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地域の医療機関と連携して行う
クリニックでの血液内科診療

医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋

(大阪市中央区/心斎橋駅)

最終更新日:2023/06/14

医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋 地域の医療機関と連携して行う クリニックでの血液内科診療 医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋 地域の医療機関と連携して行う クリニックでの血液内科診療
  • 保険診療

白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など、血液が原因となる疾患に特化して診療している血液内科。血液内科の受診が必要になった場合、これまでは病院を受診するのが一般的だったが、最近は血液内科専門のクリニックも登場しているという。「医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋」もその一つで、太田健介院長が地域の病院や他診療科のクリニックとの連携を図りながら、病院レベルの質の高さを重視した医療を提供している。近年は治療を必要とする働き世代が増えていることから、仕事・闘病・生活の3つを両立できるようなサポート体制を整えている同院。今回は、太田院長に地域の医療機関と協力して行うクリニックでの血液内科診療について話を聞いた。

(取材日2020年7月30日)

地域の医療機関との連携体制を整え、患者が仕事・闘病・生活の3つを両立できるサポート体制を実現

Q血液内科の診療はクリニックでも対応できるのでしょうか?
A
医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋 血液内科の診療を行う太田健介院長

▲血液内科の診療を行う太田健介院長

技術と設備があれば対応が可能です。生活習慣病や風邪を中心に診療する一般内科に対して、血液内科では白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫など、血液が原因となる疾患に特化して診療を行っていて、検査や治療には先進の機器が必要です。血液内科を標榜している医療機関のほとんどは、先進機器を備えている総合病院ですが、当院はクリニックでありながら病院レベルの機器とスタッフをそろえ、専門性の高い検査と治療を提供しています。クリニックであれば受診のハードルは下がると思いますので、健康診断で引っかかり、どこに相談したらいいのかわからない場合や、かかりつけ医で血液疾患が疑われた場合に気軽に受診していただくことができます。

Qどのような症状があったら受診するべきですか?
A
医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋 レントゲン機器も備える

▲レントゲン機器も備える

血液検査の結果から、白血球や赤血球、血小板の数値が正常の範囲外にある場合は、血液内科を受診していただきたいと思います。血球数値のほかにも、触診でリンパが腫れていたり、脾臓が腫れていると判断されたりしたら、血液疾患のサインの一つになり得るため、他院から紹介されて受診される患者さんもいらっしゃいます。少しでも血液疾患の可能性が考えられる場合は、血液内科の受診を検討していただきたいですね。当院は、患者さんと病院との間に立てるような存在になりたいと考えています。ですから、まずは当院で詳しい検査を行い、高度な治療が必要な患者さんを病院に紹介するのが、理想の連携体制だと思っています。

Q地域の病院やクリニックとの連携体制についてお聞かせください。
A
医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋 薬剤師も在籍し、院内処方も行う

▲薬剤師も在籍し、院内処方も行う

当院のような血液内科を専門とするクリニックは、血液疾患に対する初期診療やクリニックから紹介された患者さんの受け入れ、あるいは病院から逆紹介があった患者さんの対応といった役割を担うべきだと考えています。そうすることで、入院を伴う高度な治療が必要な方とのすみ分けができ、患者さんと医師双方の負担を軽減できるのではないでしょうか。若い世代でも血液がんになる人は多いため、待ち時間が少ないクリニックへの通院を通して、生活と治療を両立することが大切だと考えています。当院は、地域の大学病院や他診療科のクリニックとの密な連携を図りながら、地域全体で患者さんを支えて医療貢献することをめざしています。

Qどのような診療に対応していますか?
A
医療法人LIGARE血液内科太田クリニック・心斎橋 複数ある診察室

▲複数ある診察室

当院では心電図検査やエックス線撮影、血液検査に加え、必要だと判断した場合は、血液疾患の有無を診断するために骨髄検査も実施しています。骨髄検査と聞くと、どうしても痛いイメージがありますし、使用する器具も採血用の注射針よりも大きくてインパクトがありますから、患者さんのペースに合わせて説明し、検査に移るよう心がけています。治療に関しては、少なくとも慢性白血病や多発性骨髄腫の場合は入院せずに通院で治療を行うことが可能です。当院は抗がん剤治療や輸血を行うための環境を整えており、薬剤師や検査技師も在勤しているので、病院レベルの通院治療を提供できると思います。

ドクターからのメッセージ

太田 健介院長

働き世代のがん罹患率が増えている現代では、若くして病気にかかってしまうと、働きながら治療を受けざるを得ない場合もあります。治療には多額の費用がかかることに加えて、治療費を払うためには仕事を続ける必要性があり、治療と生活の両立は欠かせません。仕事・闘病・生活の3つを両立するには、地域の病院とクリニックが協力して患者さんを支えることが不可欠です。当院は、病院と患者さんをつなぐ血液内科専門のクリニックとして、地域の各医療機関との連携に努めています。一人ひとりの病状に合わせて、効率的で質の高い医療を提供することをめざしていますので、気になることがあれば気軽にご相談ください。

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