朝日橋ひだまりクリニック

朝日橋ひだまりクリニック

古屋 徳郎先生、田嶋 政之先生

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内科と外科の医師が2人体制で治療を行い、20代から90代まで幅広い世代が訪れる「朝日橋ひだまりクリニック」。白を基調にしたバリアフリーの開放的な院内では、内科・外科・神経内科・消化器内科などを診療し、「一人ひとりの希望に沿った専門的な医療の提供」に力を入れている。日本神経学会神経内科専門医の古屋徳郎先生が専門とするのは、認知症・パーキンソン病・動脈硬化症などの診断・治療。日本外科学会外科専門医である田嶋政之先生は、消化器疾患やがんの早期発見に取り組んでいる。「地域の人の健康を守る拠点のようなクリニックにしたい」と意欲をみせる2人に、開業までの経緯や診療方針、認知症の家族との付き合い方、がんの早期発見などについて話を聞いた。
(取材日2017年9月26日)

内科と外科の医師、2人体制で専門的な医療を提供

―お二人で開院された理由を教えてください。

【古屋先生】全く違う科の2人ですが、長年同じ病院で診療をしているうちに、共通の患者さんを診ることが増えてきました。患者さんを通じてお互いの治療姿勢がわかるようになり「良い先生だな」と。「一人の患者さんの病気・病状は一つとは限らない。内科と外科の医師が一緒に診療をすれば、一人ひとりに適した柔軟な医療が行える」と田嶋先生を誘い、このクリニックをつくりました。
【田嶋先生】これまでは外科の医師として、手術から始まり、その後の治療に関わってきました。そのため、手術ができないクリニックの開業は考えていませんでした。ただ、どこかで違うことをしてみたいという思いもありました。そんな時に古屋先生から開業の誘いがあったんです。ここでは外来で患者さんを診るのが私の役目。環境は大きく変わりましたが、経験を生かした診断ができることが面白く、やりがいを感じています。

―どのような患者さんがいらっしゃいますか?

【古屋先生】僕の患者さんは、近隣にお住まいの70代以上の方が多いですね。前に勤務していた川口工業総合病院から近いので、勤務医時代の患者さんもいらっしゃいます。新患の方の主な症状は、頭痛やめまい、物忘れやしびれなど。脳梗塞を心配して「検査をしてほしい」と来院される方もいらっしゃいます。症状を伺って必要に応じてMRI検査などを行い、結果について「何もなくて良かったですね」とお伝えするとほっとした様子で帰っていかれますよ。
【田嶋先生】40代から50代の腹痛の方が中心です。患者さんは症状があって受診するので、「詳しく調べてほしい」という思いがあります。入院設備はありませんが、CTやMRI、内視鏡などの検査設備を充実させ、診断をしっかりと行うことで患者さんの希望に応えていきたいですね。

―力を入れている治療についてお聞かせください。

【古屋先生】慢性の神経疾患である認知症、神経難病のパーキンソン病、そして脳梗塞や心筋梗塞などさまざまな疾患の原因となる動脈硬化症、この3つの疾患の治療に力を入れています。中でも動脈硬化症は、糖尿病・高コレステロール血症・高血圧などの生活習慣病のコントロールが重要になるので、生活習慣病の診断と治療に取り組んでいます。また、頭痛の鑑別診断にも注力しており、特に片頭痛は適切な治療を受けられていない方も多いのでご相談いただきたいですね。
【田嶋先生】腹痛の患者さんが多いので、その症状を取り除くことですね。腹痛には急性のものと、何ヵ月も前から続いている慢性のものがあり、特に慢性の腹痛では「いろいろな病院にかかったけれど症状が良くならない」「原因がわからない」と困っている方がほとんど。なんとか原因を見つけて、症状を取ってあげたいと思っています。

記事更新日:2017/10/24


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