大阪市平野区喜連東、長居公園通りから広い道路沿いに東へ5分ほど向かうと「うえだ・奥村クリニック」が見えてくる。大学病院血液内科の第一線で診療してきた上田宏次先生と、消化器内視鏡の技術を追求してきた奥村直己先生が、タッグを組んで2017年に開業したクリニックだ。大学サッカー部からの知り合いである2人は、同じ病院で勤務した期間も長く、お互いの技術や考え方を熟知している。「それぞれの専門性を生かしつつ地域のかかりつけ医をめざす」という思いから、一般内科診療にも力を入れられる医師2人体制を導入。「待ち時間が少なく快適で、間口が広く専門性も高いクリニックにしたいですね」と爽やかな笑顔で語る両先生に、開業の経緯や診療に対する考えを聞いた。

（取材日2017年12月4日）