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生後2ヵ月からの予防接種
ポイントを押さえて親子とも健やかに

ゆきこどもクリニック

(八尾市/高安駅)

最終更新日:2021/11/12

ゆきこどもクリニック 生後2ヵ月からの予防接種 ポイントを押さえて親子とも健やかに ゆきこどもクリニック 生後2ヵ月からの予防接種 ポイントを押さえて親子とも健やかに
  • 自由診療

新型コロナウイルス感染症の蔓延で世の中が揺れ動く中、その重要性にますます関心が集まっているのが予防接種。特に小さな子どものうちのワクチン接種は大切で、病気や重症化を防ぐには欠かせない保健行為となっている。ただ一般の保護者にとっては、種類の多さやスケジュール管理の難しさ、副反応に関する情報など、煩わしさや不安を感じている人も多いことだろう。今回は子どもの予防接種に力を入れる「ゆきこどもクリニック」の医師の神原雪子院長と薬剤師の神原永長副院長の2人に、予防接種の基本知識や保護者が押さえておきたいポイント、同院ならではの愛情のこもったアプローチなどをじっくり聞いてみた。

(取材日2020年8月7日)

ワクチン接種の機会に発育チェックや育児相談も。スタッフ一丸で親子をサポート

Q乳幼児にとって、予防接種はなぜ必要なのでしょう?
A
ゆきこどもクリニック 予防接種の重要性について丁寧に説明

▲予防接種の重要性について丁寧に説明

【雪子院長】生後間もない赤ちゃんは、お母さんからもらった免疫で細菌やウイルスの感染から守られていますが、その力は次第に失われ、感染症に対してはむしろ非常に弱い状態になっていきます。大切な赤ちゃんの命や健康を守るため、ワクチンで防げる病気は防ごうというのが予防接種の目的です。ただ単に細菌やワクチンを避けていたのでは、将来感染した時に重症化する恐れがあります。小さい頃から予防接種を受けて抗体をつくり、免疫力をつけることが大切なのです。また予防接種には、社会全体で予防することで感染症のまん延を防ぐという意味合いもあります。誰もが健やかに命をつないでいくためにもぜひ予防接種を受けていただきたいです。

Q予防接種が大切とわかっていても、やはり副作用が心配です。
A
ゆきこどもクリニック 物腰やわらかく、笑顔が魅力的な副院長

▲物腰やわらかく、笑顔が魅力的な副院長

【永長副院長】皆さんが心配されているのは副反応と呼ばれる症状ですね。予防接種を受けた後、接種部分が赤く腫れたり熱が出たりすることがありますが、これらの症状はある意味、接種を受けた全員にあることで、一人ひとりの感受性や代謝が違うために程度の差となって出たり出なかったりするのです。これは風邪薬など、大人が服用する一般的な薬にもいえることです。予防接種にはそうした軽微なリスクがありますが、感染症にかかるリスクと比較してお考えいただければと思います。

Q接種の際に心がけていることはありますか?
A
ゆきこどもクリニック 院長だけでなく、副院長、看護師、スタッフがチームでサポート

▲院長だけでなく、副院長、看護師、スタッフがチームでサポート

【雪子院長】まずは接種前の入念なチェックです。当院では予防接種の間隔や接種回数を看護師がしっかり確認した上で、診察室でも担当医師がダブルチェックしてから接種を行います。さらに当院ならではですが、予防接種の機会にちょっとした健診や育児相談も行っています。身長・体重は毎回計測し、乳児湿疹やおむつかぶれの問題、授乳のやり方や離乳食の進め方、さらには産後うつや育児不安など、子育てに関することならなんでも相談に応じます。いわばお母さんのお悩みチェックの場で、希望があれば看護師による無料の個別相談も可能です。ちなみに私たちは4人の子育てを経験しており、看護師も現役ママばかり。安心してご相談ください。

Q子どもの予防接種スケジュールのポイントを教えてください。
A
ゆきこどもクリニック 院内処方により、患者の負担軽減にも努めている

▲院内処方により、患者の負担軽減にも努めている

【雪子院長】ワクチンは接種できる年齢や月齢がそれぞれ決まっているため、早めに予定を組んで適切な時期に受けることが重要です。予防接種は生後2ヵ月から始まり、乳児から幼児、学童になるにつれて次第に減っていきます。特に乳児期はスケジュールが過密で管理が難しいため、当院では複数のワクチンを同日に接種する同時接種をお勧めしています。通院回数を減らせる、早めに免疫を得ることが望める、赤ちゃんの体への負担が少ないといったメリットもあるのですが、ご希望であれば個別接種も可能です。公費負担の期間は限られているので、かかりつけの小児科のアドバイスに従いながら、安全かつ費用負担の少ないスケジュールを選んでください。

Qスケジュール管理を正しく行うために取り組んでいることは?
A
ゆきこどもクリニック スケジュール管理機能が搭載された予約システムを導入している

▲スケジュール管理機能が搭載された予約システムを導入している

【永長副院長】今は予防接種の優秀な予約システムがあり、正しく入力さえすればコンピューターで自動かつ確実に管理することができます。ヒューマンエラーも防げますし、管理の手間を大幅に軽減することができました。しかしすべてを機械任せにしているのではありません。当院では、予防接種に関して習熟している受付スタッフが患者さんの次回接種予定などもしっかり把握し、お母さん方からのお問い合わせにも医師や看護師に代わることなく適切な案内やアドバイスを行っています。スケジュール管理は予約システム、窓口業務や対応は受付スタッフに安心して任せられるので、医師と看護師は診療やメンタルケアに集中することができるのです。

ドクターからのメッセージ

神原 雪子院長

子どもを育てるのは出産以上に大変なことです。発育のこと、子育ての方法など、いろいろと悩んでいるお母さんも多いことでしょう。そんなときは一人で抱え込まず、お子さんの予防接種というせっかくの機会に、ぜひ私たちに相談してください。予防接種のスケジュール表を見ると、たくさんのワクチン名がずらりと並んでいます。スケジュールはこちらできちんと管理しますから、お母さんは愛情を持ってお子さんにしっかり寄り添ってあげてください。当院では予防接種の担当医師を増員し、毎週月・金曜と月2回の火曜に枠を広げて利用しやすくなりました。私たちも愛情を持ってお子さんとお母さんに寄り添っていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ロタウイルス(2回接種)/1万2000円(1回)、おたふく(2回接種)/5000円(1回)

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