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森本 哲弘 院長の独自取材記事

もりもと歯科クリニック

(堺市南区/光明池駅)

最終更新日:2019/08/30

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泉北高速鉄道線の光明池駅直結のビル3階にある「もりもと歯科クリニック」は、総合病院の口腔外科や大学病院でのインプラント治療、開業歯科クリニックでの勤務などさまざまな研鑽を積んだ森本哲弘(あきひろ)院長が、地域住民が安心して通える総合歯科診療所をめざして2018年4月に開業。外科手術前の口腔ケアや、抜歯・インプラントなど外科的処置前の疾患と服薬の確認、森本院長が力を入れて取り組んでいる訪問歯科診療のためにも、医科歯科連携を推進している。「笑顔」をテーマに患者とのコミュニケーションを大切にする森本院長に、医科歯科連携の取り組みとそのメリットや思いなどを中心に、たっぷり語ってもらった。
(取材日2019年4月9日)

医科歯科連携に力を注ぐ

こちらのクリニックの開業までの経緯を教えてください。

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2010年に大阪歯科大学を卒業後、滋賀県の公立甲賀病院という総合病院の口腔外科に勤務したのち、大阪市内の歯科クリニックの副院長、堺市内の歯科クリニックを経て、2018年4月1日に開業しました。出身は枚方市なのでこの辺りに縁はなかったのですが、周囲に病院やクリニックが多く、やりたかった“医科歯科連携”が実現できる環境であること、そしてたまたま同じビルの下のフロアには実兄の運営する泌尿器科のクリニックがあったことなどがこの土地を選んだ理由です。特色は、地域密着型で口腔内全体を把握した上で、予防をメインに考えるクリニックであること。また口腔外科でも経験を積んでいますので、抜歯はもちろん、口腔内疾患の診療やできものの切除などの外科的な処置も可能です。

“医科歯科連携”はどういった取り組みなのでしょうか。

主に外科領域の全身麻酔を用いた手術を行う前中後に行う処置を「周術期管理」というのですが、手術前に口腔ケアをすることにより、入院期間の短縮、退院までの日数を早めることをめざせるといわれます。ですから町のクリニックからの紹介で病院に行き、手術日が決まったら口腔ケアをしてから手術に臨んでもらうために、当クリニックで周術期管理をするという取り組みです。また開業時から訪問診療に力を入れていこうと考えておりましたので、患者さんの全身状態の把握など医科との連携は必要不可欠なんです。現在、近畿大学医学部附属病院にかかっている患者さんに関しては、血液検査、MRIやCTなどの画像検査の結果を含めた診療が紹介状なしに確認できるよう、ネットワークでつながっています。全身疾患は口腔内にトラブルが出るケースがあったり、外科的治療は飲んでいる薬によって処置が変わったりするので、そのためのリンクなんです。

訪問歯科診療について教えてください。

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甲賀病院は大きな総合病院でしたが、一般歯科も口腔外科もあって、なおかつ訪問診療もしていた珍しいところでした。そこで口腔がんの男性の在宅看取りを経験し、歯科医院に行きたくても行けない患者さんに、訪問歯科診療でクリニックと同じレベルの診療を提供したいと考えるようになりました。現在の訪問範囲はここから半径16km内で、クリニックの隣に訪問歯科専用の事務所を設け、専用車や緊急連絡もつくように専門ダイヤルも用意しました。歯を削る、型採りするといった院内と同じ治療を提供できる機械やエックス線装置を持ってご自宅や施設に伺っています。人的不足からクリニック診療中は少しお待たせしてしまいますが、患者さんが求めてくださるのであれば夜中でも駆けつけますよ。

テーマは「笑顔」。患者とのコミュニケーションを重視

患者さんに接する際に心がけていることは何でしょうか。

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「笑顔」です。歯科医師は怖いというイメージをお持ちの方が多いと思うので、笑顔で優しく接し、何でも気さくに話せるような環境をつくれるよう心がけています。高齢の患者さんの中には私を孫のように見てくれる方もいらっしゃって、それもとてもうれしいんですよ。2019年4月から非常勤ですが歯科医師が一人増えたので、患者さんと接する時間がもっと長く取れるのではないかと思っています。密なコミュニケーションで患者さんのライフスタイルなどもお聞きできたら、治療の方法、説明の仕方など、その患者さんの日常生活に寄り添った対応が、よりできるようになると考えています。また訪問診療は、患者さんはもちろんヘルパーさんやご家族とのコミュニケーションも大切ですね。

確かに先生は笑顔がすてきですね。お子さんへの対応もお上手なのではないですか?

小児患者の場合はお子さんのペースに合わせて、無理強いしたり怒ったりしないこと。私も男の子3人の父親ですから、子どもは好きですし、気持ちはわかっているつもりです(笑)。歯科クリニックに慣れていないなら、緊急性がない限りはすぐに治療せず、まずは座ること、お話しすること……と段階を踏んで、私やスタッフ、機器に慣れるトレーニングから始めます。また車いすが入れる診療室ですから当然ベビーカーも入れますし、キッズスペースも用意しています。DVDを観ることもできますので、お子さんも保護者の方も快適に過ごしていただけると思います。

予防にも力を入れていらっしゃるとのお話でした。

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当クリニック自慢のとっても明るく話しやすい歯科衛生士がメンテナンスやお口の掃除の指導など力を入れてやってくれています。開業して1年、治療が終わった方は1本でも多く歯を残せるよう、定期メンテナンスに移っていただいています。また訪問診療では週1回程度伺うくらいではメンテナンスという点で不十分。患者さんご本人の努力はもちろん、ヘルパーさんやご家族の力も必要です。訪問している施設でヘルパーさん向けの勉強会を開くなど予防教育も行っています。

地域密着のかかりつけ歯科クリニックに

インプラントも得意とされているとのことですね。

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私は大阪歯科大学口腔インプラント科にも所属していて、クリニック開業前は1年ほど大学の診療の手伝いにも行っていました。まもなく“医科歯科連携”に関わるインプラントの取り組みもスタートする予定で、当院としては力を入れてやっていますし、今後ますます注力していきたいと考えています。また同級生と2人でスタディーグループをやっていて、毎月勉強会を開催しています。テーマはほとんどインプラントと歯周病。年2~3回ほど他の開業歯科医師向け、歯科衛生士向けなどさまざまな方を対象にセミナーを開催しています。

今後の展望を教えてください。

私は、新しい治療法や機器を導入していれば優れたクリニックだ、とは考えていません。それよりも地域に密着したクリニックをめざし、一人ひとりの患者さんを大事にしていくことが大切だと考えています。現在ご来院いただいている患者さんが高齢で外に出れなくなったとしても、患者さんのお家に伺って、最後まで私が責任を持ってお口の中を診たいですね。また開業以来変わりませんが、医科との連携をさらに強めていきたいと考えています。ちょうどこの取材を受ける直前に、ある病院から手術期管理の紹介がありました。その病院からは初めてのこと。徐々にそうしたリンクが広がりつつあるので、それをつなげていければと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

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当クリニックは患者さん同士が診察室で顔を合わせることがないようプライバシーに配慮した造りであるほか、車いすやベビーカーもスムーズに診察室に入れるよう、クリニックの真ん中にスロープを設けています。車いすの方には、基本的にはチェアに移っていただいているのですが、ご希望があれば車いすのままでも治療は可能です。建物自体もバリアフリーになっていますから、小さなお子さんからご高齢の方まで、安心してお越しいただけると思います。今後は外出が困難な患者さんのために、さらに訪問診療を行う日数を増やしていきたいと考えています。当クリニックには訪問歯科専属のスタッフを配置し専用ダイヤルも用意していますので、まずは気軽に相談していただけるとうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/35万円~(税別)

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