口腔内の健康は機能性と審美性、両面のケアが大切

Q一般歯科治療だけでなく、審美歯科にも注力されていますね。

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▲エアフローを完備し、自然光が差し込む診療室

歯に黄ばみがある、歯並びが悪いなど見た目の問題でコンプレックスを抱える方は少なくありません。「噛む・飲み込む」といった機能面を整えると同時に、見た目のコンプレックスを取り除いてこそ、本当の「お口の健康」が実現するのではないでしょうか。そのため当院は、マスクを外して笑える、おしゃべりが楽しめるなど、自分らしさを大切にする心の健康も重要だと考え、審美歯科に注力しています。患者さんのニーズは年々高まっており、40～50代の方が中心です。最初は虫歯や歯周病などのお悩みで来院されますが、コミュニケーションを深める中で、こちらからご提案したり、患者さんから相談されたりして審美歯科へ移行することが多いです。

Q審美歯科の診療の際は、どのようなことを大切にしていますか？

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▲歯科医師・歯科衛生士が連携し患者をサポート

患者さんとしっかりコミュニケーションを取り、めざすゴールを共有することです。審美歯科は保険適用外なので、思った以上に費用がかかることがあります。また「数ヵ月後の結婚式に間に合わせたい」など、予定や目的もさまざまです。そのため、費用、スケジュール、理想とする白さはどのくらいか、歯並びはどうするかなどを十分に話し合っておくことが必要です。また、審美歯科の前には虫歯や歯周病など機能面での確認と治療をきちんと終え、歯科衛生士によるクリーニングを行うことも大切。歯石がついたままホワイトニングを行うと、歯石の下まで薬剤は浸透しにくいので仕上がりが均一にならず、色むらができてしまうことがあるからです。

Qこちらではホームホワイトニングを取り扱っていますね。

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▲ホワイトニングはより生活を明るくすることにもつながる

ホームホワイトニングとは、自宅で行うホワイトニングのことです。当院で「マウストレー」を作製し、ご自宅でマウストレーに薬剤を入れて歯に装着します。装着時間は2時間ほどで、2週間から1ヵ月を目安に毎日続けていただきます。歯科医院で行うオフィスホワイトニングに比べて、自宅でできる手軽さが魅力です。色が持続しやすい、刺激が少ないといったメリットもあります。一方で、薬剤の濃度を抑えているため、じっくり時間をかけて行う必要があります。また、施術期間中は、歯に色移りしやすい飲食物に気をつけなくてはなりません。行う前はこうしたメリットとデメリットをよく検討することが大事です。

Q矯正では、日曜に矯正専門の先生に診ていただけると伺いました。

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▲矯正でも見た目と機能面の両方に配慮して治療を行う

歯並びや噛み合わせの悪い不正咬合を改善するために行う矯正は、高い専門性が求められる領域です。当院で矯正を担当している歯科医師は女性なので、女性の患者さんやお子さんも安心できるのではないでしょうか。矯正は、見た目の改善を図るだけではありません。発音や咀嚼、全身のバランスに影響する噛み合わせといった機能性の向上をめざし、歯のガタつきにアプローチすることで清掃性の向上と虫歯や歯周病予防につなげるなど、歯を守る上でも重要な役割を果たします。成長期のお子さんであれば、顎や顔の適切な成長発育を促すことにも役立つでしょう。当院では、ワイヤー矯正、裏側矯正、マウスピース型装置を用いた矯正をご用意しています。

Q診療中に配慮していることはありますか？

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▲親切なスタッフが対応する

ビフォーから途中経過、アフターまで口腔内写真をこまめに撮影し、たくさんの画像で一連の流れを確認していただきます。自分では見えにくいお口の中も、画像で確認できれば、ご自身の歯への興味や関心も高まるかもしれません。虫歯治療や歯周病治療はもちろん、審美歯科の場合もビフォーアフターの写真によって、患者さんの納得感や満足感につながればうれしいですね。お口の中を可視化することで、歯の機能だけでなく審美性も維持したいという歯科に対する意識の向上にも役立つのではないかと考えています。当院は、矯正以外の治療は私が責任を持って担当しています。交代制で「いつも歯科医師が違う」といったこともないのでご安心ください。