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辻 雅仁 副院長の独自取材記事

たつきファミリー歯科

(名古屋市港区/名古屋競馬場前駅)

最終更新日:2020/04/01

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2017年に開院した「たつきファミリー歯科」。住宅地にペパーミントグリーンの建物が明るい存在感を放っている。辻明男院長が1979年に開院した「相互歯科医院」を建て替えたもので、新たに辻雅仁副院長が加わり、面積も広く、木を生かしたアットホームで爽やかなクリニックに生まれ変わった。副院長は大学院で歯内治療学(根管治療)を専門に学び、口内の見えない部分の治療にも熱心に取り組む。小児歯科を専門とする歯科医院で長く勤務した経験があることから、小さな子どもの治療経験も豊富。「地域の皆さんに育てていただき、家族のような信頼関係を築きたい」と穏やかな笑顔を見せる雅仁副院長に、これまでの経験や理念について聞いた。
(取材日2017年2月18日)

開放的で木を生かした温かみのある空間を実現

クリニック名やかわいらしいロゴマークについて教えてください。

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「たつき」とは、「樹木(じゅもく)」の「樹」の訓読みです。僕は山や木が好きで、樹木が日を浴びて栄養をとりながらすくすく成長していくように、このクリニックも地域で患者さんに受け入れていただき勉強させていただきながら育っていきたいと考え、名前を決めました。ロゴマークも木の形で、1本の幹に○が3つ、葉のようについています。これはご家族3世代で通っていただきたいという願いをこめたものです。それと僕は大学で根管治療を専門に勉強していたのですが、マークをひっくり返して見ると歯の根っこの形になるという、非常にマニアックなものになっています(笑)。

院内は木を生かした温かみのある空間ですね。

かつて祖父母が住んでいた築100年ほどになる家を解体することになり、その家の木材を内装に使ってもらいました。クリニックとしては新しくもあり、僕にとっては、小さい頃の思い出を呼び起こすものなんです。待合室の壁の棚部分や受付の後ろの壁に入れてもらいました。外観や内装の色については、僕が好きな緑色をベースに、開業前に長く勤務した新城市の今泉歯科のキーカラーであるオレンジ色を、当院でもアクセントとして入れています。今泉歯科は空間が広く開放的な雰囲気でしたので、僕にはそれが当たり前になっていて、当院でも患者さんの緊張が少しでもほぐれるようにチェアの前面に窓をつくり、各ユニットや通路、トイレもベビーカーや車いすが通れるよう広くしてあります。

診療時に心がけていることは何ですか?

患者さんが自分の家族だったらどうするか、これが自分の歯だったらどうするか、と常に考え、患者さんと協力して治療を行う姿勢を大事にしています。いろいろな検査・診断をして、この治療法はどうでしょうかと提案しても、患者さんの思いとは違う場合もありますよね。その時、こちらに合わせていただくのではなく、お互いが納得して一緒にゴールに向かっていけるようにと考えています。カウンセリングスペースという、落ち着いた空間でお話ができるようにしているのもそのためです。また、治療に関して説明を行う際は、虫歯や歯周病の治し方や予防のアドバイス、入れ歯の作り方とお手入れ方法などの内容をまとめた資料ファイルを手作りして、活用しています。わかりやすい説明も、患者さんと一緒にゴールに向かうために不可欠なものですからね。

患者と歯科医師と「一緒に治療」という姿勢が大事なのですね。

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治療はもちろん誠心誠意頑張りますが、これまでの習慣の改善など、患者さんにも協力いただかないと、虫歯を治したとしてもまた繰り返してしまうかもしれません。それでは患者さんも「歯医者へ通っているのに良くならない」という思いを抱いてしまいます。よく話し合い、信頼関係が築ければ患者さん自身も意識して改善することが重要だと理解していただけるでしょうし、それで口内環境が良くなっていけば、今度はそれを維持するためにまたサポートさせていただきます。そうして長いお付き合いをしていく中で、だんだん家族のようになっていければいいなと思います。疑問や不安に思ったことは何でもおっしゃっていただきたいですね。

子どものタイプに合わせた対応で、誠心誠意治療する

麻酔時の痛みにも配慮されているそうですね。

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はい。チクッという痛みを和らげるために表面麻酔という粘膜の感覚を鈍くする薬を塗ってから麻酔するようにしています。また、圧がかからないようにできるだけゆっくりと薬を注入したり、針も細いものを選んでいます。

先生は大学病院で勤められた後、今泉歯科でどんなことを学ばれたのでしょうか?

大学病院では、「この歯の根っこの治療をしてください」というふうに歯を1本だけ診ることが多かったのですが、町の歯科医院だと口内全体を見ることが重要になります。自然と、お口の中全体、患者さんの年齢、生活習慣など総合的に考えて治療法を提案するようになりました。また今泉歯科の院長は小児歯科が専門でしたので、患者さんには小さな子も多く、パニックになってしまう子や泣いてしまう子、いろいろなタイプの子が来ていました。院長はその子の性格や状況に応じて対応を変えるなど、いろいろな引き出しを持っていたので、よく質問して教えてもらいました。「子どもには絶対嘘をついてはいけない」というルールもあり、今も誠実に接するようにしています。

先生は笑顔がとても優しいので、子どもは怖がらないのでは?

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そうでしょうか(笑)。最初は怖がる子も、だんだん慣れてくるとお母さんにも「すごいね」と褒めてもらって達成感を持ち、治療がスムーズに進むようになりますね。お母さんが連れて来られても、子どもが患者のときは子どもが主役です。ですからお母さんだけでなくお子さんにも説明しますし、嫌がる子こそ信頼を丁寧に構築していこうという思いで接しています。僕は子ども好きですし、自分の子どもは男の子が2人いるのですが、2人の息子の父親になってから、親御さんの気持ちが身をもってわかるようになりました。小さい頃の姿勢や寝方が将来の歯並びに関与してくることもあるので、お子さんのことで気になる方はぜひご相談ください。

患者と、スタッフと、家族のような信頼関係が理想

院長、副院長それぞれ得意とする治療はどんなことですか?

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父は補綴科出身で、かぶせ物や入れ歯が得意で、噛み合わせや歯の形態にもこだわりがあるようです。僕の得意分野は歯の根っこの治療です。歯科用のCTは立体画像で情報量が多く、いろいろな診断に役立ちます。ばい菌が感染している部位でも何とか細かい部分まで消毒をして、抜かずに残せる可能性を探ろうしています。歯が欠損すると、インプラントやブリッジ、入れ歯などの方法がありますが、それでも他の歯に負担がかかるので、残せる可能性があればその治療を提案させていただくこともできます。歯の根の治療はおろそかになると、上にかぶせた後に痛みや腫れが出てきてしまうこともあり、結構地味ながらも大事なところです。治療は気長に時間がかかるのですが、僕の性格に合っているかなと思います(笑)。

院長やスタッフの方についても教えてください。

父は昔から優しく、怒られた記憶はあまりないですね。母もそうなのですが、意見を押しつけられたこともありません。中高生ぐらいから漠然と歯科医師になって父の後を継ぐだろうと思っていましたが、父からそういう話はまったくなく「こちらは1人で十分、それより他で勉強したほうがいい」と言っていました。それでも今回、医院が新しくなり父も喜んでいると思います。院長室の机は2人で使おうと思っていたのですが、父が完全に1人で使っている状態ですね(笑)。スタッフは、「この人たちとファミリーになれるかな?」と考えながら面接し、笑顔のすてきな良いメンバーに出会えたと思っています。

これからどのようなクリニックにしていきたいですか?

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今はインターネットで手軽に情報が手に入りますが、そういう時代だからこそ、人と人のつながりが大事になると思います。中でも一番小さな単位が家族であり、その絆は一番強く、信頼がおけるのではないでしょうか。クリニック名に「ファミリー」とあるように、まずスタッフと結束し、家族のような信頼関係をつくりたいと思います。そして患者さんにとって、ここが家のように居心地の良い、アットホームで身近な存在になれればうれしいです。そして父がしてきたように、地域に密着し、お子さんから年配の方まで3世代で通っていただけるよう口腔内の治療を通して、全身の健康増進に貢献したいと考えています。そして患者さんと一緒に年を重ね、家族のような信頼関係を築けたら理想です。

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