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40歳を過ぎたら一度検査を
同日検査も可能な胃・大腸内視鏡検査

はら内科クリニック

(守谷市/守谷駅)

最終更新日:2024/07/02

はら内科クリニック 40歳を過ぎたら一度検査を 同日検査も可能な胃・大腸内視鏡検査 はら内科クリニック 40歳を過ぎたら一度検査を 同日検査も可能な胃・大腸内視鏡検査
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近年、ピロリ菌が胃がんの原因になることが周知され、除菌のために胃の内視鏡検査を受ける人は増えてきている一方、大腸内視鏡検査に対する心理的なハードルを感じる人はまだまだ多い。そんな現状を見て「血便症状が出た方や便潜血陽性の方はもちろん、40歳を過ぎた人は一度大腸内視鏡検査を受けてほしい」と「はら内科クリニック」の原健院長は訴える。健診で行われるバリウム検査は胃の粘膜の影絵を見るだけなので、病変の有無を見つけるという点では、内視鏡検査が最適だそうだ。同院では、胃と大腸の内視鏡検査を同日に受けることも可能。内視鏡検査を受ける重要性について、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医として数多くの検査に携わってきた原院長に話を聞きながら、検査の流れをレポートした。

(取材日2024年6月9日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q胃の内視鏡検査とはどのような検査なのでしょうか?
A

先端に高性能カメラを搭載した長い管を挿入して、食道、胃、十二指腸を観察し、病変があれば組織を取って調べることができる検査です。胃の内視鏡検査は胃がんや胃潰瘍などの有無を確認する上でとても有用で、バリウム検査とは異なり、細かい部分まで確認できます。また、胃がんのリスクになるピロリ菌のチェックをしたことがないという方は、症状がなくても一度は内視鏡検査を受けてほしいと思います。近年は、鼻腔から細いカメラを挿入する、嘔吐反射の起きづらい経鼻内視鏡検査が主流になりつつあります。当院では、精細な画質が特徴の細径カメラを使用しています。鎮静剤を使った苦痛に配慮した経口内視鏡検査も可能です。

Q大腸内視鏡検査についても教えてください。
A

大腸内視鏡検査は下剤と洗腸液を使った前処置をしておなかを空にした上で、肛門からカメラを挿入して全大腸を観察します。大腸がんや大腸ポリープなどが発見できる他、最近、増加傾向にある潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が見つかることも。長く曲がった大腸を伸縮させて挿入する際、やや痛みを感じることがあるため鎮静剤を使うことが多いですね。呼びかけに反応していただける深度の鎮静を図ります。また、観察の際に腸管を膨らませるため多量のガスを送気しますが、当院では検査後の膨満感が少ない炭酸ガスを使用し、検査の負担軽減を心がけています。

Qどのような人が内視鏡検査を受けるべきなのですか?
A

胃の内視鏡検査の適応は胃がん、食道がんが疑われる人、胸焼け、胃もたれなどの腹部症状がある方、さらに症状がなくても40歳を過ぎて一度も内視鏡検査を受けたことがない人は、ピロリ菌感染のチェックを含めて検査をお勧めします。また、ピロリ菌がいた場合は、胃の粘膜の萎縮があることは明らかなので、除去後も必ず定期的に検査を受けてください。大腸内視鏡検査に関しては、便潜血陽性の人はもちろん、血便や粘液状の便が出る、便通異常などがあれば、若い年齢でも受けてほしいと思います。最近は、大腸がんや炎症性腸疾患が増えているので、胃の内視鏡検査同様、40歳を過ぎたら何も症状がなくても一度は大腸内視鏡検査を受けてください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査前日までの準備
はら内科クリニック 検査前日までの準備

胃の内視鏡検査の場合、検査前日21時までに食事を済ませる。大腸内視鏡検査の場合、血栓予防のために抗血小板薬や抗凝固薬を飲んでいる場合は、医師の指示に従って決められた時期から服用を中止する。便秘があれば検査前日までに下剤を使い排泄を調整。前日は昼食から検査食を食べ、21時に大腸の動きを活発にするための下剤を服用。腸内を空っぽの状態にする。意識して水分を多めに取ることも大切だ。

2検査当日の準備
はら内科クリニック 検査当日の準備

胃の内視鏡検査の場合は朝食を食べず、常用している薬も飲まずに検査予定時間の15分くらい前に来院する。喉が乾いたり、おなかが空いたりした場合は水または透明なお茶を飲む。大腸内視鏡検査の場合は、自宅で下剤を服用。下剤を飲んでから1時間経過しても便の出が悪い場合は、早めにクリニックに連絡し、来院してから高圧浣腸を行うなどして対処する。同院ではできるだけ飲みやすい下剤を選択して患者負担の軽減に努めている。

3検査の実施
はら内科クリニック 検査の実施

胃の内視鏡の検査時間は約5分。大腸内視鏡の検査時間は10分~15分だが、ポリープが見つかった、腸管癒着があるなどの場合は多少時間が延びることも。胃の経口内視鏡では、希望があれば鎮静剤を用いる。大腸内視鏡はほとんどのケースで鎮静剤を使い、呼びかけに対応できる程度の鎮静状態をめざす。大腸に炭酸ガスを入れて、腸管を広げながら内視鏡を挿入する。同日検査の場合、検査時間はトータルで30分~40分。

4検査後のリカバリー
はら内科クリニック 検査後のリカバリー

検査で鎮静剤を用いた場合、リカバリーのための時間が必要となる。同院では検査後、リカバリー室で30分~1時間休む。転倒などを予防するため拮抗剤も使用している。検査中にポリープが見つかって切除した場合、穿孔のリスクがあるため、検査後に急な出血や激しいおなかの痛みがあればすぐに伝える。

5結果の報告と定期検診
はら内科クリニック 結果の報告と定期検診

リカバリー室で休んだ後、診察室に移動し医師とともにモニターを見ながら結果説明を受ける。その後、看護師から検査後の食事の注意点、ポリープを切除した場合の食事制限や禁酒などの説明を受けて帰宅。胃の内視鏡検査では、ピロリ菌除菌後も胃がんのリスクがなくなるわけではないので、2年に1度の定期検診が勧められる。大腸内視鏡検査は何も問題がなければ5年に1度、ポリープがあった場合は、3年に1度の検査が望ましい。

ドクターからのメッセージ

原 健院長

40歳を過ぎるとがんのリスクが高くなります。胃と大腸の内視鏡検査をまだ一度も受けたことがない人は、ぜひ早めに受けることをお勧めします。健康診断で便潜血が陽性であれば、それをきっかけに大腸内視鏡検査を受けましょう。また、若い人の腹痛や下痢の症状は過敏性腸症候群であることが多いのですが、中には潰瘍性大腸炎が隠れていることも。血便、粘液便がある場合は、大腸内視鏡検査で潰瘍性大腸炎の有無を確認しましょう。胃の内視鏡検査でピロリ菌が確認できた場合は除菌治療を行いますが、除菌後も定期的な内視鏡検査を推奨しています。消化器内視鏡専門医として精密かつ苦痛の少ない検査に努めていますので、お気軽にご相談ください。

原 健院長 はら内科クリニック
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