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青野 哲也 院長の独自取材記事

調布おなかと内科のクリニック

(調布市/調布駅)

最終更新日:2020/09/17

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調布駅東口から徒歩3分のビル2階にある「調布おなかと内科のクリニック」。勤務医時代、消化器系の外科医師として多くの経験を積んできた青野哲也院長は、専門分野である消化器全般の治療、胃カメラ、大腸内視鏡検査に生活習慣病や風邪など内科を取り入れ、2017年8月1日に同クリニックをオープンしたばかり。平日働く人のために土・日診療も行い、同院で内視鏡手術を受けた患者には24時間コールOKの電話番号を渡すなど、最後まできっちり対応する姿勢は医師としての使命感・責任感にあふれている。「患者さんを不安な気持ちのままで帰らせない」「患者さんに笑ってもらうために自分も笑顔でいること」を心がけている青野先生に、医師を志した経緯から自身のめざす医療までを語ってもらった。
(取材日2017年8月18日)

おなか全般と生活習慣病や風邪など健康維持に貢献

クリニック名に「おなかと内科」を入れた理由は?

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クリニック名を見ただけでどういう診療をやっているのかがわかるようにしたかったのと、「消化器内科」では難しいので誰にでもわかりやすく「おなか」として、入ってきやすい優しい感じの名前にしたかったんです。おなか、つまり消化器全般と一口に言っても胃や大腸以外に肝臓や胆のうなどいろいろな臓器がありますからね。消化器内科以外にも、近隣住民の方を含めた皆さんの健康な体を維持するために、生活習慣病や風邪なども診させていただいています。こうした地域に貢献するという意味で、おなかだけでなく内科も取り入れ、その2つをくっつけた名前にしました。何となく調子がおかしいなと思ったら気軽に来ていただきたいです。

もともと先生は外科を専門にされていたのですね。

消化器外科をずっとやってきまして、実際におなかを開けて、診たり、触ったり、手術をしてきました。消化器内科の先生もおなかのことはよくご存知ですけど、おなかを開けることは外科の医師にしかできないことです。体の中の三次元的な立体的な構造や、やわらかさ、硬さといった五感で納得した感覚、さらに例えば胃がんの手術ではどういうことをするのか、術後にどういう合併症が出てくることがあるのか、外科の医師であればすべて経験して知っていることなので、手術の詳細までを含めた内容を患者さんに治療として提案もできるし、説明もできると思うんですね。これは内科の先生にはできないことなので、自分の強みなのではないかと思っています。

府中恵仁会病院にも勤務されていたということで、京王線にご縁がありますね。

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大学も三鷹にある杏林大学出身で、調布の隣でしたからこの辺りは学生時代、研修医時代からよく知っています。調布という街はすごく活気がありますよね。京王線が地下に潜って線路の向こう側に人も車も行き来しやすくなったし、駅の真上には大きな商業施設が工事中ですし、今後さらに人が集まる伸びしろがまだまだある街だと感じています。比較的人が多く集まるエリアということもあり、地域の方々だけではなくて電車に乗ってでも当院に来ていただきたいと思い、駅から近い場所にしました。ここは比較的大きな駅でありながら消化器内科、胃カメラ、大腸内視鏡を一生懸命やっているところが私が調べた限りなかったこともここを開業地とした理由です。

体で覚え、診て覚え、しっかりと根拠に基づいた治療

ホームページでは、内視鏡についてとても詳しくご説明されていますね。

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電車に乗ってでも来ていただきたいと申し上げたのは、内視鏡検査のことです。胃カメラと大腸内視鏡、どちらも行っているクリニックは比較的少ないかと思います。ポリープの大きさや形を十分考慮した上で安全に配慮して切除ができ、治療もできるようならやらせていただきますが、ちょっとリスクが高そうなものに関しては専門の医療機関にご紹介という形も取らせていただいています。万が一、ポリープを切除して合併症があったり、もしそれが原因で手術が必要になった場合でも、もともと外科が専門なのでいろいろなケースを想定してきちんと対応してくれる病院を紹介できることも強みでしょうね。また当院で処置した患者さんが処置後に具合が悪くなった場合には、緊急用の電話を用意しているので電話をいただければ私が夜中でも対応させていただきます。万が一病院へ送らせていただく場合は、私も一緒に病院に行くつもりです。

訪問診療のご経験もあるのですね。

数年前から開業を意識し始めて、在宅も経験しておくべきと考えました。すごく勉強になったのですが、24時間、夜中でも具合が悪くなれば伺って、お看取りがあれば何時でも伺って……と、当時は専門のクリニックで医師が複数いたので当番で対応できました。しかし開業すればとりあえず初めは一人で診療しますから、外来をやりながらとなると、外来中に患者さんの具合が悪くなってしまったらすぐに対応できず、自分一人だと体力的にもきついため、まだまだ体制が整わないと無責任なことはできないと感じました。開業して外来に対応して往診もという先生も中にはいらっしゃいますが、僕自身はやるべきではないのかもしれないな、というのが実際に経験して感じたことです。

身をもって経験されたことを大事にされているのですね。

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そうですね、そこは外科の経験から来ているのではないかと思います。手術もいくら本を読んで手順を覚えていても、その場で患者さんのおなかを開いてみたときにそのとおりに事が進むわけではないですから。実際に診て触っていろいろなことを経験しないとわからないので、体で覚えて、診て覚えて、その上でのしっかりとした根拠に基づいた治療を進めていきたいです。患者さん側からしても「私はあなたと同じような症状の方を診たことがあります」という実績があると信頼してくださる感じはありますよね。なので、やはりいろいろなことをとりあえずは経験してみて、それを自分がやるかどうかはその後に考える感じですかね。

回復してごはんを食べている姿を見るだけでもうれしい

医師として、特に印象に残っているエピソードを教えてください。

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昨年末、勤務医として迎える最後の大みそかのことです。受け持っていた患者さんの様子を診にいくと、入院中の別の患者さんが腹痛を訴え、診ると明らかに腹膜炎だったんです。すでに状態がとても悪かったので、ご家族に了承を得て緊急手術を始めたら、全身麻酔がかかった瞬間に心臓も呼吸も止まってしまったのです。急いで蘇生し、手術を行えたのですが、術後の回復が思わしくなく、ICUで年を越し、1月4日に再手術をして一生懸命治療しました。その方が開院のことを聞いたそうで、先日電話で声を聞かせてくださったんです。医者冥利に尽きるといいますか、この仕事をしていて本当に良かったと思いましたね。いろいろな方が記憶に残っていますが、一生懸命治療したけれどお亡くなりになってしまった場合、ご家族は笑顔なんです。「本人も先生に出会えて喜んでいると思います」と言われたら本当にうれしいですよね。

そもそも先生が医師をめざされたきっかけは何だったのでしょう?

人の役に立てればどんな職業でもよかったのですが、高校時代の私にとっては一番医師がわかりやすかったんでしょうね。手術ができる医師になりたいという思いがあったので、外科医師はもともと頭にありました。おなかの中にはいろいろな臓器がありますから消化器外科は手術のバリエーションが豊富なんです。やはり臓器の中でも胃、あと消化管がいいですね。そこを切ってつなげるとそこを食べ物が通っていって、病気で食べられなかった人が食べられるようになることが期待できる。ごはんを食べてる姿を見るだけでもうれしいんです。

読者へのメッセージをお願いします。

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患者層は、高齢の方が多いのかなと思っていたら80代の方はまだお一人だけで、10〜30代の若い方が「おなかの調子が悪いから検査したい」という来院が多いです。若い皆さんに胃カメラや大腸内視鏡でつらい思いをさせてしまうと定期的に受けたくなくなってしまうので、そういうことが絶対ないよう、安心していただけるよう気をつけています。定期的に検査をしていれば仮にがんができたとしても1年以内に見つかればたいてい治療ができますので、そういうことを若い方に伝えていきたいと思っています。将来的には調布市内で胃がん・大腸がん・直腸がんで亡くなる方をゼロにしたいと思っています。また健診で気になることがあれば、健診結果を持って気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

自費の場合の内視鏡検査/2万1400円~、ピロリ検査(血液)/6560円 (陽性反応で自費で除菌/2330円、除菌後効果判定検査/5900円)

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