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鎌田 一億 院長、鎌田 知美 先生の独自取材記事

鎌田リウマチ・整形外科

(松山市/鎌田駅)

最終更新日:2020/07/29

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緑あふれるエントランスから院内へ足を踏み入れると、やわらかい光が差し込む待合室が広がる。松山市東垣生町にある「鎌田リウマチ・整形外科」は、鎌田一億(かまだ・かずお)院長が自身の生まれ育った町に開業したクリニック。開業以来、腰痛や関節痛、神経痛、外傷などの一般整形外科はもちろん、日本リウマチ学会リウマチ専門医として、特に関節リウマチの早期診断・治療に努めている。2020年4月より、日本整形外科学会整形外科専門医で股関節を専門とする妻の鎌田知美先生が診療に加わり、二診体制がスタート。二人三脚で患者に寄り添い、「来た時よりも元気に」をモットーに、治療からリハビリテーションまでトータルで提案している。今回はそんな2人に診療の上で大切にしていることや患者への想いを聞いた。
(取材日2020年6月17日)

夫婦二人三脚で地域のかかりつけ医をめざす

開業までの経緯から教えていただけますか?

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【一億院長】私は愛媛大学医学部を卒業後、整形外科医師として松山赤十字病院などで診療を行ってきました。年齢的にもそろそろ開業をと考えた時、生まれ育った場所で、地域の皆さまに貢献したいと思ったのです。リウマチ治療を専門としているのですが、松山西部でリウマチに特化したクリニックが少なかったことも後押しになりました。リウマチの初期症状である手足のこわばりやむくみ、痛みに不安を感じても、いきなり病院へ行くのはハードルが高いという方でも気軽に来られるようなかかりつけ医をめざしました。

おっしゃるとおり、とても開放的で入りやすい雰囲気ですね。

【一億院長】院内はゆとりある空間を意識しました。体の痛みを訴えて来られる方が多いので、なるべく移動はコンパクトになるよう、待合室から診察室、検査室、リハビリテーションルームの配置など動線にはこだわっています。そして明るさを確保するため建物の真ん中に中庭を造り、そこから診察室とリハビリテーションルームへの採光を得ています。また低い椅子だと立ち上がるときに負担がかかるため、待合室の椅子の高さも2パターン用意しています。当院は予約制ではなくご来院された順になりますので、お待ちいただくこともあるのですが、少しでも暇つぶしになるよう書籍や漫画もそろえています。
【知美先生】エントランスや待合室の窓際には植栽を整えているのですが、多肉植物は院長のお父さんが手入れしたものなんですよ。また待合室の棚には院長のお母さんが手作りした手芸品を飾っています。患者さんに少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

知美先生が加わり二診体制となったことによるメリットはいかがですか?

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【一億院長】妊娠・出産後の股関節や臀部周辺の痛みなど、女性ならではの疾患はやはり女性医師のほうがいいでしょうし、男性医師には相談しにくいことも話しやすいと思いますので、とても助かっています。また私はリウマチ、妻は股関節疾患とそれぞれの専門分野を持つ視点から一人の患者さんを深く診療できる点もメリットですね。ちょっと気になることがあるときなど、すぐに相談できる安心感は大きいです。
【知美先生】院長の言うように、女性ならではの話しやすさはあると思います。特に出産を機に体重が増加したことで膝や腰、股関節などに負担がかかっている人も多いので、そういうときは同じく出産を経験した立場としてもお話ができますし。また捻挫や骨折などケガで来られるお子さんも多いのですが、わが家も男の子が3人いるので、お母さんの気持ちがよくわかります(笑)。

早期診断・早期治療の体制を整えたリウマチ治療

関節リウマチに関してはどのような診療を行っているのですか?

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【一億院長】地域のかかりつけ医として、クリニックレベルでも診断から治療まで質の高いアプローチができるよう努めています。関節リウマチ治療では関節破壊の進行を防ぐために早期診断が重要。ですから、当院ではエックス線に加えMRIも導入して精密に診断し、迅速で適切な治療へとつなげています。治療法としては従来からの抗リウマチ薬に加え、生物学的製剤を使用した治療も行っています。合併症の恐れもある疾患なので、基幹病院とも連携して治療を行っています。

整形外科へはどういった症状の場合にかかったらいいのでしょうか?

【知美先生】一般整形として関節や骨、筋肉、神経など運動器全般の疾患を診ていますし、スポーツや事故などによる捻挫や打撲、骨折、切り傷などの外傷やケガをされたときはなるべく早めにご来院いただけたらと思います。また膝や肩の痛み、股関節痛などの四肢の痛み、腰痛や首の痛み、しびれなどの神経障害性疼痛に対する治療も行っています。歩くときや座るときに膝や腰が痛いという日常動作でお困りのことがあったら、気軽にご相談いただきたいですね。この地域は農家さんが多いので、長年の農作業による腰や膝の痛みなどを訴えて来られる方もいらっしゃいます。農家さんやご高齢の方は朝が早いですから、それで診療時間を8時30分からにしたんですよ。

理学療法士によるリハビリテーションについて教えてください。

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【一億院長】当院では運動器リハビリテーションに注力しており、理学療法士が患者さんお一人お一人に合わせたプログラムを作成し、個別リハビリを行っています。スポーツ障害のリハビリから関節系疾患のリハビリ、手術後の機能回復を目的としたリハビリなど幅広く対応しています。他の病院で手術をした後に、当院でリハビリを受けられる方もいらっしゃいます。中庭から光が差し込む明るく開放的な空間で、気持ち良くリハビリに臨んでいただければと思います。

診療からリハビリまでトータルで患者に寄り添う

医師として心がけていることを教えてください。

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【一億院長】痛みや不安を抱えて来られる患者さんの負担を減らすため、当院で診断から治療まで完結できるように体制を整えています。そしてご説明の際に専門用語などの難しい言葉は使わないようにしています。わかりやすく、患者さんも知っている言葉でお伝えし、納得の上で治療に臨んでいただけるよう努めています。
【知美先生】私もまずは痛みを取り除いて差し上げることを一番に考えています。痛みがあると日常生活にも支障を来してしまいますから、ブロック注射やリハビリなどさまざまなアプローチを用意して、一刻も早く痛みが和らぐよう努めています。やっぱり患者さんが元気になって帰ってくだされば、それは何よりうれしいことですから。

お忙しいと思いますが、お休みの日はどのように過ごされていますか?

【知美先生】わが家は子どもが3人いるのですが、みんな男の子なのでもう大変(笑)。上2人は小学生ですが末っ子はまだ3歳なので目が離せませんが、そんな子どもたちの成長が日々の楽しみでもあります。最近はおでかけすることが難しかったので、家族みんなでおうち時間を満喫しています。

最後に、お二人の今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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【一億院長】関節リウマチの症状を抑えるのに役立つ生物学的製剤は今も進化していますから、できる限り新しい治療を導入し、より多くの患者さんを救うことができるよう注力していきたいと考えています。リウマチは手足の動かしにくさなどが最初の気づきになることが多いのですが、その時期を見逃して関節破壊が進行するとその分治療も難しくなります。従って早期に診断し、早期に治療をすることが大切ですから、ちょっと気になるくらいでもとにかく一度来ていただけたらと思います。それこそ「リウマチってどんな病気?」と迷ったらぜひ当院へお越しください。
【知美先生】そうですね。特にお母さんはご家族のことが第一で、ついご自身のことは後回しにしちゃいますよね。関節痛も同じで、早めの治療が肝心。ですから痛みを感じたら、我慢せずにお気軽にご来院ください。同じ女性として、しっかり寄り添えるように努めていきたいと思います。

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