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あけぼの診療所

あけぼの診療所

下山 祐人院長

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新宿区に拠点を置き、16km圏内を中心に訪問診療を行う「あけぼの診療所」。救急医療をはじめ数多くの命の現場で経験を重ねてきた下山祐人院長が、2017年に開業した在宅診療専門クリニックだ。「診療パートナー」と呼ぶ看護師、言語聴覚士などの国家資格者らとともに、さまざまなサポートを迅速に提供できるよう努める。「患者さんご自身に自宅で自分らしく過ごしてもらいたい」「ご本人と家族が納得して前に進むお手伝いがしたい」と語る下山院長に、診療所の特徴や患者への想いを聞いた。
(取材日2018年12月18日)

患者の「困った」に迅速に対応する医療のプロ集団

―在宅専門の診療所と伺いましたが、特徴や診療ポリシーを教えてください。

当診療所は、病院と同じ役割を担える質の高い在宅医療を提供することをミッションとしています。在宅医療というと終末期の患者さんに対するもので、あまり積極的な治療を行わないというイメージを持たれるかもしれませんが、当診療所は通常病院で受けるような医療、例えば輸血なども行います。輸血のために通院や入院をするのは患者さんにとって大きな負担になりますから、それを在宅で受けられるいうのは、患者さんの大きな負担軽減となっていると考えます。安心して自宅療養していただくという点では、対応のスピードも大切です。連絡をいただいたらどんな状況でも断りません。患者さんが入院先から一時帰宅できるタイミングが限られていることもあります。そんな時にも手間取ってタイミングを逃すことのないよう日頃から各事業所と連携して、患者さんが安心してご自宅に戻れるよう、迅速に対応しております。

―訪問する範囲や診療内容は?

基本的に当診療所から16km圏内が訪問範囲です。1日あたり60~90kmほど走っていますから、かなり広域をカバーしていますね。東京23区はもとより、23区外の東京都東地域の一部、埼玉県南地域の一部などです。練馬区・板橋区・豊島区の辺りが多いですね。診療内容としては内科や循環器科、形成外科、皮膚科をはじめ、入退院を繰り返す心不全、褥瘡などの大きな傷、認知症の患者さんも診ています。赤血球製剤や血小板製剤の輸血の他、中心静脈栄養、在宅酸素療法、モルヒネ注射なども行っていますし、あらゆる症状に迅速に対応するため、診療の際には大型の車にさまざまな機材を積んでいるんです。医療はもちろん、生活面の課題解決やご家族の不安と向き合うことも含め、総合的なサポートを提供しています。

―在宅専門診療所を利用するメリットは何でしょう?

第一のメリットは、自宅で自分らしく過ごせるということです。在宅だと病院とは異なり、患者さんは好きな時間に起き、自分で決めた食事を取り、私服を着て好きな時間に寝ることができます。在宅医療を選択することは、ご自身の生活すべてに対して家族と一緒に意思決定し、自らの選択を積み重ねた生活を送ることができる、ということです。さらに当診療所では、医療依存度が高い患者さんも多く診させていただきます。根本的な治療が難しい方でも、症状を緩和したり元気な状態をできる限り維持したりすることで、最期まで自分らしい療養生活を送れるようサポートできます。いろいろと不安を抱えておられる方には、安心できるまで何度でも話をし、一緒に解決法を見つけていきますので、ご家族も含め皆さんで納得して自宅療養に取り組んでいただけるのではないでしょうか。



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