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田中 博之 院長の独自取材記事

玉川学園駅前ファミリー歯科

(町田市/玉川学園前駅)

最終更新日:2020/04/01

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小田急線玉川学園前駅南口から徒歩1分の「玉川学園駅前ファミリー歯科」。2017年3月1日に開院したばかりのこのクリニックの院長を務めるのは、笑顔が爽やかな田中博之先生。同院の本院にあたる「けやき歯科」で研鑽を積み、このたび新院の院長に抜擢された。真新しい院内にはレンガ模様を配した落ち着いた雰囲気の待合室のほか、子どもが遊べるキッズスペースもある。半個室仕様の診療室は、患者のプライバシーへの配慮と、どんな小さなことでも気兼ねせず安心して相談してほしいという思いから。単に悪いところを治療するだけでなく、総合的治療で患者の人生にプラスになるような治療をしたいと意欲を燃やす田中先生に、これまでの歩みや今後の展望について語ってもらった。
(取材日2017年3月21日)

何でも相談できる、話しやすい歯科医師をめざして

2017年3月1日に開院されたばかりですが、地域の印象はどうですか?

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お子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の患者さんに通っていただいていますが、皆さんクリーニングや日頃のケアに熱心で、デンタルIQが高い方が多いと感じています。患者さんから治療に関するいろいろと質問されることも多いんですよ。ですからこちらとしても患者さんたちに理解してもらえるよう、わかりやすい説明を心がけていますが、もともとデンタルIQの高い方々ですから、説明をしてもすぐ理解してもらえます。まだ開業間もないですが、歯に対して関心や健康意識が高い地域だということをひしひしと感じています。

先生はもともと玉川学園前になじみがおありだったのですか?

神奈川歯科大学を卒業した後、大学病院や横浜・川崎の病院を経て、読売ランド駅前にある当院の本院、けやき歯科へ。けやき歯科の理事長には神奈川歯科大学の学生時に指導していただいたことがあったんです。勤務して6年ほど過ぎた頃、分院を開くことが決まり、そこの院長に抜擢していただきました。玉川学園前を選んだのは、距離的にも本院と連携がとりやすい場所だったから。しかも、この場所は数年前まで別の歯科医院があり、古くからの地元の人たちに「歯医者さんの場所」と認識されているようなんです。いらっしゃる患者さんの層は場所柄学生さんも多いですし、若いファミリー層、ご高齢の方も多いですね。けやき歯科時代からの患者さんでこちらに通ってくださる方もいます。

開院にあたり、どんな歯科医院をつくりたいとお考えでしたか?

「町の歯医者さん」として、小さいお子さんからご高齢の方まで、皆さんがリラックスして通えるようにしたいなと思いました。診察室はなるべく個室に近い半個室にして、患者さんのプライバシーを守れる空間づくりにこだわり設計しました。歯の治療は緊張するものですが、治療で頭がいっぱいのときに、ほかの患者さんと顔を合わせるのはさらにストレスになるのではないかと思いますし、歯についての悩みなども、個室のほうが患者さんは話しやすいのではないでしょうか。小さい空間でコミュニケーションを大切にし、何でも相談していただいて解決していける、そんなクリニックにしたいと思っています。

治療方針を教えてください。

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当院では、歯科用CTや拡大鏡などのツールを使い、患者さんのご自分の歯の状態を知っていただくことが治療のスタートだと思っています。歯の根っこの治療や、親知らずの抜歯の際には、CTで撮影した画像をお見せするのですが、3次元の立体画像なので非常によく理解していただけるんですよ。また、従来のレントゲンでは撮影しづらい症例は必要に応じてCTを撮るようにしていて、これまで見えなかった部分を立体画像で確認しながら治療できるので、治療する側にとっても安全性・効率性が上がり、良いことだと感じています。確実な治療はもとより、少しでも患者さんの負担を減らすことにつながっているのではないでしょうか。

長い人生のために、生活の質を維持する治療をめざす

診療の中で心がけていることはありますか?

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記録をとること。そして患者さんにご自分の歯の状態をよく知っていただくことです。私の専門はかぶせ物や義歯の補綴だったのですが、今は義歯にならないようにするために、予防にどう取り組むかが最重要課題です。当院では口腔内カメラで口の中の状態をお見せします。皆さんびっくりされるんですが、なぜこうなったか、そのままにしておくと今後どうなるかということを、実際に目にすることで理解していただき、その上で今後の治療プランを提案しています。口の中を記録していくと、掃除を続けるとどう変わっていくか、この掃除にどういう意味があるのかが患者さんにもわかるので、それが治療や予防へのモチベーションにもなっていくと考えています。

先生が歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

父が歯科医師だったんです。小さいときから仕事場に出入りをして、父の働く姿を見ているうちに、漠然とですが自分もこんな仕事がしたいなと思うようになりました。私は大分県の小さい町で生まれ育ったのですが、子どものとき、父と外を歩くと町の人たちから必ずといっていいほど「いつもお世話になって」とか「ありがとうございます」と声をかけられていました。それを見て、歯科医師は立派な仕事なんだ、自分もいつか人の役に立つ仕事をしたい、と自然に歯科の道を志すようになりました。

これまで取り扱った中で、記憶に残る症例はありますか?

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大学病院時代、歯周病から義歯を作るという、少々込み入った手術になる方がいました。私は義歯を作る依頼を受け、指示どおりに作ったのですが、なぜか患者さんに満足していただけなかったんです。患者さんは義歯を入れたらどういうふうになるか具体的にイメージできなかったようで、後から「ほかに方法はなかったのか」という疑問も呈されました。説明の仕方が不十分だったかもしれない、他の選択肢もあったかもしれないと、チームみんなで考え議論しました。最終的には治療に満足していただけたのですが、患者さんの生活の質を下げないために、もっと総合的な診療ができないとだめだと痛感しました。その出来事をきっかけに、大学に籍を置きつつ横浜の歯周病専門医院の先生ところに通い、歯周病の基礎から勉強し直たんです。今思えば私の意識を変えてくれた大きな出来事でしたね。その方とはその後もお付き合いが続き、今も応援していただいています。

深刻に考える前に、小さなこともぜひ相談を

休日はどのようにリフレッシュしていますか?

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休診日が水曜・祝日のみですから、現在は診療のペースをつかむことが中心の毎日です。好きな野球も今は観戦だけです。学生時代はバンドでベースを弾いていましたが、それも今はライブを見にでかけるばかりで、演奏のほうはやっていません。ここ最近は家でのんびり映画を見て過ごしています。見るのはアクションものが多くて、それがストレス解消になっているのかもしれませんね。

今後のクリニックの展望についてお聞かせください。

予防を考えて歯のケアに積極的な患者さんが増えているので、けやき歯科でベテランの先生と組んで診療をしていた経験を生かし、最新の医療をどんどん提案していきたいと思っています。患者さんが遠慮せずリラックスして何でも相談できるように、話しやすい雰囲気をつくることも大事ですね。そして患者さんのご要望に耳を傾け、デジタルCT、拡大鏡、さまざまな検査などを通じて、患者さんの歯の記録をとり続け、患者さんにはご自分の歯の状態を知っていただき、今後の治療に役立てていきたいと思います。

読者にメッセージをお願いします。

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最近は歯列矯正をするお子さんが多くなっていますが、お母さんによくよく話を伺うと、指しゃぶりの癖の影響がちょっと出ているだけのこともあります。その癖を治すだけで歯並びは変わってくるので、負担の大きい矯正には至らないこともあります。ただ、早めに気がついてケアすることが一番大切だと考えます。30代以降の方は歯周病に注意が必要で。自覚症状がないため、自分が思っていたより大変な事態になっているケースも少なくありません。当院では個室のカウンセリングルームも用意しています。ずっと自分の歯で長い人生を送るために、たとえ小さいことでも気になることがあれば気軽にご相談ください。

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