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逢坂 さやか 院長の独自取材記事

ごたんだ眼科クリニック

(品川区/五反田駅)

最終更新日:2019/08/30

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五反田駅から徒歩4分。目黒川沿いに立つビルの2階に「ごたんだ眼科クリニック」はある。院長の逢坂さやか先生は、大きな目が印象的な親しみやすい先生だ。同院には以前の勤務先の患者が「先生でなくては」と追いかけてくるそう。逢坂先生の診療技術だけでなく、笑顔を絶やさず患者の話に耳を傾けてくれる診療姿勢にもよるのだろう。ブルーと茶で統一された清潔な医院で、眼科医師を志した経緯や開業について、そして得意な診療など、さまざまな話を聞いた。
(取材日2018年5月14日)

祖父のように地域に貢献する医師をめざして

開業なさったきっかけは、なんだったのでしょうか?

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祖父が石川県の奥能登で小さな診療所を開業していました。他に医院はないような場所で、祖父が患者さん一人ひとりを親身になって診ている姿を小さな頃からそばで見てきたんです。朝早くでも夜遅くても患者さんが来れば診て差し上げるし、休みも関係なく、動けない高齢の方がいれば山を越えて往診にも出かけていました。そういう地域医療に貢献する姿を子ども心にも尊敬していて、医師になるのもいいなと漠然と思っていました。最終的に大学受験のとき、医師への道を選んだわけですが、いつかは自分も地域医療に尽力できる、患者さんの気持ちになって考えられるクリニックを開業したいと思ってきました。自分のクリニックでなければ、なかなか自分の思うようにできないこともありますから。そう考えて納得のできる場所を1年半かけて探し続け、ようやく開業にたどり着きました。

院内のどのような点に心を配られましたか。

清潔感があって、患者さんにまた来たいなと思っていただける居心地の良いクリニックにしたいと思いました。入ってすぐの受付のスペースを広くとったのもそのためです。バリアフリーでベビーカーでお越しの方も動きやすくなっています。特にトイレにはこだわり、小さなお子さんが2人以上いらっしゃる方でも安心できるよう、きれいで広々とした造りにしました。患者さんがあちこち動かずにすむように、あまりお待たせしないように、導線も十分考えて設計しました。椅子の座り心地も自分で確かめたんですよ。なるべくたくさんの患者さんに安心して幸せな気持ちになって帰っていただきたいなと思っています。

診療時間が午前は13時30分まで、夜は19時までとお勤めの方にはうれしいですね。

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眼科は早くに診療時間が終わってしまうところが多いので、周辺のお勤めの方たちが通いやすい診療時間にしました。19時まで受付をしていますので、会社が終わってからでも通えると喜んでいただいています。午前の診療も、仕事のお昼休みに来ていただけるよう13時半までとしています。土曜日は子どもの患者さんが多いので、10時から14時の診療としています。お勤めの方、周辺にお住まいの方、お子さんからご高齢の方までいろいろな方に来ていただきたいと思っています。

ものもらいの切開などの外科手術も可能

診療の際、どのようなことを心がけていらっしゃいますか。

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まず患者さんのお顔や姿をしっかり見ることでしょうか。入っていらした時からきちんと患者さんの方を向いて、目を見てお話しするようにしていて、パソコンに打ち込むのは診療が終わってからと決めています。また患者さんの意見は遮らずに最後まで伺うようにしています。説明の途中でも、何か疑問に思って尋ねたいこともあると思います。そういうとき、「どうぞ聞きたいことがあれば、途中でも構いませんよ」とコミュニケーションをしっかりとることを大事にしています。説明もお顔を見ながら、大きめのモニターなどを使いながらお話をしています。そして最後に必ず言うようにしているのは「何かご質問はありませんか」ということです。聞きたいことがあっても口に出せない方は少なくないので、そう伝えると、ちょっとホッとなさって「先生から聞いてくださってありがたかった」とおっしゃる方もいらっしゃいますよ。

ものもらいの切開などもしてくださるそうですね。

ものもらいの切開や先天性の鼻涙管閉塞、つまり涙を鼻孔に流すための通り道である鼻涙管が閉じている状態の手術など、簡単な外科手術も行っています。最近小さなクリニックではものもらいの切開をするところが少なく、大きな病院まで行ったら3ヵ月待ちと言われたというケースもあり、お困りになっている方がたくさんいらっしゃるようです。たまたま私は新生児集中治療室のある大学病院に勤務していたので、そういう症例の経験も豊富です。そのための設備も整えています。安心してご相談ください。

もともと外科手術を希望していたそうですね。

はい。細かい作業をするのが好きで、メスが握りたかったので、外科手術のできる科ということもあって、眼科に進みました。手先の作業が好きなので、このクリニックの内装もほとんど自分で考えたんですよ。壁に飾った花や医院のロゴも自分で作りました。ロゴに使用したイラストは私が下書きしたものを、イラストの得意な夫が描いてくれました。「先生に似ていますね」とよく言われるのですが(笑)、飼っている猫を見ながら描いたものです。

スタッフも明るい方がそろっている印象を受けましたが、何か工夫していることはありますか。

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毎朝スタッフと朝礼をしているのですが、そこで必ず言うことが2つあります。1つは患者さんに慌てた姿をお見せしないこと。どんなに混み合って焦ったとしても、そういう困った姿を患者さんにはお見せしないように。困ったらバックヤードに入って1回深呼吸をしてくださいとお願いしています。もう1つはいつも笑顔でということです。笑顔でいれば患者さんとのコミュニケーションもスムーズにできますし、自分自身のリラックスにもつながります。朝礼の最後も「それでは今日も笑顔で」と笑顔をつくって終わるようにしています。

「先生でないと」と言ってもらえる喜び

金沢ご出身ですが、東京にいらしたのはどのようなきっかけだったのでしょうか?

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あちらではある程度の年齢になると、学会以外の場で誰かから学ぶという機会が少なくなってしまうんですね。医局に入って10年たったとき、ちょうどお世話になった教授が退官されることもあり、東京に出てもっといろいろな臨床の勉強をしたいと思いました。上京後は自分のスキルをもっと上げたいといろいろな眼科で経験を積んできました。

印象に残っている患者さんとのエピソードがあれば教えてください。

以前勤めていたクリニックからの患者さんで、勤務先が変わるとついてきてくださるご夫婦がいらっしゃいます。こちらからお教えしたわけでもなく、「先生じゃないと」と HPなどを探してきてくださるのは本当にうれしいですね。「開業するまで応援します」と言っていただいていたのですが、実際にここを開業してすぐにおいでくださいました。もう家族のような気持ちです。他にも以前からの患者さんでお見えいただいている方が何人もいらしてありがたいと思っています。

何か実践している健康法はありますか。

自宅が歩いて行ける距離なので、ここにクリニックを開くことが決まったときから、徒歩で通うようにしています。片道20分、往復にすると40分。歩き始めたら、体重が減って、体が楽になりました。歩くのは健康にいいんだなと実感しています。開院が4月2日でちょうど桜の時期だったので、目黒川沿いの桜を眺めながら、私、いい場所に開院したなと思いました(笑)。季節を感じる気持ちの良い道筋なので、これからも歩き続けたいと思っています。

これからの抱負をお聞かせください。

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より多くの方にクリニックを認知していただければと思っています。これぐらいのことで眼科医院に行くのはどうかなと迷っている方は多いと思うのですが、聞きたいことがあればどうぞ気軽にお訪ねください。目の不調に、ドライアイのような病気が隠れていたり、眼鏡が合っていなかったなど意外な理由があったりします。これまで一度も眼科にかかったことがないという方もいらっしゃいますが、40歳を過ぎたら一度、検診だと思って足をお運びください。

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