もろの木こどもクリニック

もろの木こどもクリニック

諸岡正史院長

医療トピックス

子どもの心配事も気軽に相談して
夜尿症や低身長も早期発見

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保険診療

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親にとって子どもの病気は大きな心配事だろう。発熱や下痢など、症状がわかりやすい時は、小児科へ連れて行くことに迷うことはそう多くはないと思われる。しかし、夜尿症や低身長のように、一見、病気がどうかわかりにくい場合、「もう少し様子をみよう」と考えているうちに受診が遅れてしまい、適切な治療時期を逸してしまうこともある。諸岡正史院長と諸岡祐子副院長は、そんな子どもの病気の発見と治療に力を注いでいる。「病気について知らない親御さんもいるので、情報発信をすることが大切」と話す2人。予防接種や一般外来での会話の中に、隠れた病気がないか常にアンテナを張りながら診察にあたる。どんな些細な心配事も相談してほしいと話す2人に、そのための取り組みや、夜尿症と低身長について詳しく聞いた。(取材日2018年5月31日)

夜尿症や低身長など、子ども特有の病気の早期発見と治療に力を注ぐ

小児科へ来院される患者さんで子ども特有の病気で多いのは?

1 ▲日本小児科学会小児科専門医の正史院長が診療にあたる 子ども特有の病気はたくさんありますが、まず思いつくのは食物アレルギーですね。そのほかにも気管支喘息やアレルギー性鼻炎など子どもにはたくさんのアレルギー疾患があります。夜尿症はそのアレルギー疾患と同じくらいの患者さんがいると推測されていますが、「そのうち治るだろう」と軽く考えられていることが多く、受診される方は少ないようです。また、低身長についても「遺伝だから仕方がない」というように病気として捉えていない方も多いと思いますが、これらはいずれも早く発見して適切な対処をすることで、改善が期待できます。当院ではそういう疾患を見逃さないように、患者さんに情報を発信してきたいと考えています

こちらのクリニックには予防接種専用の診察室があるんですね。

2 ▲副院長の祐子先生は母親目線でも相談に乗ってくれる 【祐子副院長】当院は予防接種で来院するお子さんと、一般の診察で来院するお子さんは待合室と診療室を完全に分けています。受付で予防接種の手続きを済ませた人はそのまま専用の待合室へ入ってもらい、一般の患者さんとは近づかないように配慮しています。インフルエンザなどの飛沫感染の予防には極めて有効です。「他の病気をもらってしまうのではないか」と不安になっているお母さんも安心してどの時間帯でも予防接種に連れてきていただけます。また、予防接種の順番や、どれを打てばよいのかわからず迷っている方も、相談していただければ、お子さんの年齢や状態に合わせて細かくスケジュールを組むことができます。

先ほどお話のあった低身長はどうやって診断するのですか?

3 ▲町のクリニックで低身長症の検査を受けることができる 【正史院長】低身長は病気との認識が高くなく、「両親が小さいから仕方ない」「そのうち大きくなるだろう」と思っている方も多いのが現状です。また、病院に相談すべきなのかの判断に迷うことも少なくないようです。母子健康手帳の成長曲線グラフで身長がー2SDより低い場合は受診をお勧めします。ネット上のいろんなサイトでも簡単にSDスコアを確認できます。検査ですが、まず手の骨のレントゲン写真で骨年齢を確認し、血液検査で成長因子や全身の病気の有無などを確認します。それらの検査結果次第では、成長ホルモン分泌刺激試験といって、薬剤を用いて成長ホルモンの分泌量を検査します。これらの検査はすべて外来で行うことが可能です。

夜尿症とはどのような状態のことを言うのですか?

4 ▲超音波で膀胱や腎臓に異常がないかをしっかり検査 【正史院長】5歳以上で夜のおもらしが月に1回以上、3ヵ月続いた場合に夜尿症、すなわち病気と診断されます。まずは問診で生活のパターン、具体的には食事や入浴、就寝の時間、また、夕食から寝るまでの水分摂取量、さらには、夕飯の内容などを聴取します。また、発育発達などを確認して、加えて膀胱や腎臓に問題がないことをチェックします。夜尿症日記を用いて2週間ほど生活パターンや夜間の尿量などを記録してもらいます。生活習慣を見直すだけで改善することも多いので、まずはここから始めますが、必要に応じて薬を使います。一番大切なのは本人の気持ちに寄り添って治療を行うことで、これなしでは治療はうまくいきません。

低身長と夜尿症についてもう少しお話を聞かせてください。

5 ▲小さな悩みでも気軽に相談してほしいと語る院長 【正史院長】低身長の子に夜尿症がみられることを時に経験しますが、これらはどちらも発育発達が未熟という点は共通しているとも言えます。実際の年齢に照らし合わせて極端に身長が低いということは、骨の成長も膀胱機能の発達も遅いと言えるかもしれません。これらは他の病気と違って受診するタイミングがよくわからずに、そのまま様子を見ているうちに何年もたってしまったり、病気と認識されず見過ごされていることも少なくないと思います。低身長も夜尿症も原因によっては早期から医療介入することが治療成績の向上につながるので、これからも診療現場のみならずいろんな所で積極的に情報発信をして、疾患啓発に努めていきたいと思います。

ドクターからのメッセージ

諸岡正史院長、諸岡祐子副院長

夜尿症は多くの場合、歳を重ねることで治ることがほとんどです。でも、それがいつなのかというのは子どもにとってはとても大きい問題だと思います。適切な介入をすることで、夜尿症が治る速度は格段に上がります。先ほど話したケースにあてはまるお子さんは一度相談に来ていただければと思います。それから、低身長についてはネット上に多くのサイトがあるので、それで低身長にあてはまるかもと思ったときは、受診してみてください。特殊なケースを除いて検査は外来で可能ですし、その結果に応じて治療を進めることもできます。院内の掲示物だけでなく、新しい職員として迎えた人型ロボットにもその疾患啓発に一役買ってもらおうと考えています。

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