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森本 哲弘 理事長の独自取材記事

医療法人匡美会もりもと歯科クリニック

(堺市南区/光明池駅)

最終更新日:2022/08/04

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泉北高速鉄道線の光明池駅直結のビル3階にある「医療法人匡美会 もりもと歯科クリニック」。森本哲弘(あきひろ)理事長は、大規模病院から歯科クリニックまで、多様な規模の医療機関で研鑽を積んだ歯科医師だ。2018年、地域住民が安心して通える総合歯科クリニックをめざして開業した。「笑顔」をテーマに、患者とのコミュニケーションを大切にしながら、一般歯科、予防歯科、口腔外科、インプラント治療、ホワイトニングなど幅広い分野に対応している。また、医科歯科連携を推奨しながら、訪問歯科診療にも力を入れて取り組んでいるという。そんな森本理事長に、診療への思いや今後への展望などをたっぷりと聞いた。

(取材日2019年4月9日/情報更新日2022年7月26日)

医科歯科連携に力を注ぐ

開業までの経緯を教えてください。

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大阪歯科大学を卒業した後、滋賀県の公立甲賀病院の口腔外科に勤務。さらに大阪市内の歯科クリニックの副院長を務め、堺市内の歯科クリニックでの経験を経て、2018年に開業しました。この地域は周囲に病院やクリニックが多いので、開業前からやりたかった「医科歯科連携」が実現できると思ったのです。また、同じビルの下のフロアには、兄の運営する泌尿器科のクリニックがあったため、この場所を選びました。地域密着型で患者さんの口腔内全体を把握した上で、予防をメインに考えるクリニックをめざして日々対応しています。口腔外科分野の経験も積んできたので、抜歯はもちろん、口腔内疾患の診療やできものの切除などの外科的な処置も可能ですよ。

「医科歯科連携」はどういった取り組みなのでしょうか。

一つ例示するならば、クリニックからの紹介で病院で手術を行う際、術前にクリニックで周術期管理を行う取り組みのことです。周術期管理とは、主に外科領域の全身麻酔を用いた手術の前中後に行う処置を指します。入院期間の短縮につながるといわれているので、実現に努めているのです。また、開業時から訪問歯科診療に力を入れていこうとも考えておりました。そのためには、患者さんの全身状態の把握など、医科との連携は必要不可欠なんです。現在、近畿大学医学部附属病院にかかっている患者さんに関しては、血液検査、MRIやCTなどの画像検査の結果を含めた診療が、紹介状なしに確認できるようネットワークでつながっています。全身疾患で口腔内にトラブルが出るケースがあったり、外科的治療を行う場合は飲んでいる薬によって処置が変わったりするので、このリンクは大切なんですよ。

訪問歯科診療について教えてください。

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以前勤めていた公立甲賀病院は大きな総合病院でしたが、一般歯科も口腔外科もあって、なおかつ訪問歯科診療もしていた珍しい所でした。そこで口腔がんの男性の在宅でのお看取りを経験し、歯科医院に行きたくても行けない患者さんに対して、訪問歯科診療でクリニックと同じレベルの診療を提供したいと考えるようになったのです。当クリニックの現在の訪問範囲はここから半径16km内で、クリニックの隣に訪問歯科専用の事務所を設け、専用車や緊急連絡もつくように専門ダイヤルも用意しました。歯を削る、型採りするといった院内と同じ治療を提供できる機械や、エックス線装置を持ってご自宅や施設に伺っています。人員の不足からクリニック診療中は少しお待たせしてしまうこともありますが、患者さんが求めてくださるのであれば夜中でも駆けつけますよ。

テーマは「笑顔」。患者とのコミュニケーションを重視

患者さんに接する際に心がけていることは何でしょうか。

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当クリニックのテーマでもある「笑顔」を大切にしていますね。歯科医師は怖いというイメージをお持ちの方は少なくないと思うので、笑顔で優しく接し、何でも気さくに話せるような雰囲気をつくれるよう心がけています。高齢の患者さんの中には、私を孫のように思ってくれる方もいらっしゃって、それもとてもうれしいんですよ。2019年4月からは常勤の歯科医師が1人増えたので、患者さんと接する時間がもっと長く取れるのではないかと思っています。密なコミュニケーションにより患者さんのライフスタイルなどもお聞きできたら、治療の方法、説明の仕方など、さらに寄り添った対応ができるようになるのではないでしょうか。また、訪問歯科診療の場合、患者さんはもちろん、ヘルパーさんやご家族とのコミュニケーションも大切にしています。

お子さんの対応に関してはどのようなことを意識されていますか?

私も男の子3人の父親ですから、子どもは好きですし、気持ちはわかっているつもりです。しかし、お子さんは歯科クリニックに慣れていないことが多いので、その子のペースに合わせて、無理強いしないことを心がけて対応しています。緊急性がない限りはすぐに治療せず、まずは座ること、お話しすること……と段階を踏んで、私やスタッフ、機器に慣れるトレーニングから始めているんですよ。当クリニックは車いすのまま入れるバリアフリー設計なので、当然ベビーカーもそのまま入れます。キッズスペースやDVDも用意してあるため、お子さんも保護者の方も快適に過ごしていただけるでしょう。

予防にも力を入れていらっしゃるとのお話でした。

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治療が終わった方には、1本でも多く歯を残せるよう、定期メンテナンスに移っていただいています。当クリニック自慢の明るく話しやすい歯科衛生士が、メンテナンスやお口の掃除の指導など、丁寧に対応させていただきますよ。訪問歯科診療の場合、実は週1回程度伺うくらいではメンテナンスという点で不十分。日頃のケアがとても大切なので、患者さんご本人の努力はもちろん、ヘルパーさんやご家族の力も必要なのです。そこで、訪問している施設でヘルパーさん向けの勉強会を開くなど、予防に関する指導も行っています。

地域密着のかかりつけ歯科クリニックに

口腔外科領域にも熱心に取り組まれているそうですね。

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ええ。口腔外科・総合歯科の分野で研鑽を積んできた経験を生かし、口腔外科の診療にも尽力しています。当クリニックで口腔外科を対応するのは私のほかに、公立甲賀病院で口腔外科部長として勤めていた口腔外科を専門とする歯科医師です。2人とも経験豊富なので、患者さんには安心して処置を受けていただけると思います。歯や歯茎はもちろん、顎や舌、頬、粘膜など、口腔内のあらゆるトラブルに対応しています。特に、親知らずの処置は抜歯が難しい症例にも対応可能なので、お困りのことがあれば気軽にご相談ください。

インプラントも得意とされているとのことですね。

大阪歯科大学の口腔インプラント科に所属していた頃の経験を生かし、インプラント治療に対応しています。安全な治療を提供できるように、当クリニックでは歯科用CTを使って精密な検査をした上で、手術は厳格な衛生管理を行っている診察室で行っています。まもなく「医科歯科連携」に関わるインプラントの取り組みもスタートする予定なので、今後ますます注力していきたいと考えているのです。また、同級生と2人でスタディーグループをつくりました。インプラントや歯周病をテーマとした勉強会を毎月、他の歯科医師や歯科衛生士などを対象にしたセミナーを年2~3回ほど開催しています。

今後の展望を教えてください。

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私は「新しい治療法や機器を導入していれば優れたクリニックだ」とは考えていません。それよりも、地域に密着したクリニックをめざし、一人ひとりの患者さんを大事にしていくことが大切です。現在ご来院いただいている患者さんが高齢で外に出られなくなったとしても、患者さんのお宅に伺って、最後まで私が責任を持ってお口の中を診させていただこうと思っています。また、開業以来変わりませんが、医科との連携をさらに強めていきたいですね。少し前にある病院から周術期管理の紹介があったんですよ。徐々にそうしたリンクが広がりつつあるので、それをつなげていければと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

当クリニックは患者さん同士が診察室で顔を合わせることがないようプライバシーに配慮した造りであるほか、車いすやベビーカーもスムーズに診察室に入れるようバリアフリー設計にしました。ご希望があれば車いすのままでも治療が可能です。小さなお子さんからご高齢の方まで、安心してお越しいただけると思います。今後は外出が困難な患者さんのために、さらに訪問歯科診療を行う日数を増やしていきたいと考えています。当クリニックには訪問歯科専属のスタッフを配置し、専用ダイヤルも用意していますので、まずは気軽に相談していただけるとうれしいですね。

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インプラント/38万5000円~

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