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一瀬 晃洋 院長の独自取材記事

いちのせ形成外科皮膚科 眼瞼フェイスクリニック

(尼崎市/尼崎駅)

最終更新日:2022/05/12

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JR尼崎駅から徒歩3分、医療複合ビル内で2018年に開業したのが「いちのせ形成外科皮膚科 眼瞼フェイスクリニック」。院長を務める一瀬晃洋先生は、神戸大学医学部附属病院で形成外科・美容外科の診療を約20年間続けてきたスペシャリストだ。専門は、眼瞼下垂症などの「まぶたの専門治療」。その他、美容外科・美容皮膚科領域のさまざまな相談にも幅広く応じている。専門的な知識や技術、豊富な執刀経験に加え、日々の診療経験を生かし、「患者さま一人ひとりのベストプラクティスを追求していきたい」と語る一瀬院長に、診療のモットー、得意とする治療などについて聞いた。

(取材日2022年2月23日/情報更新日2022年4月28日)

耳鼻咽喉科での研修経験が、自身の診療にとっての礎に

形成外科の医師をめざされたきっかけを教えてください。

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医療の道に進むことを思い立ったのは、高校時代。将来の職業について考えた時、自分の力や時間を存分に注ぎ込める仕事に就けたなら……と思ったのが始まりでした。美容外科に興味を持ったのは、美容外科を取りあげていたテレビ番組を目にしたのがきっかけです。そして神戸大学医学部へ進むと、アメリカでは形成外科医が美容外科を担当し、形成外科を極めた後に美容外科に進んでいる、ということを耳にしたのです。「なぜなのだろう?」と疑問に思いましたが、当時はインターネットも普及しておらず、答えはわかりませんでした。そこで、「とにかく形成外科をやってみよう」と志望したのです。大学を卒業した1993年当時、神戸大学には形成外科がなかったため、まずは耳鼻咽喉科の中の形成外科診療班に入りました。

これまでどんな経験を積まれてきたのでしょうか?

耳鼻咽喉科と形成外科、美容外科は、まったく関係のない分野に見えますが、耳鼻咽喉科での約2年間の経験が今に生きていると感じています。まず耳鼻咽喉科の中の形成外科診療班は、がんで生じた皮膚や組織の欠損に対する再建術を専門的に行うチームで、高度な形成外科の知識と技術が要求されました。一方、頭頸部外科では、頭頸部がんの治療のために、顔面と首の深い部分への手術にも携わりました。これには頭頸部全域に関わる専門知識が必要ですが、その後行うことになる美容外科・形成外科手術においても同じことが言えるのです。そして2003年に開設された形成外科に入局すると、2008年からは新設された美容外科の診療長に就任し、約20年間、形成外科・美容外科の診療を続けてまいりました。

ご自身のクリニックを開院されたのはなぜですか?

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これまでの経験を生かして、形成外科と美容外科のあらゆる診療ニーズに応えたいと考えたからです。この場所に開院したのも、「病院やさまざまな分野のクリニックが、トータルに患者さまを支える」という医療複合ビルの在り方に共鳴したのが大きいですね。はやりのレストランのような活気あふれる医院にと考え、院内のデザインは信頼できる設計士さんに依頼しました。私たちの診療スタイルや、医院として必要なものをお伝えしたところ、細部まで使い勝手よく、私の思いをかなえてくださって。その仕事ぶりは、私たち医師の仕事にも通じるものがあるなと感銘を受けたものです。私たちも、患者さまから「このクリニックなら間違いない」と言っていただけるよう、スタッフ一同頑張っていきたいですね。

まぶたの専門治療と美容医療の「総合病院」をめざして

貴院ではどんな診療を受けられるのですか?

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当院がめざすのは、まぶたの専門治療や、美容外科・美容皮膚科の総合病院と言えるようなクリニックです。形成外科では、眼瞼下垂症をはじめ、まぶたの各種疾患を専門的に治療しています。一方、美容分野では、専門的かつ幅広い医療が1ヵ所でできるデパートのようなクリニックを理想に、患者さまの多様なニーズに対応していきたいと考えています。その他、一般皮膚科の診療も行っていますよ。開院から4年、電車や飛行機、新幹線などのアクセスが良いことから、近隣の方はもちろん、遠方からも患者さまがいらっしゃるほどになり、感謝の気持ちでいっぱいです。

先生が得意とする眼瞼下垂症治療について教えてください。

大学病院での約20年間、眼瞼下垂症の手術に取り組みました。開業後も数多くの執刀を重ね、今や自分のライフワークとなっています。眼瞼下垂症には先天性と後天性のものがあり、当院ではすべてのタイプの治療に応じています。当院の患者さまで最も多いのが、後天性で加齢に伴う眼瞼下垂。これはまぶたを上げる眼瞼挙筋という筋肉が緩み、まぶたが垂れ下がってくる症状です。放っておくと頭痛や肩凝りの悪化、視界が悪くなるなど心身の不調を招いてしまいます。患者さまの年齢層としては40~70代の方が中心ですが、10~20代の若い世代の方も増加しています。

眼瞼下垂症には、どのような治療を行うのですか?

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緩んだ眼瞼挙筋をまぶたに再固定し、まぶたを上げる力を取り戻すための手術が必要です。当院では手術時の痛みや術後の腫れが少ない、かつ早い回復が見込める部分切開法を独自にアレンジしています。手術は約1.5cmという小さい切開で行いますが、腱膜の固定点を4点に増やすと挙上力の強化が図れるのです。また、4点で固定すると、格好の悪い三角目になりにくく、まぶたをよりきれいな形に仕上げていけるのも特徴です。このようにメリットが多く、何より皆さまに受けていただきやすい方法と考えています。

患者一人ひとりと向き合い、ベストプラクティスを追求

術式にもこだわられているのですね。

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ええ。患者さまのニーズをくみ取りながら治療法を選択し、一人ひとりにとって本当に役に立つ医療を提供していきたいと考えています。そのためには、日々の診療経験を生かし、工夫を重ねていくことが欠かせません。治療を進化させるための条件は3つあります。1つめは効果を上げること、2つめはダウンタイムの時間や痛みが少ないなど低侵襲であること、3つめは治療する医師自身が受けたいと思えるほど安全性が高いこと。この3点を念頭に、これからも目の前の患者さまとしっかり向き合い、日々の診療から得た結果を大切にして、治療技術の改良に努めていきたいと思います。

診療の際にこだわっていることは?

患者さま一人ひとりに対してベストプラクティスを尽くすことです。これは「あの時こうするべきだったのではないか?」などと、後悔することがない診療を行うということ。当院で提案する治療法は、私が「もし自分が患者であればこれを受けたい」「受ける側にメリットが大きい」と考える治療法のみを選択しています。「自分が患者ならばあまり受けたくない」と思うような治療は当然ですがお勧めしませんし、今流行している治療であっても「実際にはそれほど効果がない、受ける側に利益が少ない」と考える治療法は積極的に提案することはできません。たとえその治療法をどんなに望まれても、です。数ある治療の中から厳選しアレンジして、これぞベストプラクティスと確信できるものを患者さまには提供していきたいと考えています。

今後の展開について教えてください。

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今注目しているのは再生医療です。患者さま自身の細胞を用いて治療を行う再生医療は、美容外科や美容皮膚科分野への応用が期待され、研究が進められているところです。また開院当初はビルの2階のみでの診療でしたが、2022年4月から1階にも拡充しました。こちらでは美容診療をメインに行い、若い医師のサポートや後進の育成にも取り組んでいます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

美容医療を受けさえすれば「自分はきれいに生まれ変われる!」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実際はそんな魔法のようなものではありません。例えば、もし何か欲しい食品があっても、スーパーマーケットに行けば適正な費用で手に入りますが、美容医療に関しては必ずしも満足のいく結果が得られるとは限らないのが現実です。患者の皆さまにとって大切なのは、さまざまな治療の選択肢から自分にぴったりなものを選んでくれて、それを正確に実践してくれるパートナー、つまり医師を見つけることに尽きると思います。私も皆さまの良きパートナーとなれるよう、目の前の患者さまにとって本当に役立つ医療の提供に尽力していきます。

自由診療費用の目安

自由診療とは

美容外科・美容皮膚科自費/初診料:1100円(税込み)
※詳しくはHPをご参照ください

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