咬合機能を重視
先進機器を活用した成人のための歯列矯正
ミライズ矯正歯科南青山
(港区/表参道駅)
最終更新日:2026/05/28
- 自由診療
歯列矯正というと美しい歯並びを手に入れるために行うものと考える人も多いだろう。しかし、最も重要なのは、噛む機能を取り戻すことと話すのは「ミライズ矯正歯科南青山」の富田大介院長。同院には、通常の歯列矯正を希望する患者だけでなく、矯正を受けたものの、噛む機能に問題が生じ、リカバリーを希望する患者も多く訪れるという。そもそも矯正は筋肉や骨格、顎関節、歯や歯周組織の問題など、さまざまな要因が一人ひとりの噛む能力を決定づけるため、そのアプローチ方法を慎重に吟味するとともに、矯正に携わる歯科医師の経験と知識、技術が欠かせない。院内に矯正専門の歯科技工所を併設し、先進の機器を導入することで、時間の短縮やより良質な医療提供をめざす同院の矯正歯科診療について、富田院長に解説してもらった。
(取材日2025年7月23日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q歯列矯正において大事なことは何ですか?
-
A
歯列矯正において当院が一番重視していることは、咬合機能です。「しっかり噛める状態をめざす」という機能面の向上に重きを置いて診療を行います。歯を一見きれいに並んだようにつなげることは比較的簡単ですが、噛み合わせを考慮した矯正は非常に複合的で難しいのです。例えば口筋が発達している人は咬合力が強いので、噛む力も考えて矯正する力を変えていきます。患者さんがどのような状態で、何が原因で今の状態になったかを探っていき、それを根本的に改善するためのアプローチを行うので、最初の検査と計画が非常に大切です。
- Q歯列矯正には、どのような選択肢があるのですか?
-
A
表側矯正、装置が目立たない裏側矯正やマウスピース型装置を使った矯正、部分矯正などがあります。職種によって、どうしても表側に矯正装置をつけられない方もたくさんいらっしゃるので、そういう場合はマウスピース型装置による矯正を選択するか、あるいはコンビネーションで上はマウスピース型装置、下は裏側矯正というように組み合わせる場合もあります。成人の矯正は、歯があって、歯周病が進行していない限り、何歳であっても受けることができます。矯正方法だけでなく、検査方法の精度や技術もどんどん進歩していますから、日々それらを専門的に学んでいる歯科医師の診療を受けることをお勧めしたいですね。
- Q費用や期間はどれくらいですか?
-
A
当院では、矯正の精度はもちろんのこと、痛みの軽減やスピードを重視した矯正方法を選択しています。所属する大学が開発に携わった、弱い矯正力の持続が期待できる形状記憶合金を応用したワイヤーを使っていることなどから、個人差はありますが早い方だと1年ほどで終わることが見込めます。ただし、抜歯を行うケースでは、1年半~3年ほどかかる方も。リテーナーと呼ばれる後戻り防止の保定装置は、矯正期間と同じ期間つけると考えていただければ良いでしょう。また当院では、矯正期間の長短に関わらず、費用が極力抑えられるように、調整料に回数の上限がある総額上限制度を採用しています。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1現在の悩みを明確化し、理想のゴールを共有
-
口腔内の状況を確認するとともに、患者の主訴と要望を明確にする。現在、何に一番悩んでいるか、どんなことが気になるのか、矯正において何を最重要視するのかを確認。目立たない方法を希望するのかといったことをはじめ、費用や通院回数なども含めて、カウンセリングでは主訴と要望の優先順位をはっきりさせることが大切だ。それが適切な方法の選択につながるそうだ。
- 2精密な検査を受け、ゴールのイメージを可視化する
-
矯正用のエックス線写真、通常のパノラマエックス線写真、必要に応じて歯科用CT、口腔内と顔の写真撮影、歯周病や虫歯の検査、光学3Dスキャニングシステムを用いた歯型作製のための検査を行う。3Dスキャナーを使うことで、シリコーン印象で歯型を採る必要がなく、約1分で歯列のスキャンが完了。ディスプレーに映し出された精細な3D画像で、矯正前とシミュレーションされた矯正後に期待できる歯並びを視覚的に確認しよう。
- 3検査・診断をもとに綿密な計画を立てる
-
検査結果を精密に分析し、適正な装置や方法を決め、入念に計画を立てていく。同院には歯科技工所が併設され、歯科技工士が歯科医師と連携して患者の口腔内を確認するなどすべての検査情報をその場で共有することができる。そのため矯正装置の作製にタイムロスや連携ミスが少ない。パソコン上で模型を作製、細かく調整できる先端のソフトウエア、歯型の模型を作る3Dプリンターなども導入し、緻密に計画を立案する。
- 4装置を装着し、矯正をスタート
-
実際に矯正装置を装着。装着自体にかかる時間は約30分。表側矯正、裏側矯正では、ブラケットをつける位置が非常に重要になるそう。歯科医師がチームで矯正歯科診療に対応する同院では、歯科医師ごとの経験や技術によって診療に差が出ないよう、富田院長が適切なブラケットの位置をコンピューター上でシミュレーションしデータを作成。その情報を歯科医師間で共有している。
- 5継続的な通院
-
メンテナンスやクリーニング、歯の生理学的な動きなどを考慮し、1ヵ月に1度の通院を続ける。まれに想定と異なる動きをする場合もあるが、こまめに通院をしていれば修正もしやすい。同院では、継続して力のかかるワイヤーを使用しているため、通院間隔が2~3ヵ月ほど空いても矯正期間が延びることは少ない。マウスピース型装置を用いた矯正ではスマートフォンのアプリを用いたシステムによって通院間隔を空けることも可能。
自由診療費用の目安
自由診療とは表側矯正/85万円~、裏側矯正/152万円~、部分矯正/20万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/105万円~、マウスピース型装置を用いた矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正/135万円~、保定(1点)/2万5000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

