までは対応しています。年齢層ごとの主訴としては、40代50代の方であれば不正出血やホルモンの不調によるものが多く、若い女性であれば月経不順、生理痛がひどい、出血が多いといった生理に関わる悩みが多いですね。

生理に伴う悩みにはピルが有用とのことですが、まだまだ副作用のイメージがあります。

ピルにもさまざまな種類があって、避妊薬としての利点だけでなく患者さんの体質に合ったものを選択すれば月経困難症の軽減や子宮内膜症の治療薬として有用です。来院された患者さんには説明書をお渡しして丁寧に説明するようにしています。しかし日本人特有の我慢する気質や、薬はできるだけ飲みたくないという人も多く、理解がなかなか進んでいないのが現状ですね。ピルを処方するのには内診は必須ではありませんので、少しでも悩みがあれば気軽に受診していただければと思っています。

更年期障害についてはどういった相談が多く寄せられますか?

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急に顔が火照ったり急に汗が出てくるといったものが、更年期の典型的な症状ですね。慢性的に体がだるい、何もやる気がしない、気分が落ち込む、イライラするなど精神的な症状も多いです。更年期の症状は幅広く、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、腰痛、足のしびれなどの症状もあります。治療方法としては、ホルモン治療、漢方薬、プラセンタの注射を行っております。プラセンタ治療の良い所は、ホルモン剤に比べて副作用が少ない点ですね。プラセンタの注射は約60年前からある治療法ですが、特に最近は美容の分野で知られるようになりました。さまざまな選択肢の中から患者さんのご希望をお伺いしながら、治療方針を決めるようにしています。

気軽に相談できるホームドクターとして

クリニックの今後の展望をお聞かせください。

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たいへんありがたいことに淀川キリスト教病院のご厚意により、病診連携をさせていただいております。リスクの低い妊婦さんの健診を当院で行い、分娩は淀川キリスト教病院で引き受けていただいておりますので、今後も妊婦健診には力を入れていきたいと考えています。月経困難症、過多月経のある方には、ピルや黄体ホルモン剤などのホルモン療法について、わかりやすく説明を行い、患者さんの生活の質を高めるお役に立てればと考えています。不妊治療については、患者さんのご希望をお伺いした上で、患者さんの病状に応じた治療をさせていただきたいと考えています。正しい情報を知っていただくために、来院された患者さんには、ピルや不妊治療の情報をそれぞれわかりやすくまとめた冊子でお渡ししています。また、西洋医学では診断がつかない症状に対して漢方薬を処方することもできます。今後は西洋医学と漢方を併用していきたいと思っています。

患者さんに伝えたいことを教えてください。

「ヒロレディースクリニック」をホームドクターと思っていただけるとうれしいです。婦人科疾患だけではなく、できる範囲で内科の診療も行っていますので、ちょっとしたことでも気軽に受診していただければと思っています。月経に関しては、3ヵ月以上なければ続発性無月経の診断になるのですが、例えば若い女性の方で2ヵ月以上なければホルモン異常という可能性が高くなります。若い女性でも生理痛がつらい場合は、婦人科の疾患、子宮内膜症など合併もあり得ますので、いずれにせよ我慢せずに早めに受診をお勧めします。

最後に医師としてのモットーをお聞かせください。

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患者さんに対しては、親身になって対応させていただくことが重要であると考えています。患者さんが何を悩んでいらっしゃるのか、どういった治療をお望みなのか、こちらが提示した治療法に対してどう思われているのかを言葉だけでなく、患者さんの表情や態度から読み取ることも大事ではないかと思っています。婦人科では、ご自身だけでなく娘さんのことで受診される方もおられます。私自身も娘がいますので、親御さんの気持ちにも寄り添えるのではと思います。病状や治療方針について、できるだけわかりやすく説明させていただき、患者さんの苦痛になることは診療上、極力行わないようにしています。診察後、患者さんが安心して笑顔で帰っていただくことが医師として一番うれしく思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人工授精/6000円~

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