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30代から
乳がん検診を身近なものに

momウィメンズクリニックおおさこ

(豊中市/少路駅)

最終更新日:2021/10/12

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  • 自由診療

女性がかかるがんの中で多い乳がんの患者数は、年々増加の一途を辿っている。40代後半~50代の女性の罹患率が高い一方、比較的若い30代で発症するケースもあり、社会的なインパクトも大きいが、早期に発見すれば治療できる病気だ。そのため重要となるのが、定期的な乳がん検診の受診と日々のセルフチェック。「今は9人に1人が乳がんになる時代です。病気になった人が悪いわけではありませんが、他人事と思わず自分の健康にしっかり関心を持つことが大切です」と話すのは「momウィメンズクリニックおおさこ」の大迫靖子院長。乳房超音波検査やマンモグラフィ検査も行う同院では、産婦人科を中心に女性の健康をトータルサポートしている。大迫院長に乳がん検診の重要性や検査の流れなど詳しく話を聞いた。

(取材日2021年3月15日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q乳がん検診はどんな症状がある人が受けるのでしょうか?
A

当院は豊中市の乳がん検診取扱い機関として、検診を中心に行っています。市の乳がん検診は、特に自覚症状がなく健康的に日常を過ごしている人を対象に行うものです。そのため、現在乳房や乳腺の病気で治療中の方は市の乳がん検診の対象ではありません。もし乳房のしこりや痛み、乳頭の変形、乳頭からの分泌物が見られるなど、すでに何らかの症状がある場合は検診ではなく保険診療となりますので、速やかに乳腺外科を受診しましょう。乳房のしこりは、乳腺炎、乳腺症、乳腺線維腺腫など、乳がん以外の原因によっても発生することがあります。検査の結果、詳しい検査が必要だと判断した場合は専門の医療機関へご紹介します。

Q乳がん検診は何歳から受け、頻度はどのくらいがよいのでしょう?
A

30代からは症状がなくても1年に1回は定期検診を受けることをお勧めします。豊中市補助による乳がん検診は、現在満40歳以上、2年に1回です。市の補助を利用した検診の場合、マンモグラフィと視触診のみでエコー検査はありません。40代以降はマンモグラフィ検査でいいですが、30代の場合は乳腺が発達しているためマンモグラフィでは見分けがつきにくく、エコー検査のほうが適切な診断がしやすい場合があります。2年に1回、市の補助を利用しマンモグラフィ検査を受けて、隔年でエコー検査を挟むなど併用しながら、定期検査をお勧めします。

Qエコー検査とマンモグラフィ検査の特徴を教えてください。
A

マンモグラフィ検査の大きな利点は、石灰化やを乳腺全体で捉えやすいことです。そのため40歳以上の乳がん検診はマンモグラフィ検査を推奨しています。対してエコー検査は、石灰化は評価はしづらいものの、被ばくがなかったり、マンモグラフィ検査のような痛みを伴いにくいです。また、乳腺が発達中の若者でも検査ができ、小さなしこりの発見がしやすいです。それぞれに適する乳がん検診は、年齢や乳腺量によって異なります。もちろん併用検査は細かく調べることができますが、費用の問題もあるので一概に両方受ける必要があるとは言えません。そのため、専門の医療機関に一度相談していただきたいです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1事前予約し来院。問診票に記入

同院の乳がん検診対応日は完全予約制で、ホームページから予約が可能。問診票も予約ページからプリントアウトできるので、あらかじめ記入して持参すれば待ち時間の短縮にもなる。もちろん自宅での記入が難しい場合は来院後に待合室で書くこともできる。問診票の設問に沿って、過去の乳がん検診歴や乳房の症状の有無、家族に乳がんを患った人がいるかなどを記入していく。

2医師による問診と視触診

問診票の記入が終わると検査着に着替え、記入した問診票をもとに医師による問診が行われる。既往歴や気がかりな症状など気になることがある場合はここで伝えておこう。視診と触診を行い検査の流れを説明。胸が張っている生理前は痛みを感じやすいため、生理後に検査をするのがお勧めだそう。検査がスムーズに行えるようネックレスは外して、ワンピースではなく上下に分かれ脱ぎ着がしやすい服を着ていこう。

3女性の検査技師が行うマンモグラフィ検査

マンモグラフィの撮影自体は約10分だが、待ち時間や着替えなども含めて1時間くらいは必要だという。同院では経験豊富な女性の診療放射線技師が検査を担当。左右の乳房を片方ずつ板で圧迫し、薄く伸ばした状態で撮影する。緊張などで検査中に気分が悪くなった場合は、横のベッドですぐに休めるよう配慮されているほか、検査技師と看護師がこまめに声がけをするなど、できるだけリラックスして検査が受けられるよう工夫している。

4必要に応じてエコー検査も

エコー検査の併用を希望する人や、医師がエコー検査のほうがより適切な診断ができると判断した場合はエコー検査を行う。その場合は専用のジェルを塗って、検査器具を胸にあてていき、モニターで乳房の状態を確認をしながら丁寧に検査を進める。

5検査結果は後日郵送

検査が終わるとそのまま会計を済ませ帰宅できる。撮影したマンモグラフィの画像は、読影経験の豊富な医師2人によってダブルチェックされ、結果は1ヵ月ほどで自宅に郵送される。マンモグラフィ検査の結果、医師が必要だと判断した場合には、後日追加でエコー検査を行う場合もある。さらにより精密な検査が必要だと判断した場合は、乳腺外科へ紹介となり、専門的な検査を受けることになる。

ドクターからのメッセージ

大迫 靖子院長

乳がんは誰でもかかる可能性のある病気です。現在は9人に1人がかかる病気で、患者数は増加傾向にあります。負のイメージが強いがんですが、乳がんは早期発見できれば治ることが期待できる病気です。早期発見のためには日々セルフチェックを行い、定期的な検診を受けることが重要です。40~50代に多いものの、20~30代や70代以上の方でもかかる病気です。「身近な病」であることを意識して定期検診を受け、早期発見に努めていただきたいです。当院は産婦人科を中心に、女性の体の悩みや不安に寄り添う診療をめざしています。気になることや質問があればお気軽にご相談ください。

20210406 dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

乳腺エコー検査/5500円、マンモグラフィ検査/5500円、併用検診/1万円

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