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阿藤 晃一 院長の独自取材記事

あとう皮膚科・形成外科クリニック

(町田市/古淵駅)

最終更新日:2020/04/01

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「皮膚への悩みはもちろん、“ケガをしたらあとう皮膚科に相談しよう。”そう思ってもらいたいですね」と優しく語る阿藤晃一院長。「あとう皮膚科・形成外科クリニック」は、その名のとおり皮膚科と形成外科を診療するクリニックだ。地域住民が気軽に訪れることのできるクリニックをコンセプトに、一般的な皮膚科の診療を行うほか、ケガややけどなどの形成外科分野の診療も行い、地域の幅広いニーズに応えている。診療面以外でも、待合室で患者を待たせることのないように、待ち時間をインターネットや電話で確認できるシステムを導入するなど、患者目線に立った取り組みが印象的だ。今回は阿藤院長に、形成外科の医師をめざすようになったきっかけから診察の心構え、今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2018年12月20日)

地域に根差し、皮膚やケガの悩みに対応

2017年ご開業だそうですね。まずは開業の経緯を教えてください。

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開業前は大学病院に勤務していました。当時は、救命センターに運ばれてきた外傷治療や、皮膚がん、乳房再建、先天異常の手術をする一方で、近隣のクリニックから紹介された方の日帰り手術やケガの治療もしていました。そうした中で将来的には経験を生かし、皮膚の悩みから小手術、ケガの治療まで対応できるクリニックをと考えていました。大学病院では待ち時間が長かったり、通院に時間がかかることもありますよね。患者さんの負担を減らすという意味でもお役に立てると思いました。ここは駅から少し遠いですが住宅が多く、近隣に皮膚科が少ないため、皮膚のことでお悩みの方に貢献できるかもしれないと感じ、ご縁あってこの場所を選びました。

クリニックの特徴について教えてください。

コンセプトとしてはありきたりかもしれませんが、地域の皆さんに気軽に来ていただけるようなクリニックにしたいと考えていました。一般的な皮膚のトラブルやケガなどにも対応し、患者さんがあまり構えることなく治療を受けられるような雰囲気をめざしています。あとは、日帰り手術にも対応できるよう手術室をつくった点は大きな特徴ですね。また、ケガをして縫合が必要な時も、すぐに対応できるような体制を整えています。大きな病院に行く手間がなくなりますから、この点は患者さんからも好評いただいていると思います。また、診察室を2つ用意して、インターネットや電話で順番が取れるようにするなど、待合室でお待たせする時間がなるべく少なくなるように配慮しています。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

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やはりアトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、水虫、いぼなどで受診される方が多いです。年齢は幅広く、赤ちゃんからお年寄りまでいらっしゃいます。エリアでいうと、この地元の方。どうやら近隣に皮膚科や形成外科がほとんどなかったようなので、「通院が楽になった」と喜んでくださる方もいます。また、周辺には学校も多く、けがをして来院されるお子さんも多いです。あとはケロイド、傷痕の相談などで受診される方も増えています。

形成外科というとあまりなじみがない方もいると思います。どのような時にかかればよいのでしょうか。

たしかに整形外科と間違えていらっしゃる方もいますね。形成外科は「皮膚の外科」と思っていただけるといいかもしれないです。症状としては、ケガややけどなどの外傷、ほくろやあざなどのできものから、眼瞼下垂、先天異常などですね。実際に来院される方の主訴としてはケガややけど、できものなどが多い印象です。

「言いやすい、聞きやすい」雰囲気を大切に

診療で心がけていることは何ですか?

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やはり患者さんの話をしっかり聞くようにしています。そのために、話しにくくならないような空気をつくるよう心がけています。あとは「かゆくて仕方がない」といった悩みや「黒いできものができた」という悩みで、何かの病気なんじゃないかと不安になる方もいますが、適切に診断をして安心していただけるようわかりやすく説明しています。開業して1年半たち、患者さんがそのご家族に紹介していただき、家族皆さんでこちらに来ていただけるようなことも増えてきましたね。家族ぐるみで診させていただけるのはすごくうれしいことです。

ちなみにスタッフさんはどのような方がいらっしゃいますか。

スタッフは皆この近隣に住んでいて、主婦の方が多いですね。子育てもある程度落ち着いた方もいるので、お子さんに接することに関しても慣れています。仕事もてきぱきとこなしてくれますし、落ち着きをもちつつアットホームな雰囲気で患者さんに対応していると思います。すごく助けてもらっていますし、頼りにしています。

ところで、阿藤先生が医師をめざしたきっかけがあれば教えてください。

実は、もとから医師をめざしていたわけでなくて、最初に入学したのは薬学部なんです。もともと有機化学に興味を持っていて、ベンゼン環などを見るのが好きでした(笑)。薬学部での勉強も楽しかったのですが、そのおかげで医療関係にふれるようになりました。やがて父親の友人の医師と知り合いになって、その方の話を聞いているうちに医師に興味を持ち始めたんです。さらに薬学部での病院実習で手術を見学する機会などもあり、医師をめざすようになりました。

なぜ形成外科を専門に勉強しようと思われたのですか?

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医学部で幅広く勉強する中で、形成外科の授業を受け、全身熱傷に関する治療のスライドを見たのがとても印象に残り、形成外科の分野に興味を持ちました。実際に形成外科に入局してからは、再生医療の研究や母斑、再建手術などさまざまな治療の研鑽を積みました。教授や先輩など周りの環境にも恵まれ、多くの良い経験を積めたと思います。形成外科は、患者さんとしっかり話し合って治療方針を決めていく科なので、治療法やアプローチの仕方もさまざまです。いろいろな治療方法を考えることがとても魅力的であり、やりがいを感じていました。

皮膚の悩みや、ケガをした時には気軽に受診を

お忙しい日々だとは思いますが、ご趣味やリフレッシュ方法はありますか?

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今は息子が少年野球をやっているので、休みの日に練習に付き合うのがリフレッシュになっています。また、少年野球の練習場に行くと、ほかのお父さんと交流する機会もあります。皆さん全然違った職種で、仕事ではなかなか知り合えない方々ばかりなので楽しいですよ。開業してからは子どもたちと遊べる時間も増えました。今はなかなか行けませんがライブに行くのも好きです。

クリニックの今後の展望についてお聞かせください。

ありがたいことに、紹介などによって患者さんは少しずつ増えています。日帰り手術ができるのは当院の強みなので、少し遠いところからでも来ていただければうれしいですね。これからも丁寧な治療を提供して、皮膚のトラブルや悩みに幅広く対応し、地域の皆さまに貢献できるクリニックをめざします。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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皮膚の乾燥やちょっとしたケガでも、気になったらここへ来ていただければと思います。患者さん自身が「このくらいじゃ行かなくてもいいかな」と思っていても、少しでも気になるようであれば、ぜひ一度診察を受けてください。まずはお話を聞いてみるというスタンスで、患者さんのお話を聞く中で、患者さん自身も気づかなったような発見もあると思います。また、「形成外科」という言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、見た目で気になる部分がありましたら、気軽にお越しいただければうれしいですね。

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