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関節リウマチの原因や治療法とは
正しい知識で早期診断と治療を

鎌田リウマチ・整形外科

(松山市/鎌田駅)

最終更新日:2020/10/02

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  • 保険診療

日本国内だけで70万人以上の患者がいるともいわれる関節リウマチ。その発症のピークは40代から50代で、女性に多いのが特徴だ。症状が進行すると関節が変形してしまい日常生活の質が著しく低下することも多かったが、近年では診断技術や治療方法が大きく進歩。早期の段階で治療すれば、症状をコントロールしうまく付き合っていくことも可能になってきている。「治療には早期発見と、薬物療法を適切に行うことが非常に大切です」と話す「鎌田リウマチ・整形外科」の鎌田一億院長。今回は、日本リウマチ学会リウマチ専門医である鎌田院長に関節リウマチという病気の現状について、そして日本整形外科学会整形外科専門医の鎌田知美先生には、股関節疾患について話してもらった。(取材日2020年8月26日)

早期発見が鍵を握る関節リウマチ。健やかな日常生活を取り戻すためにも、まずは受診を

Q「関節リウマチ」とはどのような病気なのですか?
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▲地域のかかりつけ医として、経験と技術を生かした治療を行う

【一億院長】関節リウマチは自己免疫疾患。本来は自分の体を守る働きをする免疫が、関節組織を敵と誤って攻撃してしまい、炎症を起こす病気です。その初期症状としては、手がむくんでいるようなごわごわ感といった違和感。中には痛みから始まる方もいます。少し進行すると見た目にも腫れがわかったり、個人差はありますが痛みが強くなってきたりします。重度になると関節が破壊されて変形するので、階段を上がる、物を持つなどの生活動作が困難になります。まだ研究中の疾患なので原因がはっきりと解明されていませんが、喫煙や歯周病、精神的なストレス、女性なら妊娠や出産、更年期障害などが一因として考えられています。

Q検査の内容や治療の流れを教えてください。
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▲血液検査は院内で測定でき診察日当日に結果を知ることが可能

【一億院長】身体所見に加えて血液検査を行います。当院では生化学自動分析装置を導入しており、院内で測定し診察日当日に結果をお知らせすることが可能です。そして関節のどこに腫れが出ているかを診て、エックス線撮影を行い、関節破壊の進行を確認。必要に応じてMRIや超音波で、精密な診断に努めます。そして治療は薬物療法を主体とし、免疫抑制作用と抗炎症作用をもつ抗リウマチ薬「メトトレキサート」を中心に薬剤を選択します。患者さんの症状に応じて、ほかの抗リウマチ薬と組み合わせて使用することもあります。

Q生物学的製剤も治療に取り入れているのでしょうか?
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▲光が差し込む明るいリハビリテーションルームでのリハビリ

【一億院長】当院では、メトトレキサートなどの抗リウマチ薬の服用を続けていてもなかなか効果が見られない場合、生物学的製剤の投与を検討します。近年の薬剤の進化により治療は飛躍的に進歩しています。ただ、合併症の有無など薬剤導入に問題がないか、目を光らせて事前に検査を行います。生物学的製剤は費用の高いお薬なので、使用する前には必ず費用面でもしっかりとご説明し、ご了承いただいた上で治療に取り入れていきます。

Qリハビリテーションも充実していますね。
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▲常勤の理学療法士による個別リハビリも実施している

【一億院長】関節リウマチの患者さんのリハビリは、症状に応じて段階的に行います。まず痛みが強い時期は、無理に動かさないことが第一。関節を保護した上で、マイルドなリハビリを実施します。症状の経過が良ければ、次は関節をしっかりと動かして、機能を向上させるためのリハビリを行います。リハビリは、日常生活のレベルを落とさないようにするもの。理学療法士が患者さん一人ひとりに合わせたメニューをご提案し、機能訓練に取り組みます。

Q股関節疾患をご専門とする知美先生がいることも強みですね。
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▲3児の母でもある知美先生には女性ならではの疾患も相談しやすい

【知美先生】私はこれまで股関節疾患を主に診療してきました。リウマチや、股関節疾患の中で患者数の多い変形性股関節症は女性に多い疾患。ですから整形外科では少ない女性医師として、女性同士の話しやすさを大切に、お悩みを抱える患者さんに寄り添っていけたらと考えています。また、割合としては少ないですが、股関節にリウマチの症状が現れることもありますので、その点も見逃さないように。リウマチに限らず、トータルで関節の疾患を診ることができるというのは、リウマチ専門の医師と整形外科専門の医師がいる当院ならではの特徴かと思います。

ドクターからのメッセージ

鎌田 一億院長、鎌田 知美先生

【一億院長】関節リウマチは一生付き合っていく病気ですが、今は診断技術も治療法も進歩しているので、早めに治療を行えば、罹患する前と変わらない日常生活を送ることもめざすことができます。早期発見が大切な病気ですから、「何かおかしいな」と不安に感じたら、すぐにでも気兼ねなくご相談ください。 【知美先生】当院はリウマチに精通した看護師もおりますので、診察室以外のところでも、しっかりと関節リウマチの患者さんに寄り添ったケアを行っています。医師、看護師、理学療法士らスタッフがチーム医療で取り組んでおりますので、どうぞ安心してお越しください。

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