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近藤 規之 院長、近藤 まや 副院長の独自取材記事

内科・皮膚科 テラッセ納屋橋ファミリークリニック

(名古屋市中区/伏見駅)

最終更新日:2019/08/28

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伏見駅7番出口から広小路通り沿いに6分ほど歩くと、高層マンションと商業オフィスビルの複合施設「テラッセ納屋橋」が見えてくる。「内科・皮膚科 テラッセ納屋橋ファミリークリニック」は、同施設2階のクリニックモール内にて2017年9月に開業したクリニックだ。ロイヤルブルーをアクセントとしたインテリアは、高級感がある落ち着いた雰囲気でクリニックであることを忘れてしまう。これらのインテリアや内装は、医師としてはもちろん子育て中の親目線で「あったらいいな」と思うものを取り入れたそうだ。消化器内科が専門の近藤規之院長と皮膚科が専門の近藤まや副院長は、30代という若さで開業を決意。決意の背景やクリニック運営の姿勢、診療へのこだわりなどをじっくりと聞いた。
(取材日2017年10月18日)

内科と皮膚科の連携で疾患の原因を追求

とても素敵なインテリアですね。

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【副院長】患者さんに居心地よく過ごしていただけるように、と考えながら決めていきました。私自身も2児の母ということもあって、特にお母さんが通いやすいクリニックにしたいと思ったんです。キッズスペースや女性専用トイレを用意したのも、「こんなものがあったらうれしいな」と感じたからこそ。赤ちゃん連れのお母さんでも安心して通っていただきたいと思い、おむつ替えシートも設置しました。もちろん女性だけでなく、いろんな方に足を運んでいただきたいですし、そのためにはリラックスできる空間づくりは大切です。例えば検査室は気持ちが安らぐよう、壁紙を森林の風景にしました。レントゲン室も天井が青空になっているんですよ。他にも当院では内視鏡検査も行っていますので、検査後お休みいただくリカバリールームもご用意しています。

お若くして開業されたそうですが、開業の経緯は?

【副院長】私と院長とは医学部時代の同級生で、当時から開業をめざしていることは知っていました。私自身も将来的な開業を視野に入れていましたが、このタイミングでの開業を決めたのは、友人の言葉がきっかけの一つでした。30代での開業は若すぎるだろうかとも思いましたが、医療分野になじみの少ない友人たちに開業について話してみたら、「年配のドクターが多くて、相談しにくい面がある」という言葉を多くもらったんです。もしかしたら若いからこそ患者さんに親近感を持ってもらえるのでは。そう考え、開業に踏み切りました。
【院長】私は医師を志したときからとにかく開業が目標があったので、消化器内科を中心に内科全体を診ることができるようなスキルを積んできました。また初期研修の間にはクリニックの運営に役立てたいと、ビジネススクールで経営について学んだりもしましたね。目標がぶれることなく、今につながってくれたのだと思います。

内科と皮膚科が併設されたクリニックは珍しいですね。

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【副院長】お互いの専門だということもありますが、皮膚疾患と内臓疾患はリンクしていることが多いんです。皮膚の疾患が実は内臓疾患による症状だったということも、珍しいことではありません。例えば糖尿病の患者さんは免疫力が下がってしまうので、皮膚のトラブルを起こすことがあるんです。こういった場合でも、内科と皮膚科が隣り合っていればすぐに連携が取れますし、患者さんがいくつもクリニックを渡り歩くといったことも必要なくなります。私たちもお互いに助けられている部分は大きいですね。

患者に触れ、疾患への理解を深める

お二人が医師をめざしたきっかけは何ですか?

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【院長】小学校の頃、骨折で3ヵ月ほど入院したことがあって、この経験から医師を身近に感じるようになりました。それでもハードルが高いと思っていたのですが、そんな時に姉が医学部に進学することに。姉の進学は自分にとって医師をめざすということを具体的に考えるきっかけになったという面は大きかったですね。
【副院長】父と祖父が医師で、病院を経営しているため、医師の存在は子どもの頃から身近にありましたね。その一方で、私自身入院が必要なほど重度のアトピー性皮膚炎を患っていたんです。苦しい思いをすることもありましたが、あるドクターに出会ったことでみるみるうちに症状が改善していきました。患者として医師という仕事の素晴らしさに触れたことも、私が医師の道を志すきっかけとなりましたね。

診療時心がけていることは何ですか?

【院長】患者さんに満足していただけることはもちろん、患者さんとの距離感も大切にしたいと考えています。よくある自動血圧計は置かず、診察室で自分の手で血圧を測っています。また検査で複雑な疾患を見つけた際も、できる限り当院で治療を提供していきたいと考えています。その方が患者さんの負担も少なくできますし、そういった心配りを通して患者さんにまたここで診察を受けたいと思ってもらえるような診療を心がけています。
【副院長】私自身、皮膚疾患で苦しんでいましたし、つらさはよくわかります。ですので、患者さんが不安なく診療を受けてもらえるように丁寧な会話を心がけるようにしています。また、実際に肌に触れるようにしています。肌の触れ合いもコミュニケーションの一つですから。皮膚科はお子さんの患者さんも多いのですが、どんなに方でも1人の患者さんとして接するよう意識しています。

皮膚科では、処方されたお薬の使い方も効果に影響するそうですね。

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【副院長】そうですね。1日に何回塗るか、といった回数だけでなく塗る量や塗り方もとても重要です。それを言葉だけで説明するのには限界もありますから、診察時に患者さん自身に、患者さんが小さいお子さんの場合は、お父さん、お母さんに、実際の塗り方をレクチャーするようにしています。私も子育て中なのでよくわかるのですが、お子さんにお薬を塗るだけといっても、悩みはつきものです。ご両親の相談内容を踏まえながら、やりやすい方法を一緒に考えていきますので、不安なことがあったら相談いただきたいです。
【院長】これは皮膚科に限った話ではなく、クリニック全体に言えることですね。一人ひとりの患者さんを大切にし、信頼していただくことで、「この疾患で来院したけれど、ここも診てもらおう」と思っていただけることで、他の病気の早期発見にもつなげることができますから。

めざすは若い世代の患者が相談しやすいクリニック

内視鏡検査の充実なども、病気の早期発見には欠かせないものでしょうね。

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【院長】内視鏡検査で定期的に検査を受けていただければ、がん疾患などの早期発見につながりますし、内視鏡を使って治療を行うことも可能です。早期発見・治療で地域に貢献していくことが理想ですね。胃カメラの場合、苦しくないように鼻からカメラを入れる経鼻内視鏡をお勧めしていますが、苦手な方は口からの検査も行います。経鼻の場合はモニターを見て説明をしながら進めることができるため、コミュニケーションを取ることで患者さんに安心して検査を受けられるよう配慮しています。大腸内視鏡検査では、負担が少ないと言われている炭酸ガスを使用して大腸の観察を行っています。逆流性食道炎や機能性ディスペプシアといった、機能的な部分の疾患においては、薬での治療法を探っていくこともできますので、こうした患者さんにも気軽にご相談いただけたらと思います。

今後どのようなクリニックに成長させていきたいと考えておられますか?

【院長】同世代だからこそお気持ちに寄り添えるお悩みも多いと思いますので、共感できる部分を生かしながら同世代の患者さんに頼っていただけるように成長していきたいです。40代以降に機会の増える内視鏡検査は、苦手という方も多いですが少しでもリラックスして検査を受けていただけるよう工夫をしていますので、ぜひ活用していただきたいです。
【副院長】親子で同じクリニックにかかってもらえるよう、2週間に1回、小児科を専門とする医師に来ていただき、予防接種や乳児検診を行っています。お子さんは予防接種で、お母さんは皮膚科で、お父さんは内科でお世話になる、といったふうに、ご家族で来ていただけたらうれしいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いいたします。

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【院長】年代に関わらずお子さんから大人の方まで、幅広い年齢層の患者さんに頼りにしてもらえるクリニックをめざしています。何かあったら「ここに行けば安心だ」と思っていただける、地域密着型のクリニックに成長させていきたいと考えています。どこへ相談したらいいかわからない、といった場合もぜひお気軽に足を運んでください。

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