ピンクリボンブレストケアクリニック表参道

ピンクリボンブレストケアクリニック表参道

島田 菜穂子院長

頼れるドクター

18489

早期発見により治癒が望めるにもかかわらず、毎年1万人以上の女性が命を落としているという「乳がん」。表参道駅のそばにある「ピンクリボンブレストケアクリニック表参道」の島田菜穂子院長は、日本乳癌学会乳腺専門医としての診療の傍ら、国内のピンクリボン運動を主導。乳がんに関する知識の普及啓発に尽力してきた。2017年8月には、懸念していた被ばく量が減ったとのことから3Dマンモグラフィを導入。「乳がんの検診精度が飛躍的に向上しました。マンモグラフィの弱点を大きく改善できます」と話す島田院長に、治療への想いを聞いた。
(取材日2017年10月26日)

3Dマンモグラフィ導入でより精度の高い診療をめざす

―クリニックの特徴を教えてください。

開院以来、乳腺の診療を専門にしてきましたが、2012年の拡張移転を機に婦人科を開設しました。骨粗しょう症は閉経後の女性ホルモンの減少によって起こりますが、乳がんの治療過程でも、女性ホルモンの分泌を人工的に減少させる薬物を投与することがあり、骨粗しょう症のリスクが高まります。その上、骨粗しょう症や更年期障害に対してホルモン補充療法を採用し、女性ホルモンを投与すると、今度は乳がんのリスクが出る。だから女性の健康を全身的な観点でサポートするには、婦人科と乳腺科の連携が不可欠と考えていました。また、近年アメリカの女優の話題で有名となった“遺伝性乳がん卵巣がん症候群”の方は乳がん、卵巣がんのリスクも高く、通常より若い年齢で発症しますが、婦人科と乳腺科の連携はこうした方への密度の濃い検診にも対応できます。

―3Dマンモグラフィを導入されたそうですね。

日本を含めアジア人に多い“高濃度乳房”は、通常のマンモグラフィでは透けて見えにくいのです。乳腺と病変の重なりが少ないように圧迫して撮影しますが、それでも乳腺が発達している高濃度乳房では腫瘍が映らないという弱点がありました。その点、3Dマンモグラフィは多断面で撮影することで重なりが分離し、鮮明な画像を捉えられます。また、隠れた腫瘍や石灰化がより鮮明に映し出されるなど「異常を正しく」診断するだけでなく、乳腺としこりの影の区別が難しく、異常がないのに要精密検査となっていたような高濃度乳房の方を、重なりのない3D画像での観察により「正常を正しく」診断できるようにもなりました。開発当初、多断面の撮影は多量のエックス線を使う欠点がありましたが、近年の開発によって通常のマンモグラフィと変わらない被ばく量で撮影できるようになり、2017年8月に導入しました。

―検査を受けた患者さんの反応はいかがですか?

導入を決めたきっかけの一つが、日本人に多い高濃度乳房への対策。メディアで紹介され、患者さんからのご質問も増えました。高濃度乳房の方が安心して受けられる3Dマンモグラフィ装置の導入は急務でした。導入にあたって工事休診のお知らせをホームページに掲載したのですが、その後検診をご予約いただく患者さんの多くは、3D撮影を希望されました。関心度の高さに改めてびっくりしましたね。当院では患者さんに説明をする際、前年の写真と比較していただくのですが、機械導入前後の画質の違いを実際に目に触れていただき、鮮明な画像を見て安心・満足していただいています。被ばくだけでなく撮影の痛みを軽減できるデザインなど工夫も多く、このように安心して快適に乳がん検診を受けていただけることが定期的な検診につながると信じています。それこそが乳がん早期発見を実現する鍵です。

記事更新日:2017/11/22

標榜の診療科目を同じ行政区・駅で探す



Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
Access
使い分けよう!「総合病院」と「クリニック」
Promotion landing
クチコミ&アンケート回答で毎月5名様に1,000円分のQuoカードプレゼント!!
外出先でもドクターズ・ファイル
Qr doctor

ドクターズ・ファイルの情報をスマートフォン・携帯からチェック!スマートフォン版では、GPS位置情報を利用した最寄りの病院探しができます。

書籍「頼れるドクター」のご案内

ドクターズ・ファイル特別編集ムック「頼れるドクター」を一覧で紹介します。 →全ラインアップを見る

Seta after
Minato after
S after
関連コンテンツ
採用情報『ドクターズ・ファイル』では編集部スタッフを募集しております。 詳細