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岩下 正紀 院長の独自取材記事

三鷹岩下眼科

(三鷹市/三鷹駅)

最終更新日:2020/04/01

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三鷹駅直結の駅ビル1階フロアに2018年4月1日オープンする「三鷹岩下眼科」。商業地であり、小さな子どもから高齢者までが住む住宅地でもある三鷹市での開業ということで、さまざまな角度からクリニックづくりを検討し、体制を整えた。「病気は待ってくれませんから」という岩下正紀院長の考えから、土・日・祝日も休まず、夜は19時まで診療。いつでも診てもらえるという安心感を提供したいと考えている。患者本位の岩下院長に、開業にあたっての思いや得意な診療分野などについて話を聞いた。
(取材日2018年3月22日)

土・日・祝日も19時まで診療で地域に安心を届けたい

こちらで開業されたのはどういうご縁ですか?

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僕は鹿児島県の出身ですが、もともと幼い頃、中央線沿線の阿佐ヶ谷に住んでいたことがあり、当時は両親に連れられて三鷹によく遊びに来ていました。昔と比べると、今では駅もだいぶ大きくなっているので、びっくりしています。三鷹は家族で安心して住める街だと思います。ですから、開業の話をいただいた時は、懐かしい気持ちと、ここに戻ってこられる喜びを強く感じました。出身大学やお世話になった慶應義塾大学医局が同じ中央線沿いにあり、ちょっとでき過ぎかなと思うほどです。

開業に踏み出した理由を聞かせてください。

大学卒業後、総合病院や大学病院に勤めていましたが、ある時から、もっと地域の臨床の現場で患者さんと触れ合う機会を持ちたいという思いが強くなりました。そうした思いが募ったのは、僕と同じ眼科の医師だった祖父や、今も現役で眼科クリニックをやっている父の背中を見て育ったことがルーツなのでしょう。

眼科の医師を志したのはおじいさまやお父さまの影響なのですね。

それもあると思います。医療にふれる機会が多く、幼い頃から病気について学んだり、手術ビデオを父親と一緒に見たりしていました。また僕自身、入院することが多かったので、治療を受けて元気になるたびに、お世話になった先生やスタッフの方々への感謝の気持ちを強く感じていました。実際に医師を志したのは高校2年の時で、これまで自分が受けた恩を医療の現場で返していきたいと考えたからです。これから少しでも多くの方に喜びを感じていただけるように常に新しい治療法をアップデートし、患者さんにご提案したいと思っています。

どんな患者さんが多く来院すると想定していますか?

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三鷹は家族で住みやすい土地柄ですので、赤ちゃんからお年寄りまでさまざまな年代層の患者さんがいらっしゃるのではないでしょうか。杏林大学眼科の先生からも、この地域の特色として、お子さんが多いことは伺っていたので、お子さんにも安心して検査を受けてもらえる環境をつくろうとは考えていましたね。眼科検査のスペシャリストである視能訓練士に入ってもらったのはそのためです。また、駅に直結した建物の中のクリニックということで、ビジネスパーソンも多いと考えています。そこで、少しでも多くの患者さんに喜んでもらえるように診療時間を19時までに設定し、お仕事帰りの方が平日でも通院しやすくしています。また、病気は待ってくれませんから、年中無休で土・日・祝日も診療を行い、いつでも安心して来院いただけるようにしています。

緑内障と小児の近視の検査・治療に注力

こちらではどんな診療が受けられますか?

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大きな手術や入院が必要になるもの以外の検査や治療全般に対応していきたいと思っています。これまで熱心に取り組んできたのは、緑内障。それと小児の近視抑制に関しては大学でも学ぶ機会が非常に多かったので特に力を入れていく予定です。近視の方は緑内障になるリスクが高いことはよく知られていますが、その将来的なリスクを抑えるためにも、子どもの時から近視を抑制することが重要です。近年では小児の近視抑制に関して、良い研究結果が出てきていますので、当院でもそうした治療内容を提供していきたいと思います。

小児の近視は増えているのですか?

近年、お子さんの近視の多さには驚かされます。やはりスマートフォンやゲーム機など、遊ぶ環境の変化も原因の一つでしょうね。子どもの視力は4歳で1.0ほどになりますが、例えば片目が弱視や近視でも、お子さんにはその自覚がほとんどなく、検診でも見過ごされる場合があります。弱視の治療は4歳から始めるのと7歳から始めるのでは回復の仕方が違うので、異常を感じなくても4歳までに一度眼科で検査を受けましょう。当院では弱視や近視を見逃さないよう視能訓練士が検査にあたり、点眼薬を使いながら目の度数を測って診断をつけ、治療方法を決定します。

設備面での特徴を教えてください。

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検査機器については、患者さんのご負担が少ない機器にこだわって採用しました。代表的なものだと造影剤を使わずに網膜の血管撮影ができるOCT(光干渉断層計)ですね。当院のOCTは造影剤を使用しないでの血管撮影が可能ですので、患者さんへの負担も少なく、加齢黄斑変性の評価や、糖尿病や緑内障の視神経乳頭の血流状態まで評価できます。またもう一つはヘッドマウント型の自動視野計です。ヘルメットのようにかぶるタイプの視野計ですので、車いすの方など、検査用の椅子への移動が不要となるため、検査の負担が少なくなります。

丁寧な説明と話をよく聞くことを心がける

診療の際に心がけていることは?

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これまでの勤務経験の中で、患者さんからよく言われたのが、「前の病院では、あまり質問できなかった」「あまり話を聞いてもらえなかった」というご意見です。自分はそうした不満を持たれないようにしようと、勤務医時代から、理解していただけるまで丁寧に説明すること、そして患者さんのお話をよく聞くことを心がけています。専門用語ばかり使わず、わかりやすい言葉で説明することも大切だと思います。患者さんがリラックスして治療に専念できるようなクリニックをめざし、明るく清潔な内装だけでなく、細かい気配りを怠らないよう、日々スタッフにも指導しています。

これまでの診療経験の中で、印象深かった患者さんとのエピソードはありますか?

たくさんありますが、初めての白内障手術で患者さんの視力が改善し、とても喜んでいただけたときには、その夜、喜びとやりがいを感じ興奮して眠れなかったのを覚えています。その後、数多くの経験を重ね、今では日本眼科学会認定の眼科専門医資格を取るまでになりました。眼科専門医資格は専門施設での研修期間や、一定の手術件数、論文・学会発表、その後の試験によって取得できる資格です。また、その資格を維持するには学会への参加も必要です。新しい治療法など含め、医療の世界も常にアップデートされているので、常に多くの学会に参加したいと思っています。自分の勉強不足でよりよい治療が提供できないことは、患者さんの不利益にもなってしまいますから、その努力は怠らないようにしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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環境が良くて住みやすいこの三鷹で、地域の方の健康維持に貢献できるよう精いっぱい努力していきたいです。何かおかしいなと感じたら気兼ねせずご相談ください。「こんな軽い症状でも診てもらえるの?」という方もいますが、疲れ目などちょっとしたことでも原因は必ずあるはずです。医師が診て対処の必要がないとわかれば安心感につながります。地域の目のかかりつけ医をめざし、日々精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

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